
男前マフラーを付けてもらってから、1週間が経った。
マフラーのみの交換であったが、高速でのインプレッションで書いたように、その良さに目からウロコの出来事であった。
今週は、一般道でのインプレッションに集中してきた。そして、気にしていた「オープン」状態での排気音の変化を本日、確認することができた。
先週末に雪が積もり、スタッドレスタイヤに交換してから、寒い日々が続いていた。今日は、日差しがホカホカしていて、昔読んだ「太陽と北風」の太陽のように、「オープンにしようよ♪」と誘ってきたので、その誘いにのり、オープンで、客先から帰宅した。
客先の信号待ちから右折をし、アクセルを徐々に開けて行く。車体の右後ろから、サイドウィンドウの先端を切っていく風の音に混じって 心地よい乾いたサウンドが 右耳をくすぐってくる。左上からは、太陽がホカホカの光線を降り注いでくる。その面攻撃で、もう、気持ちが良くて良くて・・・思わず、アクセルを踏み込んでいく自分が居た♪ こんな感じ、コペンに乗ってから、初めてかもしれない。
実は、イグニッションをONにしたときの、軽いボロボロって感じの音が心地よく、いつも、「あれっ?」と思っていた。
でも、クローズだと、排気音は、とても、静かでこもり感もなく、高速で強烈に感じた4200rpm以上の鋭い乾いた高音は、一般道では再会できなくて、多少、不満だったのも事実であった。
でも、オープンにすると、もっと、気持ちの良い音に出逢えることを発見して、心が浮き浮きしている♪ 最近減ってきたオープン走行も 増えていくかも??
しかし、心地よい音が、男前マフラーの身上では無い事は、誰しも分かっている。自分のコペンは、純正タービンなので、注文するかどうか、正直迷った。でも、店長とお話をし、そのマフラーの考え方、作り方を教えていただき、将来の強化計画があるなら、今のうちに入れておくのも手だと思ったし・・・それ以上に、もう2度と作らないのではないかと不安になり、最終的には、発注した次第である。限定に弱い世代なので、つい、限定生産とか聞くと・・・(^^)
でも、付けてみて、がっくりする商品が多い昨今ではあるが、これは、間違いなく 三重丸!! 少なくとも当方にとっては。 搭載した状態で、車検パスと言うのも、嬉しい結果であった。
話を戻すと、本来の目的である高回転での効果は、当方の車両状態では分からないので、当方が体験した中低回転域での話しをしてみたい。
男前マフラーでは、従来マフラーの状態で自分で良い方向に持っていったブーコンのセッティングでは、ギクシャクしてしまい、継続的なトルク感が続かず、市街地走行では、今ひとつの印象であった。
でも、店長がセッテイングしてくれたパターンだと、実にスムーズに低回転から高回転につながっていくという目からウロコが落ちる体験をした。自分の経験範囲では、絶対にありえないセッティング方向なのに・・・。 でも、とっても、スムーズに低回転から立ち上がって行く様は、軽とは思えない!
詳しくは書かないが、前の状態では有り得なかったトルクの出方をしているとだけ、書いておく。
恐るべし男前マフラー!もし、Cleverのターボを組み合わせたら、どんな挙動を出してくれるのか、将来が楽しみである。
次に、またまた、オーリンズサスである。最近、落ち着いていたのに、スタッドレスタイヤに交換した途端にやり直しである (T_T)
サマータイヤとホイールのセット時は、最終的に Fr 14/Rr 16 で高速もストレスなく乗っていた。ただ、アンダー気味で操作しにくいので、フロントとリヤの差を減らした方が乗りやすそうである。これは、本日、確認してみたが、確かに こっちのほうが、当方のクセに合っていることを確認できた。
次回、サマータイヤに戻したときに、差を減らそうと思う。前後同値だと、突起乗り越し時の跳ね上げが気になる。絶対値ではなく、前後の差によるものなんだと最近は理解している。2段の差は、当方のコペンでは、跳ね上がりは、気にならないレベルになっている。1段は、どうかな? 結果は、2010年の春まで、お預けである (^^;
さて、スタッドレスとホイールのセットでは、Fr 14/Rr 16は、固すぎてしまう。不思議である。タイヤの縦剛性とホイールの縦剛性と重量の違いだけなのに、サスの減衰に左右されるとは・・・。純正は、そんなこと、考えたことなかったのに・・・。シビアと言うのか、それだけ、オーナーにささやいてくれるサスなのか?
さて、最新状態では、Fr 17/Rr 19になった。実は、Fr 18/ Rr 19 で乗り出したら、こんな柔らかいところの話をしていても、サーキットを攻める方々には、なんら参考にもならないかもしれないが、意外に、このセッテイングが街乗りでは良さそうである。
スタッドレスのトレッドの柔らかさやヨレを気にすることもなく、かえって、そのヨレを利用して コーナリングすると、切り込みすぎて、ちょっとヒヤッとするけど 乗りやすいことを発見した。
一度、嵌まると、なかなか抜け出さないのが、セッティングスパイラルである。
サーキットではなく、一般道を走るだけなのに、悩んで、悩んで、トライアンドエラーをしている自分を第三者的に見て、幸せ~♪ と思う v(^^;
サーキットデビューを凍結して過ごした2009年。オープンカーは、感性で乗るもので、速さではないと思い込ませている自分。 でも、2009年は、あと1週間。
2010年のコペンライフは、どうなるのだろうか? 考えていると楽しい~☆
Posted at 2009/12/25 18:36:15 | |
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