週末は気仙沼に行っていました。
気仙沼と言うか登米市の病院に洗濯物を届けるのが目的です。
本来は、先週中に登米市の病院から少し気仙沼に近い志津川の病院に転院させる手筈になっており、休みを取ったり親類に連絡したりと準備していたのですが、直前になって登米市の病院から母が熱を出したので治療に入るため転院は中止との連絡がありました。
いろいろ準備してきて、恐らく最後の転院になるだろうと張りつめていたのが急に無くなったので先週末は気仙沼には行かず、車のオイル交換をしたり駐車場の更新手続きをしていました。
一週空いただけですが、今年に入ってからほぼ毎週末気仙沼に行っていたので、随分久しぶりという感じです。
特に急ぎでは無いし、数日前には北海道が猛吹雪で遭難者が出たり東北道も通行止め区間が出たので気仙沼は大丈夫と聞いていましたが大事を取って土曜の朝出発します。
朝出発だと事故や渋滞で時間が掛かる事も多いのですが、この日は快調。
天気にも恵まれます。
陽気に誘われてか、東北道ではアルファロメオの4Cに遭遇。
この個体、以前にもSAで遭遇してるかもしれません。
アルファ4Cは写真だとずんぐりむっくりに見えますが実車は低く構えてワイドなのでピッコロモンスターに相応しい姿に見えます。
仙台に近づくとこんなクルマも。
フェラーリ488GTB。
ボンネットのエアスクープ?が特徴的でバックミラーで「他のフェラーリ」とは違うオーラが出ています。
お値段3000万円以上。
そしてこんなクルマも。
覆面クラウン。
なんで断定できるかというと、この手前のSAにパトランプを出して停まっていたのを見ていたからなのですが、独特のオーラで一発で見抜けます。
この日の光線の加減でバックミラーでもフロントグリル内に赤色灯が見えましたし、車内に撮影用のカメラと大袈裟な無線システムも見えました。
セダンなのに車検に通るの?というくらい濃いリアスモークガラスにクラウンなのにグレードのエンブレムが無いなどの特徴を兼ね備えているうえ、追い越す時、品定めするようにゆっくり追い越していくとか挙動も変でした。
後からバカ三台が猛スピードで追い上げて来てたので教えてやろうかと思ったのですが、丁度縄張りの境界かすぐに降りて行ったので検挙には至りませんでした。
福島県警は特に取り締まりを強化してるようなので日中に福島県を走る時は注意です。
80~90km/hでの燃費は24.0km/L。
築館ICで降りたら登米市に向かいます。
病院では個室にも関わらず面会制限が掛けられており本来だと病室に入れないのですが、短時間でお願いしますという事で洗濯物を置くついでに顔を見てきました。
前回もずいぶん痩せたなぁと思いましたが、目に見えて弱って来ているのが分かります。
こうして顔を見られるのもあと数回でしょう。
夕方には気仙沼に到着し、日没まで高圧洗浄機で洗車して夜を迎えます。
翌日曜日。
気仙沼も相変わらず自分が来るときは風が強いですが、その風もすっかり春の陽気です。
東京では19度とか言っています。
この日は伯父の四十九日法要と納骨があって親戚は出払っているので、このまま東京に帰るついでに病院に寄っていきます。
登米市に向かう途中でC7コルベットに遭遇。
こんな田舎でどうやって維持してんだろか。
病院は通常の面会はできませんが、日用品持ち込みならとりあえず病室に入れるので、昨日あと一箱だったボックスティッシュを買って持っていきます。
昨日の看護師は面会は困るんですよ短時間で済ませてくださいねといった感じでしたけど、今日の人は個室を勧めた人だった事もあってどうぞどうぞ、でしたけどそんなに長くは居られないでしょうから点滴の準備をしますという所で帰ってきました。
昨日より少しだけ熱が下がったようですが、この日も何か言おうとしていましたが声にはなりませんでした。
自動車専用道路で東北道に向かいます。
妙に風が強いのが気になりますが、計算上は無給油で東京に戻れそうですので築館で給油せずに高速に乗ります。
仙台大観音。
燃費走行で80km/h巡行ですが予想以上に燃料計の針がどんどん減ります。
車の燃費計を元に燃料の残量を割り出し航続距離を計算します。
何度計算してもギリギリ辿りつける計算なのですが、東京で高速を降りたら目の前のGSに駆け込んだ方が良さそうなくらい余裕がありません。
もし予想より誤差が大きいと最悪高速、それも路肩が少ない首都高でガス欠なんて事態もあり得ますし、燃料タンク形状によってはICのランプの登り勾配で横Gが掛かり続けると燃料供給されなくなってそこでエンストといった可能性もあります。
本当に何度計算し直しても辿りつけるハズなのですが、この先で混雑渋滞が発生しているので、ゴールド免許に傷がついても面白くないので渋滞前のSAに入って給油します。
何より精神的に不安を抱えながら走るのはよろしくありません。
証拠写真は失念しましたが、昨日からの燃費は24.8km/Lで給油量は37L。
恐らくノズルが自動停止した所から継ぎ足してないはずなので、燃料タンクの残量は6L前後あったろうと推測されます。
従ってあと150kmは走れた勘定で、無事出発地の給油GSまでたどり着けた計算でした。
給油後はそのまま燃費走行を続けて純然たる高速燃費を割り出すことにしました。
そこから75km走って首都高外環を降りた時の燃費は27km/L。
いつものGSで4.6L給油しましたがノズル自動停止で3.1Lでしたので計算上の燃費は27.4km/Lでした。
いつものように洗車機に突っ込んで荷物を降ろしたら駐車場に車を戻して終了です。
病気で倒れ、仮設住宅が打ち切られる母の住民票と荷物を置くために購入した気仙沼の家ですが、いろいろ手を入れたり掃除して、どこか他人の家だったものが愛着が出てきました。
東京に居ても仕事してるかゲームやってるか寝てるだけですが気仙沼では病院に行き親戚を回ったり友人宅を訪ねたり買い物したり忙しく、どっちが基盤なのか分からないくらいです。
今回は一泊二日で何もできませんでしたが、母の容態が落ち着いているようならこの前の大雪の時に破損した雨どいを直したりとかいろいろやりたいことが溜まっております。