飛行機ネタ⑧局地戦闘機「雷電」二一型（Ｊ2Ｍ3）米コードネーム（ JACK ）

またまた飛行機ネタです。
ご無礼～。

今回は局地戦闘機「雷電」です。
有名な機体ですね。



雷電は、大日本帝国海軍が開発し、太平洋戦争後半に実戦投入した局地戦闘機／乙戦なんです。機体略号はJ2M1～7。米軍をはじめ連合軍のコードネームは「Jack」。と豆の木。バカチンが～。

局地戦闘機とはですな～、航空母艦で運用される艦上戦闘機とは異なり、陸上基地での運用を前提とした戦闘機のことを指すんじゃよ。また乙戦とは対爆撃機戦闘・迎撃戦闘（インタ－・セプタ－）を行う戦闘機を指す日本海軍独自の呼称なんですね。「雷電」という名称は愛称ではなく制式名称だったんですね。乙戦の場合は「雷」または「電」の字を含むことと定められておったんじゃよ。


雷電さんの太い胴体は、B-29爆撃機に対抗するため排気タービン過給器（タ－ボ・チャ－ジャ－）と中間冷却器（インタ－・ク－ラ－）の搭載に有利と考えられ、少数なんですが生産と改良型開発が決定され、拠点防衛部隊を中心に配備されたんですね。

本土防空専任部隊として編成された第三〇二航空隊（厚木）、第三三二航空隊（岩国、鳴尾）、第三五二航空隊（大村）台湾の台南航空隊(台南)に主として配備され、特に神奈川県厚木飛行場所属の小園安名大佐率いる第三〇二航空隊の乙戦（雷電）隊は、東京京浜地区に来襲するB-29迎撃で最も戦果を挙げました。雷電隊の赤松貞明中尉（当時空曹）は厚木基地でのエ－ス・パイロットで有名ですね。

総生産機数　621機