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かじはら(父)のブログ一覧

2012年11月08日 イイね!

牽引 小ネタ

牽引 小ネタこの画像はベルギーかそこらの改造車の画像なのですが、このような感じで、運転席の後部にウインチを設置して、真上にフェアリードを置いている例です。

ロールケージをかなり頑丈にしないといけないでしょうが、ロールケージの材料をクロモリ鋼などで作るとか、金かけれるならアルミでガッチリ作るとか、いろいろ考えられるので一つ本気で導入を考えてもいいんじゃないかと思う改造です。


メリットはいくつかあると思いますが、まず1つ目はフロントヘビーの解消になるでしょうね。

特にフロントデフやCVなどが弱い車などは、いかにフロントヘビーを解消するかというのが命題になる場合があるのですが、

そういう車では1つの解決法になる可能性もあります。


フロントデフやCVなどが弱い車の場合、よくフロントを下にした状態で無理やりバックすると「ベキッ!!」と折れてしまう可能性がありますが、この改造なら、割と手軽に真後ろにウインチでアシストしながらバックすることも可能なので、そこらへんの部品を労わる使い方もカンタンでしょう。

僕の車の場合はこういう改造をすると貴重なラゲッジスペースが潰れてしまうのがイヤなのでしませんが、

真後ろにリカバリーしたい場合は、チルなどで後ろにテンションをかけておいて、自走中心で真後ろに脱出させるような使い方をすることが多いですね。

※参考例


ちなみに、重量があるのとかさばるので不人気のTu-16ですが(笑)、約半分の重量のX-13に比べ、かなり頑丈に出来ているのでかなりラフに使えるのは悪くないところですねぇ。

(まだ一度も壊したことないし)

チルは「安全を買う道具」なので、Tu-16も悪い選択じゃないなと思ってます。


先ほどの画像に話を戻しますが、あのフェアリードなら真横に転倒した際の自力リカバリーにも使えますし、また前方にも引ける構造にしているので、1つのウインチでほぼ全方向に使えるというメリットもあります。

デメリットは先ほども言ったようにラゲッジスペースに荷物が載せれなくなる、というものですね。


まぁ、使い方が合う人なら悪い選択じゃないと思いますし、フロントを少しでも軽くしたいと思っている人にも検討の余地のある改造なんじゃないかなと思います。


あと、チルホールの使い方のコツみたいなものですが、私の場合、ワイヤーをいちいち使うたびに通すのは面倒なので、20mワイヤーを挿しっぱなしにしています。

で、使うときは必要量を引き出して使うのですが、

ですので引き出す長さはなるべく短い方が撤収も含めてラクができます。

そこで、これは以前からもよく使っている方法なのですが、なるべく伸縮性のあるトウロープなどを多く間に挟み、ワイヤーを出す長さを短くする工夫をすることが多いです。

これにはもうひとつメリットがあり、ワイヤーが緩んだ状態からなんらかの弾みで「ガン!」と急にテンションがかかるような場合も、チルにかかる負担を伸縮性のあるロープなどが吸収してくれる可能性が多いと思ってます。

ただ、僕としてはいくら伸縮性があってもゴム製のクッションロープは全く信用してないので、自分が引く場合には絶対使用しません。


■結構怖いクッションロープ

ランクルの様な重量車では、クッションロープで勢いよく引っこ抜く使い方というのはあまり主流ではないと(僕は)思っています。

というのも、瞬間的に何トン・十何トンもの荷重をかけるクッションロープでの牽引は想像以上に車やロープそのものに大きな負担をかけてしまうことが多いということと、

あのロープ自体の作りが、布で覆われているので外から見て、ロープが傷んでいるかそうでないかが分かりにくいということがあるからです。

自分が過去にクッションロープを買ったことはありませんが、他人が使っているのを見ていても、かなりの数の「事故」や「不慮の出来事」があるので、アレを使いこなすのは相当難しいだろうなぁと思っています。

ただ、雪中行軍などではよくお世話になってますけどね。

ですが、ハマったときに後ろから引いてもらう場合はクッションロープに頼ったこともありますが、前にハマった車を引く場合は、僕は必ずウインチを使ってます。


■海外の画像で見たクッションロープ(?)の進化系

探しても出てこなかったので口で説明するしかないのですが、以前、ネットサーフィンしてて、金属製のかなりゴツいコイルをテンションロープみたいに使っている人を見たことがあります。

テンションがかかり、コイルが伸びきった状態になったときは、中に仕込んでたワイヤーが伸びきって保護をする、という造りだったと思うのですが、その当時も「へ~、うまいこと考えてんなぁ」と思いました。

こういう仕掛けをかましておけば、一定の力でテンションをかけ続けることができるので、僕がよくやっているテンションを軽く掛けた状態で前後に車を揺すり、車の向きを変えていったり、タイヤの向きを負担を少なくして変えていく操作に使い易そうだからです。

ま、今のところなくてもなんとかなっているので、もし将来的に今の装備で困ることが出てきたらそのような道具を自作してみたいと思ってます。



余談



この動画でやっているように、転倒防止で軽くテンションをかけるような使い方にも先程言ったような道具は効果的かも?と思う。

軽くテンションをかけて自走でリカバリーするときに、伸縮性のないワイヤーしかないと車やアンカーの木に負担がかかるのだが、途中に伸縮性があり、かなりのテンションが自然にかけれる仕組みがあれば、自走で抜けたときにも負担が少ないですからね。

また、「ガン!」と不意に大きな衝撃がかかるようなことが想定される場合、ハンドウインチなどは怖くて使えないが、途中にバッファをかますことが出来たら、壊れる確率は減らせれるかもしれません。

牽引ネタも考え始めると奥が深いので、考えすぎると眠れなくなってしまいますねぇ~。
Posted at 2012/11/08 11:03:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | クロカンテクニック | クルマ
2012年11月08日 イイね!

