基本がシッカリ、イイ車です！

前車もそうでしたが、良くも悪くも『素直』ということに尽きます。
家族4人、またはそれ以上の人数で移動することが基本なので、それほどシャカリキに走ることもなく、その範囲内では非常に素直なハンドリングだと思います。
前車が2.0LのFFでしたので、2.5L・AWDになっての違いはしばしば感じますが、当然ながら余裕が出る方向の差なので、運転していてストレスがありません。
クルマのキャラクターからして、タイヤを鳴らして走るような必要もないので、日常の範囲で必要十分な性能だと思います。
ただ、CVT車に乗るのは初めてなもので、このフィーリングには未だになじめないところがあります。
回転が上がってないのにスピードは乗ってくるという、不思議な感じ。巷間よく言われる『ラバーバンドフィーリング』というほどのものは感じませんが、何となくダイレクト感に欠ける気がしないでもないです。
また、前車では電動パワステの接地感のなさに閉口しましたが、CO7では幾分改善されているように感じます。
あと、パドルシフトは慣れてくると意外に便利。購入前は、『シフトを変えたければレバーで操作すればイイじゃん…』と思っていて、現に前車でもシフトレバーの操作に不便は感じてませんでした。
でも、アップダウンの多い山間部などを走っていると、手の移動距離が少ないだけでかなり運転がラクになることを実感します。

妙にフワフワしたところがなく、乗った人は皆『酔いにくい』というような感想を漏らします。
引き締まった…というほどではないですが、クルマの挙動をある程度感じられ、且つ同乗者も不快になりにくい、微妙なバランスが成り立っていると思います。
2.5Lエンジン＋CVTの恩恵によるものもあるかと思いますが、前車に比べて静粛性も向上しているように感じます。

7人乗せて、且つ旅行用の荷物まで…とはいきません。
逆に、4～5人を乗せ、3列目を倒してラゲッジに使うのなら、抜群の積載力を誇ります。
普段使いでは不足を感じることなど全くなく、レジャーに買い物に、活躍しています。

市街地で8km/L台前半というところです。
図体を差し引いても威張れる数値じゃありませんが、ワタシ自身は典型的なサンデードライバーであまり距離を乗らないので、全く気にしていません。