
KEN@13さんのブログで話題となっていた旧車の部品の値上がり。
本当に厄介な事で、且つ避けられない問題でもありますね。
クルマは時に、家族や親友と同じく、相棒とも言える存在に成り得ますが、同時に機械であるという事実もわすれられない点です。単に機械というより、消耗部品の集合体といった方がいい場合もあるくらいだと思います。
なので部品代の高騰は困りものです。
しかし、それよりもっと恐ろしい問題があります。製造廃止、よく言うところの製廃です。
採算の見込みが立たず、販売から長期間が経過し、現存台数が少なくなってくると始まります。
純正オプション部品なんかは車体の販売が終了するとさっさと無くなります。
ホワイトボディーも同様で、新車の取り扱いが無くなると廃番設定されます。
樹脂カラードバンパーも比較的早いです。素地バンパーのみの設定に切り替わります。
その後は基本的に、限定グレード設定部品や、内装・外装関係に広がります。
基本的に、走行機能部品(エンジン・ミッション・アクスル・ブレーキ等)はしばらく大丈夫ですが、一部グレードのみの設定であったり、他車種との互換がきく場合等は順次後対応部番とされ統合が図られていきます。
たとえ各部販・メーカーに在庫が無かったとしても、製廃になっていなければバックオーダーをかけて再生産してもらうことが可能です。
これはメーカー側に、「まだ必要とされる部品です」とアピールするキッカケにもなると思いますので、積極的に利用したいものです。

わたしのシルビアは、Qsクラブセレクション ですので、グレードバッヂが専用設定です。ストックを発注した際、バックオーダーとなり、無事新品を入手できました。
また、シルビアS13型車は1993年に廃止されましたが、兄弟車である180SX・RS13型車は1998年まで存続した、というのも心強い事実です。多くの部品に互換性があるのは周知の事実ですからね。
純正・ノーマルを維持しながらも、日常使用時には純正互換が利き、ロングライフに使える社外部品も活用するなど、ちょっとした工夫も重要になってくるかもしれません。

わたしの場合、パーツレビューにもある通りショックアブソーバーはBILSTEINにしています。倒立式の純正形状であり、オーバーホールにも対応していることが決め手でした。
永井電子のプラグコードも、ロングライフに拘っての選択でした。
基本、取り外した純正部品は保管しています。

同じ趣味を持つ友人たちと情報を共有することも大切な維持法の一つだと思います。
こういったコミュニティーがあって、良かったなと思います。
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シルビア | クルマ
Posted at
2012/06/08 00:29:50