自販連による2013年販売ランキングでは1月が8位、2月が6位、3月が7位と新車効果を発揮し、上位にランクインしているクラウン。
法人需要も多いこともあって、やっぱり人気モデルだ。
特徴あるフロントマスクは登場直後こそ迷走の感もあったかに見えたが、街中で見かける機会が増えるにつれ、もう見慣れてきた。
ではクラウンは、4気筒エンジンを積んだハイブリッドモデルを買うべきなのだろうか、それともV6を積んだ非ハイブリッドを買うべきなのだろうか。
トヨタ クラウンハイブリッド
ハイブリッド ロイヤルサルーンG(CVT_2.5)
9点
トヨタ クラウンロイヤル
ロイヤルサルーンG(AT_2.5)
5点
当然ハイブリッドモデルのほうが高く、ロイヤルサルーンG同士を比べると、価格差は54万円。ハイブリッドは手厚く減税されるため、実際の支払い額はここまでは開かないはず。燃費の差はハイブリッドが23.2km/L、非ハイブリッドが11.4km/Lとその差2倍超。年間1万km走行するとして、ハイブリッドは431L(ハイオク1L=160円として6万8960円)、非ハイブリッドは877L(同14万320円)を要する。つまり、1年間のガソリン代の差は7万1360円。価格差54万円を回収しようとすると、単純計算では7年あまり必要となる。ちなみに燃料タンク容量とこの燃費数値をかけたカタログ上のワンタンクでの航続距離はハイブリッドが1508km、非ハイブリッドが809.4km。ただし、価格差はハイブリッドシステムの有無のみにとどまらない。ハイブリッドのみシートヒーター、ステアリングヒーターが付き、タイヤも17インチとなるなど、装備に差がつく。その他、ハイブリッドのほうが各種パッケージオプションを装着するための料金が数万円安い。動力性能は、非ハイブリッドの最高出力203psを上回る220psのシステム出力と、トルクの厚さを誇るハイブリッドの圧勝。安さ以外に非ハイブリッドが勝るのは、V6エンジンのフィーリングが直4よりはマシということくらい。ただ、これもこのV6のフィーリングが特筆すべきというわけではないので、絶対にハイブリッドを買ったほうが得。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2013/04/19 11:00:39 |
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