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プロテニスプレイヤーで女子世界ランキング２位の大坂なおみ選手が開催中の全仏オープンで試合後の記者会見に出席せず罰金を科せられた事から大阪選手が反発し、これに対し大会主催者側から今後も会見に応じない場合は全仏オープンの失格を含む四大大会への出場停止処分もありうるとされました。

契約なのか大会のしきたりなのか分かりませんが、この記者会見と言うのは参加選手の義務なんだそうで、大阪選手は義務違反として１万５千ドルの罰金を科せられたそうです。

世界ランキング２位の大坂選手にとっては１万５千ドルは自分らにとっての１万５千円くらいの感覚でダメージを受けるほどの金額ではないでしょう。

大坂選手と言えばアメリカで問題になったBLM運動支持を表明し、死亡した黒人の名前をマスクにプリントして試合に臨むなどしていた事から、BLMの元創設者が不動産を買いあさっていた事など都合の悪い質問をされる事を嫌って、罰金で済ませたいとの思惑があったのでしょうが主催者としてはおそらくテレビ放映のスポンサー収益などに絡む問題なので、選手個人が勝手に判断するのを認めるわけにはいかず失格や出場停止処分をちらつかせているのでしょう。

この処分に大坂選手に理解を示す声も多い一方、黒人女性活動家として知られるキャンディス・オーウェンズさんは「いい加減鬱陶しい。人々は自分でドアの取っ手も引かないくせに人生がハードだと文句垂れてるうざったい超特権階級の大金持ちに嫌気がさしてる。テニスを辞めて活動家になれば？」と強い口調で大坂選手を批判しています。

試合に集中するどころかコート外での揉め事に自ら突っ込んでいった大坂選手は今何を思っているのでしょうか。

追記：
記事を投稿した後に大坂選手から今大会棄権の発表がありました。
２０１８年からうつ状態を繰り返していたとの事です。