【ランクル70】 動画に字幕を加えてみました

【ランクル70】 動画に字幕を加えてみました動画は多く残すようにしているのですが、本数が多いのでタイトルや詳細説明を全ての動画にするのはなかなか時間がなくて出来ません。

そこで、とりあえず自分が絡んでいる数本に動画の中に字幕を入れて、解説をしてみたので良ければ動画を見てやってください。

そのときにどんなことを気にしながら走っていたのか、などがわかると思います。

※携帯電話で見ると、字幕が表示されない場合があります。なるべくPCでご覧ください。

※このサイトで見ると文字が小さいのでYouTubeに移動してもらって見た方がしっかり読めると思います



これは一度、紹介したこともある、某廃道での登り。ウインチングで通過しています。



一度、斜面を登らせておいてから、ウインチを送り出ししながら、フロントを流している例です。

廃道などを走っていると、岩や斜面をこのようにかわさないといけないことが多いのですが、非常によく使う技です。

よく、自走で「揺り返し」という技を使って車の向きを少しずつ無理なく変えていく方法を使ってますが、今回はそれの「ウインチング版」です。

ここでは40度程度の大したことない斜面で使ってますが、ウインチワイヤーで転倒を防止させながらフロントをズリ落としていく技は、70度くらいの斜面までなら安全に狙っていけますね。

自走オンリーで70度の斜面でキャンバー走行を安全に狙える車は・・・

四駆ではおそらく存在しないでしょうね(笑)




この動画は同じ場所の下りです。



動画の字幕では、岩場など凸凹がある地形を下る際によく使う、「荷重移動」について書いています。

「荷重移動」というと、ジムニーのポンポンと飛び跳ねていくような走りをする際によく使うのは耳にするのですが、重量級の車でそんな話をしているのはまず僕は聞いたことがありません。

自分のような重量級のランクルの場合は、あそこまで派手にやってしまうと壊してしまうので、「積極的に”揺らす”」ことで起こる荷重移動を利用し、少ないトルクで段差にタイヤを乗せたりするときに非常によく使います。

ちなみにこの技、前後に車を微妙に動かすことになるので、この走り方をトライアルでやっちゃうと、細かい減点を大量に喰らうことに(笑)




案の定、斜面に張り付いてしまったので安全策でウインチングに移行しています。



このポイントで使えるアンカーの木はやたらと細いものばかりでしたので複数アンカーを使っていますが、


これでは、リアのオーバーハングが押し付けられることになるので、滑車を使い、車のボディ全体を横方向にテンションをかける方法に切り替えました。



この時間帯は凄いですね、ものの10分ほどで真っ暗になってます(汗)

ちなみにさらに数分後にはこんな状態。



暗くなると難易度や危険値はいきなり跳ね上がるので、撤退する時間は注意しないといけませんねぇ。



こちらの動画は少し時間がさかのぼり、10月14日にスポランで行なったLCCOの初心者向け講習会での1シーン。





なかなかツッコミどころ満載の動画なので字幕をつけてみました。

まぁ、自走の方は随分と走り込みをさせているので初心者の中ではソコソコの腕を持ってきたと思うのですが、牽引の方はさっぱりですね(笑)

解説は残しておくので、どうやったらこういう場合、最も効率が良いのか?どうやるのが安全性が高く、車にも負担がかかりにくいのか?ということを自分の頭で考えてもらいたいですね。




■走行会のお知らせ♪

次回の走行会は11月23~25日に予定しています。

スポーツランド岡山2泊3日飽きるまでクロカンしようぜ走行会
↑詳しくはコチラをクリック

飽きるまで走り込みをしようと思ってますが、「走りが上手くなりたい」とか「外から評価して欲しい」という方は積極的に絡んでくれるとありがたいです。

さすがにあまり親しくない方に辛辣な評価やアドバイスは出来ませんからね(^^;

今のところ、参加で手を挙げておられる方は、僕ら親子以外では・・

・てっちゃん@Y61さん (元々、うちのJr.と彼が言いだしっぺ)
・クラックマン@J55さん
・ジムニーのスズキ@JA11さん (休みが取れたら)
・仙人降臨さん

・・・こんなところでしょうか。

参加される方は出来るだけコメとかで参加表明をお願いしますね。
Posted at 2012/11/08 01:39:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | クロカンテクニック | クルマ

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「また、いいの入れましたな(^ω^)

何シテル?   06/05 08:56
かじはら(父)です。 1993年頃からランクルでクロカンするようになり、3年ほど休んでましたがまたPZJ70幌でクロカンを再開させました。 息子(♂...
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