毎度!
今回のブログも長いよ~~~心して読んでね♪
・準備編はこちら
入校時に感じた一抹の不安をよそに、緊張感を快感にかえるべく
気持ちを切り替えて技能教習に挑みました。
ちなみに技能講習13時間の内訳は・・・
1段階(8時間)
1~6:乗車
7:シミュレータ
8:乗車(みきわめ)
2段階(5時間)
1~2:乗車
3:シミュレータ
4:特別項目
5:乗車(みきわめ)
となっています。
二種免許持ちなので、学科教習・仮免許試験等がありません。
ん・・・やっぱ路上が少ないのぅ~(汗)
で、教習初日。。。
1時間目(教習1日目)
バスの色々な装備や操作について教えてもらいました。
薄々知ってましたが、IGキーを回してもエンジンは掛かりません。
バスにはバッテリースイッチがあるので、それを先にONしないといけません。
観光バスや路線バス。バスにも色々ありますが
教習バスってのもそのカテゴリーにありまして・・・
「世界のバス」っていう本に詳しく載ってます。
本屋さんもしくはココの教習所に置いてあるので興味ある方は見て下さい。
ココの教習バスは全長11m幅2.4mのタイプが使用されています。
路線バスのちょっとショートタイプって感じでしょうか。
早速、エンジンを掛けて場内教習の開始です。。。
安全確認は5点。
旅客の安全確認という事で、出発前は車内も目視で確認します。
※普通二種も同じですが。。。
この時間はひたすら外周右回りを回ってました。
自分の後ろに前輪があるっていうのは頭で分かっているのですが、
いかんせんハンドルを切るのが早い。。。
後輪がセンターラインに近づきます(汗)
大きい車は後輪の軌跡をよ~く考えてハンドル切らないといけません。
しかもバスって・・・
トルクのオバケです(汗)
発進は2速ギヤから始まるのですが、低速ギヤゆえにすぐさま3速に。。。
クラッチを上げるとアクセルペダルを踏まなくてもドンドン加速します。
場内は狭く且つ低速・・・
クラッチペダルで速度調整するしかありません。
ただ、この方法は後の課題コースを攻略するのに非常に有効です。
早い段階で必ずマスターするように心がけました。
バスのトルクに圧倒された1時間目でした~
2時間目(教習1日目)
大胆にも2時間連続の乗車予約を取ったオイラ。。。
バスの感覚を早く覚えようと自分にムチ打ちます(笑)
この時間から外周の他に坂道や踏み切りと言った
教習所によくある課題コースを走ります。
坂道発進での出来事。。。
普通車にありがちなワイヤーで引っぱった~みたいなブレーキではなく、
エアブレーキなのでドコでリリースされるか検討つかず最初は戸惑いましたが
慣れると巨大なトルクと相まって坂道後退なんて失態は犯さないようになります。
これは路上でも同じでした。
クラッチによる速度調整に慣れてきた2時間目でした~
3時間目(教習2日目)
大型二種の乗車予約ってなかなか取れません。。。
それもそのはず。
教習車(バス)が2台しかありませんから。
仕方ないですね・・・
前時間に引き続き場内の教習です。
今日からS字が新たに登場しました。
大型一種やけん引でも経験済なので、さほど難しいコトは無く
ミラーを良く見てハンドル切れば楽勝なんですが、そこは二種免許。。。
スムーズ且つ滑らかに曲がっていかなくてはなりません。
都度ブレーキやアクセルを踏んでいるようだと、ぎこちなくなります。
試験の項目に反映される訳ではありませんが、理想とする運転技術を
マスターするためには更なる努力が必要です。。。
旅客運搬とは何ぞや?と思い始めた3時間目でした~
4時間目(教習2日目)
そろそろ運転になれる頃です。
基本の動作、安全確認等は怠らず常に身に付けて行動するよう
心がけなくてはいけません。。。
嘘でもいいから毎度やっていると、そのうち勝手に身に付いてしまいます(笑)
この時間は方向転換を行いました。
