
前回、前々回にご紹介しましたCD-ROMドライブの中身を利用したNCマシンで切削テストしてみました。
まずは切削の様子から
チュイーン。。。
いきなりのアルミでのテストでしたがなかなか良い音で切削しています。
出来上がったのがコチラのプレート

プレートが曲がっているのは剥がす時に曲がってしまったのです。
1.2.3.4.5とイロイロな条件でテストしてみました。
上手く出来たのは2番なので2番の条件をメモ
「NCVC」での設定条件
切削送り15mm/min
Z軸送り10mm/min
R点1.0mm
切り込み-0.05mm
切削原点X0Y0Z1
深掘最終切り込み-0.1mm
切り込みステップ-0.05mm
手順全体
方向往復
R点復帰G0早送り
ドリルのモーターはマブチモーターを使う予定でしたがノイズが酷く、またウルサかったので却下。
CDドライブのトレイを出し入れしていたモーターを9Vで動かす事にしました。

これがなかなか静かでトルクあり発熱もそれほど無くノイズは皆無。とっても良いんです。
モーターとドリルを繋げているのは戸棚の中に眠っていた網戸押さえのゴムです。中がちょうど良い中空でモーターにフィットします。
結局今回の工作で追加で購入したのはドリルの刃だけ!
ドリルの刃は直径0.5mm百均ドリルです。
追加で断熱材を筐体の中に押し込みました。少しは静かになるかなー?という甘い考えです。
使用CAD「Jw-cad」
マウスが無いと操作方法が意味不明でしたが、慣れるとまずまず使えます。イラストレーターのデーターをインポートできたらいいなと思います。
使用CAM「NCVC」
Jw-cadと相性が良く、なかなか好評なCAMソフトです。
NCデータを製作するには「原点データ」と「切削データ」が必用であり、デフォルトではJw-cadのレイヤーで「ORIGIN」と名付けたレイヤーが原点レイヤー、「CAM01」等とレイヤー名に「CAM」と言う名前で保存したレイヤーが切削データとして扱われるようです。
実際の工作の第一弾としてワンコのネームプレートを作りました。
Posted at 2013/09/17 22:54:05 | |
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