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韓国軍機が日本領である竹島に領空侵犯して銃撃したぞ、戦争行為だ、制裁だ、と色めき立った方も居たかと思います。

防衛省発表資料を見ますと二陣に分かれていたようです。



奇妙なのはロシア軍機と中国軍機がまるで共同作戦のように同じ飛行経路をたどった事です。

これは中ロ合同演習であったと思われます。

また竹島の領空侵犯にはこれに随伴したと思われるA-50メインステイ空中早期警戒機があたっていました。

韓国、米軍、日本の対応に対する電子的な情報収集が目的であったと思われます。

さて、問題は韓国空軍初と言う警告実弾射撃です。

これが自衛隊哨戒機への射撃照準レーダー照射と同じプロセス、つまり現場が独断で強行したという事になると、韓国軍の軍紀がかなり緩んでおり、日常的に勇ましい行動をしては武勇伝として語り継ぐような体質になっているのではないかと見られます。

これには恐らくロシア軍機も想定外ではなかったかと思われます。

もちろん韓国軍の行動は日本にとって容認できるものではありませんが、既に自衛隊機への攻撃照準事件で信頼関係は崩壊した後なのでこれが大きく日韓関係に影響はしないと思われます。

しかし一度一線を超えてしまった以上、次のアクションは前回よりエスカレートさせる可能性が高まる点、そして文政権による北朝鮮以外全方位威嚇外交により日本、中国、ロシア、あるいは米軍さえも標的にされる可能性があるという事を踏まえると、こういう軍紀の乱れがあるため、もはや盟友でも友軍でもなんでもないただの狂犬とみなして対応すべき段階に入っていると思われます。

竹島は日本の領土ではありますが、戦略的には価値が低い離島です。

しかし韓国にとっては死守すべき反日の象徴となっており独島を守るために鬱陵島の基地を拡充しろ、航空母艦を建造しろ、原子力潜水艦だ、と何かにつけて軍拡の口実にして周辺地域の緊張を高めてきています。

そしてそれ以上に警戒すべきはロシアと中国が手を組んで朝鮮半島の現状を変更しようとしていると手の内を見せて来た思惑について対応すべき段階に入ったと思われます。