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８月には万城目学さんの「プリンセストヨトミ」と道尾秀介さんの「龍神の雨」の2冊を読みました。
あらすじと感想？を書きます。

「プリンセストヨトミ」
大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。

歴史好きや大阪に詳しい人は読んでいて面白いんじゃないかと思います。万城目さんの作品をはじめてよみましたが着眼点なんかは面白いと思いましたがすらすらと読める小説ではなかったです。
映画化もされていますが、小説を読んだほうが良いと思いました。
小説から映画化した作品はほとんど残念なものになってしまうんですよね。



「龍神の雨」
添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか？　あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。

道尾さんは安定感ありますね。やはり物語りは暗いんですよね。そして終盤から突然のどんでん返し。まただまされたーと思いました。道尾さんの作品で「カラスの親指」がこんど映画化されるみたいですね。この作品は読んでみた感じでは映像としてでも問題ないなと感じたので面白くなりそうです。



小学生のころは、読書が嫌いだったのでぎりぎりまで読書感想文の宿題が残ってたなー