
こどもの頃、在日朝鮮の友達(男女とも)が居ました。
ある日、彼らの何人かが引っ越すというので、何処に?
と問うたところ、北朝鮮に行くとのことでした。
在日朝鮮の方その人も、その人と結婚した日本人の母親も
その子供達も帰国したのでした。
その後、連絡も取りませんでしたし、向こうから音信もありません。
彼らのうち、何人かは行きたくないと言って泣いていたのを鮮明に覚えています。
仲の良かった友達もいたので、こども心に嫌なら止められないのかな?と思い、
両親に話したところ、「仕方のないこと」と言われたような記憶もあります。
閑話休題
タイトル画像の件です。
朝鮮半島で有事の際は場合によって北朝鮮の日本人妻の方々は救出されるのかな?
とか、救出された方々のその中に当時に友達はいるのだろうか?とか考えちゃいます。
「紛争国から在外邦人を輸送する米艦艇の防護」とかがであるからです。
日本国籍でないと駄目なのかな????
勿論、「紛争国から在外邦人を輸送する米艦艇の防護」に異議はありません。
でも、なんたら自衛権を解釈で行使できるようにするべきかは私にはわかりません。
法律的には解釈を変えなくても救出可能になっているそうですよね。
北朝鮮に帰国した友達は画像の親たちよりは年配になっていますが、
どんな生活をしているのかなんて想像もつきません。
何故かあのパネルを見ながらの説明に、空々しいものを感じてしまいます。
なんででしょうね…
とか、思っていたら、東京新聞にこんなんあったんですね。
以下、『半田滋編集委員のまるわかり集団的自衛権』からの抜粋
--- ここから
「お母さん、おばあさん、子供たちが乗っている米国の船をいま、私たちは守ることができない」と
どなたかは熱弁を振るったそうですが、
実際に'93年、北朝鮮が核拡散防止条約からの脱退を表明した際、官邸の指示で
防衛庁統合幕僚会議(当時)が邦人輸送計画を作っている。
情勢が緊迫した時点で在韓邦人3万人のうち2万人が自力で国外に避難する想定で、
残る1万人を自衛隊の輸送機やヘリ、輸送艦を総動員してソウル、仁川などの空港や
港湾から4日間で救出する。むろん米軍には頼らない。
さらに昨年、アルジェリアでの日本人人質事件を受け、政府は自衛隊法を改正し、
陸上でも邦人輸送できるようにした。首相の弁はこうした事実を棚上げしている。
--- ここまで
なのだそうです。なんとなくの違和感は明らかな恣意?と疑った瞬間でした。
Posted at 2014/06/30 11:58:32 | |
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