
今日は、季節遅れのギラギラ太陽を除けば、爽やかな秋空と爽やかな風。
12月末に2回目の車検が来るので、ぼちぼち、準備を開始することにした。
両手は、傷だらけになったが、久しぶりにマイコペの裏側を覗いたり触ったり・・・。
スタビブッシュのチェック、ロアアームブッシュのチェックなどなど・・・。
経年劣化は、出てくるもので、ブローバイガスの漏れた跡、右後ろ角のオイルパン合わせ面にある にじみ・・・、そしてブッシュ類の表面の微小クラック。
憧れから取り付けたオーリンズ車高長キットについて話をしたい。 前に勤めていた会社で モータスポーツ部門からの仕事も多少関わっていた時に、その部門のエンジニアから その良さを教えてもらい、いつかはオーリンズをつけたいと思っていた。そのチャンスが、昨年4月にやってきた。
オーリンズには、とても、満足していている。ここぞの走りは、気持ちが良く、思い描いたラインをトレースしていく。とくにリヤ側のダンパーが良い、いつまでも 接地が続き 当方の運転範囲では、破綻することが無い。・・・この至福の時のために取り付けたって思っている♪
でも、オーリンズは、とても奥が深く、ひとつの減衰特性では満足できず、少し変えたら、もっと良くなるのではないかと期待して、特性を締めたり緩めたりして走行確認をし、一喜一憂している毎日(笑)
最近の自分のトレンドは、いかに 低速での路面のうねりから来る突き上げを弱めるかということ。これは、減衰を弱くすることで期待値に近づいていくが、逆に旋回時の気持ち良さ(ステアリングにタイヤの接地面がどこをどんな路面を通っているかをダイレクトに伝えてくる)が失われていく。
弱くゆっくりと操舵を入れてやると、スプリングのタワミによる荷重移動だけでタイヤの接地面の圧着が増えて、何事もないように きちんと回っていく。数年前の軽いパワステ付き高級乗用車のようだ。これはこれで、良いかもしれないが(^^; どうも、マイコペには 合っていないような気がしている。
ちょっと、速く操舵を与えてやると、ダンパーが働くので、とても 気持ちが良い旋回をしていく。
でも、操舵はゆっくりで必要な操舵量を決めて、修正せずに コーナをパスし戻しながら立ち上がって行く・・・を マイトレンドとして目指しているので、そのためには 減衰は、強くするほうが良いのだが・・・。でも、突き上げが強くなって、ミシミシとルーフが上下に激しく揺れて・・・マイコペが可哀そう。
でも、考えると、なんと贅沢な悩みを語っているのでしょうか? まだまだ、無限の前後組み合わせを試行錯誤しながら、良い組み合わせを見つけていく楽しみがある自分。 良い部品というのは、人を楽しく、豊かな感性を育ててくれるのですね♪
話は減衰にもどる。今は、前後17段戻しで、街乗り特性が良くなってきている。だが、ステアリングを握る右手と左手にかかる反力の違いが気になってきている。手放しすると 左に偏向していくことが多い。 タイヤの空気圧もチェックし調整もしたが、解消しない。 そこで、気づいた。ずぼらな性格から・・・減衰特性調整が左右で 大きく狂っているのではないか! そして、確認してみた。
というのは、「全締めからもどすこと」という赤コペ店長のアドアイスを無視し、ずぼら調整をしているので。 たまに全締めチェックをしないと、とんでもなくバラバラになっている場合がある・・・ (^ ^;
調査結果。 案の定・・・バラバラであった。 本人は、4輪とも 17戻しと思っていたのに(爆)
フロント : 左 14 右 17
リヤ : 左 13 右 13
今日は、しっかりと、4輪とも17戻しで調整したので、明日のお客様訪問ルートで 確認をしてみる。
オーリンズは 奥が深くて、悩んでいても楽しい♪ そんな楽しみを いっしょに付き合ってくれるマイコペも 大好きである。 現在、51,600km。 購入して、4年9ヶ月が過ぎた。
まだまだ、行くやろう~♪
Posted at 2009/09/27 16:10:31 | |
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