ちなみに、二種免許持ちは仮免の試験が無いので場内指定場所への停車や
隘路と言った細かな項目は都度指示されるだけで教習中にちょこっと行うだけで
試験はありません。
ただ「出来るもの」という前提で行うので、失敗は許されません。
慎重に行いました。。。
方向転換は、いわゆるバスの車庫入れです。
車庫の路肩と水平になるようにバスを入れ、後部バンパーと車庫の壁(ポール)を
50cm以内になるように付けます。
この50cmがキモで、運転席から11m離れた後部を50cmになるように
後退させなければなりません。。。
オイラの目測でだいたい30cm。誤差平均は10cmくらいでした。
ちなみに試験時に50cmを超えてしまうと減点です。。。
※壁(ポール)にぶつかるのはもってのほかですが(汗)
改めて深視力の重要性を問われた感じがした4時間目でした~
5時間目(教習3日目)
今回は試験課題の一つ、鋭角通過を行いました。
大型二種はクランクコースがありません。多分鋭角がコレに相当するのかと。。。
コースを形にすると「∧」です。
文字通り鋭角なんです。
普通二種の試験でも同じコトしましたが、車種が違うので勝手が違います。
とは言うもの、タイヤが4つには変わらないので昔を思い出してやってみます。
・・・見事ハマリました(泣)
自分の後ろにタイヤがあるだけで
こんなにも違うのかと改めて認識した5時間目でした~
6時間目(教習3日目)
今回は試験課題の一つ、縦列駐車を行いました。
ポイントは3つ。
・縦列に入るポケットと車体は平行にしてから後退操作を行う。
・車体後部は方向変換と同じように50cm以内にする。
・車体は完全にポケットに入れる。
方向変換と同じく、切り返しは可能ですが出来れば1発で決めたいモノです。
しかし、ポケットに入る車体角度がキモで、深すぎると車体左側が路肩に接輪。
浅すぎると車体右側が完全に入りません。
ここで気付いた事。。。
バスは意外とハンドルが切れると言う事。
普通車の車と同じで、ハンドル中立から左右それぞれ3回転半まわります。
目一杯回すと結構切れて曲がりますので、目測を立てる際は注意が必要です。
特に縁石の角(頂点)にタイヤを寄せると言った行為は注視して
ハンドルを切らないとあっと言う間に接輪しちゃいます。。。
言うまでも無いですが、据え切りはやめましょう・・・
減点項目では無いですが、操作技術を疑われます。。。
後退操作しすぎて首が凝った6時間目でした~
7時間目(教習3日目)
この時間はシミュレータです。
夜遅い時間に予約したので教習生はオイラ一人でした。
なのでシミュレータは独り占め(笑)
この機械、どこかで見た事あるな~と思ったら普通二種の取得時講習で行った
大和自動車教習所のシミュレータと同じでした。
製造メーカは三菱プレシジョンさんです。
内容としては普段実車では出来ないような事。。。
例えば・・・
乾燥路面、雨や雪道でのフルブレーキング。
ABSが付いているのと無いのとではどれくらい停止距離がかわるか。
ブレーキ時の減速Gはどれくらい?等々。。。
車の挙動の変化が良く分かった7時間目でした~
8時間目(教習4日目)
今日は場内のみきわめです。
いままでやった課題をクリアーしないと次の2段階に進めません。
指導員さんに言われるまま、次々と課題をこなしていきます。
卒業検定は場内試験も行うので、
2段階に進んでもこの要領は覚えておかなくてはいけません。
ただこなすのではなく、しっかり覚えながら課題をクリアーします。
寒空の中、一人バスの中で大汗かいてハンドルを回した結果・・・
無事みきわめ合格いただきました♪
規定時間で終了したのは奇跡なのか否か。。。
路上に向けて更なる気合が入った8時間目でした~
と、ここで場内教習は終わりです。
さぁ~路上はどうなるのでしょうか!!!
2段階へつづく。。。