2018年04月17日
デミオ君 <備忘録> エンジンの印象 ( 慣らし期間前半 )
慣れてしまって思い出せなくならない様に、自分向けに記録を m(_ _)m
デミオ君のエンジンは、マツダさんが言うところの スカイアクティブD。
一番目立つ特徴は、圧縮比が 14 程度 ( 14.8 ) しかないということ。
それが、実際に自分の車として走らせてみてどうか?
とりあえず慣らし運転中での印象を備忘録として記録 m(_ _)m
ここまでの走行距離は、約300km。 エンジン回転数は 2000rpm以下しばり。
外気温は、氷点下は未経験だけど、+12℃以上も未経験。
おおよそ +の1桁℃ での走行に終始。
2000rpmまで使えれば、下道での実走行に支障は無い。
ただし、数分間だけの暖気運転での走行開始では、走行開始から10分程度の間は速度から上がらなくて 後方を気にしながらの運転となってしまう。
ゆっくりとした加速でも、タコの針は 1500rpmを超えて2000rpm付近となってしまう。
カタログ上では、1500~2500rpmで最大トルクを発生することになっているが、それはエンジン他が燃焼に適した温度範囲にある状態でのことであって、冷間時でのことではないのが実感される。
計器類を介して診ることができたなら、燃料の噴射タイミングと量、そしてEGR量と過給圧も随分と控えている ( Best時とは異なる ) ことが確認できるであろうと推察される。
特にEGR量は、過給が立ちあがらないのだから経路が限定されることになって苦しいか?
トルク感の印象としては、昔々に友人に運転させてもらったダイハツのCL型 ( turbo ) に近い。
あれは 1L未満の小排気量であったが、圧縮比は21を超えた 当時の普通なエンジンであった。
過給機の有無によらず圧縮比に大差無いというのに、意外に高回転志向なエンジンで、過給が始まるまでは信じられないくらいに非力であった。
近いとは言っても、あれに比べると デミオのエンジンはもう少し余裕は感じられる。
同じ冷間時でのディーゼルであっても、トヨタ 2L-TE ( turbo ) はもう少し余裕があった。
それは 2.4L の排気量と やはり21と普通な圧縮比によるものであったと考えられる。
Non Turboの 日産 RD28 に至っては 元々がturboに依存しないNA故に、冷間時の印象は前記の2機とは別物。
それら以降のエンジンは
低圧縮化の傾向にあり、Turboが前提ではあるが、圧縮比17前後が多数派になったんだっけ?
デミオ君が積んでいるエンジンの低圧縮比 ( 14.8 ) は、やはりきめ細かな制御の上に成り立つものであって、その補正可能範囲から実用性を発揮できる温度範囲はかなり限定されるとみて間違いないであろうと、現時点まででは思える。
12~3月、特に1~2月の厳冬期には、かなり暖気をしてからでなければ まともに走ることができないのかもしれない。 ただ、停車状態で暖気をしても十分な効果が得られるかは、キャロルで過ごした2冬の経験から懸念される。
また、
程度の度合いは低いと思われるが、過度な高温時にも低温時と同様に トルク感の低下が起きるであろうと思われる。
運転手に体感させぬ様に、どのような手段が講じられているのだろうか?
楽しみではるが、果たして北海道の夏と道とで そこまでに至ることがあるのかは疑問 (^_^;
ちなみに、デミオ君はキャロルとは違って、トランスミッションの都合が運転手へ過度に押し付けられはしないであろうことは幸いである (笑
可愛い可愛いキャロルちゃんは、
慣らしの途中で早々にパワー ( 回るエンジン ) を諦めて 燃費重視のエンジンに育ってもらったが、デミオ君ではそうもいかない。
キャロルちゃんは、0km~31,000km超までの生涯平均燃費が 24km/L を超えたのだから、カタログの 33km/L には遠く及ばないものの、実走行車両としては狙った方向にうまく育ってくれた方だと思う ( 自賛 )。
デミオ君は、
少々は燃費サイドを犠牲にしてでも 1500~3000rpm間をトルクで車重を押し出せる様なエンジンに育ってもらわなくては長く乗れない車になってしまう。
随分と賢いトランスミッションが邪魔をしそうだけれども、オートクルーズで走らせた時のデミオ君とエンジンとのやり取りの中に、何となく方向性が示されているようにも感じられる。 デミオ君自身のアクセルワークと 私のアクセルワークは 随分と違っていた。
圧縮比がどうあれ素材は他のエンジンと変わりはないのだから、1,000kmまで慣らしとして走らせた後の、10,000kmまでの間でその先が決まる。
手を抜かずに 丁寧に育てましょ (^_^
それにしても、
ヂーゼルエンジン搭載車を買ったのは初めてのこと。
運転していて伝わってくるものに 「 今までの車達とはどこか異なる 」 との印象はある。
伝わってくるそれが良いものなのか悪いものなのはまだ判断できていないけど、判断のできなさがちょっと面白い。
この面白さも、もしかすると楽しいというものなのかもしれない (^_^
ただ一つの懸念は、
オートクルーズで走らせた時のデミオ君とエンジンとのやり取りが、数回も行われたリコール対策の結果だとするならば、それは私の希望とは異なる方向であろうということ。
2.2L仕様でリリースされた最初のスカイアクティブDは 圧縮比 14.0 だったが、
次にリリースされた 1.5L仕様 では圧縮比が 14.8 となった。
そして、マイナーチェンジ?された 2.2L仕様は圧縮比が 14.0→14.4 に上げられている。
初期型のリリース以降 多発させているリコール・リコール・リコール ・ ・ ・ ・。
決して公式には本音も弱音も吐けない人がいる。
だけどデバイスは嘘をつかない。
とりあえず 500kmを超えたら、少し走らせ方を変えてみましょう。
さていかに (^_^
ブログ一覧 |
悪魔大爆笑 | 日記
Posted at
2018/04/17 06:46:43
今、あなたにおすすめ