祝日の金曜から三連休なので気仙沼に行っていました。
普段だと前日の仕事上がりで東京を発つところですが、今回は母が施設に移ってから初の試みという事で当日の早朝に出発します。
母が倒れた一年半前はそんな感じで土曜の早朝に出発していたのですが、それだと本当に気仙沼で病院に行くくらいしかできなかったので前日から行って、当日は朝から気仙沼で動けるようにしていました。
母が入った登米の施設は気仙沼に行く途中にあるため一時間ほど早く付きます。
逆に言うと、気仙沼まで行ってしまうと戻って来る形になるので途中寄る方が時間とガソリンの節約になります。帰りは施設に寄ってから東京に向かっています。
ガソリンや高速料金はともかく、とにかく時間がもったいないので当日に立ち寄る事は前から考えていましたが、今まで家の事だとかあったので土日の一泊二日では余裕がなかったのですが今回三連休という事でこのパターンを試してみます。
ところが、というかやはりというか、朝早くに出たのですが環八の渋滞はともかくとして首都高外環と東北道は既に渋滞中というのがカーナビのVICSや道路情報で分かっていました。
どうも事故で車線規制が出ているようです。
前日に乗りつけるのはコレを回避する目的もあった事を思い出し失敗したなぁと思いました。
連休になると行楽などで普段出かけない人が出かけて交通量が増えるのに加え、不慣れな人がよく事故を起こすので余計渋滞が起きやすい状況です。
早朝なら引っかからないかと高をくくっていましたが、ガッツリ引っかかりました。
東北道浦和の料金所の手前の渋滞は外環道の東北道分岐まで伸びていました。
ここから30キロ先の事故発生ポイントまでほぼ渋滞が繋がっています。
家を出てから三時間、距離にしてまだ60キロ。ようやく渋滞発生ポイントを通過。
いいクルマに乗って勘違いして煽り追突でもしたか?
なんだかなぁ、と気を取り直して走っていくと、また事故で車線規制・・・
こちらは乗用車二台とバイクが一台絡む事故だったようです。
すり抜けバイクと車線変更乗用車が接触してもう一台を巻き込んだとかそんなトコでしょうか。
連休中の行楽目的での外出は法律で禁止してくれないかなぁ。
これで普段より2時間半余計に掛かってしまい、当初の時間の節約という目的はもろくも崩れ去ったのでした。
気仙沼から母の施設がある登米まで山中の道を抜けるリスクが一回減った事を良しとしましょう。
途中、蔵王からのワインディング区間で前が詰まってるのに煽ってきたメルセデスを●50km/hで追っかけ回した事もあって燃費も伸びず20.2km/L(タイヤ補正21.2km/L)
施設にはゆっくり行ってもおやつの時間に着く予定だったのですが、夕食の配膳が始まるタイミングになってしまったので自分が母親に夕食を食べさせてから気仙沼の別宅に向かいました。
翌日、土曜。
午前中に登米の施設に面会に行ってから気仙沼の親戚を回ろうと思ったのですが、この日は朝から避難訓練があって、防災無線やらエリアメールやらで変な時間に起こされてしまい、すっかり調子がくるってしまっいました。
登米行きはキャンセルして部屋の片づけがてらコタツや石油ファンヒーターを引っ張り出して灯油を買いに行き始動確認してから午後から親戚の所に行きました。
普段から母の面倒をみてくれてる「本家」は、丁度買い物に出かけていて母の叔母(厳密には違うらしい)が留守番していました。
なんでも戦時中にまだ幼かった母と同じ家で暮らしていたとかで、他の親戚とは違う思いでウチの母を気遣って高齢にも関わらず車でニ時間近くかけて登米の施設まで何度も足を運んでくれています。
面会時の母の様子は親戚回りや電話で聞かされているので近況も分かっていましたが、家の人が出払っているからか、元気なうちに伝えなきゃけないと思ったのでしょう、この日はこの「本家」の家屋を父親や旦那さんが倒れたり交通事故に遭った時に台風で屋根が飛ばされてしまい、建て替えなきゃいけなくなってしまい、お金のない時代に自分が金を工面して坪数は減らさないようにと漁協の偉いさんや市議会銀にいろいろ手を尽くして再建したという話をしてくれました。
子供の頃、親戚の法事で集まった時に、大人の人がそんな難しい話をしていたなぁとおぼろげに記憶にあったのですが、今聞くとなんとなく全体像が見えて、また違った話のように感じました。
そのうちに家人が買い物から帰って来たので夕食や風呂を勧められたのですが、それでは晩飯をご馳走になって風呂に入って、下手したら一泊するために来た、みたいになりそうだったので、風通しのため別宅の二階の窓を開けたまま来ていたのもあって帰宅しました。
日曜日は東京に帰る日です。
まだ昨日の変な時間に起こされたのが尾を引いていて体調が悪かったので午前中は布団に居て、お昼を食べたら戸締りをして出発します。
ATMに寄ったりして登米の施設に向かっている途中、別宅に忘れ物をした事に気付いて引き返します。
これで一時間は余計に時間が掛かってしまいました。
あたりは日が暮れはじめ、長沼や伊豆沼といったラムサール条約湿地に近いため、渡り鳥が竿になり鍵になりして飛んでいくのが昨晩の満月の名残りの朱鷺色の月に重なり、なんとも幻想的な風景を醸し出します。
愛車と月、施設の駐車場にて。手持ちコンデジなので画質はご勘弁を。
施設に着くとそろそろ夕食が運ばれてくる時間です。
その前に東京に向けて出発し、夜は東京で少しゆっくりするつもりだったのですが、仕方ないのでまた配膳された夕食を母に食べさせてから東京に向かいます。
帰りはトラブルもなく85~90km/h巡行でしたが燃費は21.8kkm/L(タイヤ補正22.9km/L)と芳しくありませんでした。
途中の福島~北関東の山中の気温は3℃や2℃といった表示でしたので、次回はもう冬なようです。
Posted at 2017/11/07 00:35:10 | |
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