NHDT-W55用後席リモコン作成その1
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最近のナビにはリモコンが付いていないんですね。
基本的に家族3人で車に乗るときには、運転席に自分が乗り2列目に妻と子供が乗ります。
テレビやDVDを見るのは後席になるのですが、後席からボリュームやチャンネルの切替ができないので、運転しながらの操作になってしまいます。
NHDT-W55は富士通テン製ということで、富士通テンのリモコンは使用できるのかと思いましたがどうも無理そうです。
と、ナビのマニュアルを見ているとステアリングスイッチの説明がありました。
シエンタにはステアリングスイッチはありませんが、
他の車種の場合だとステアリングスイッチでソースの切替やボリューム・チャンネルの操作ができるようです。
ちょっとネットで調べてみましたが、一つ前の機種NHDT-W54の情報などが見つかりました。
回路図もあり、抵抗とスイッチだけで作れそうだったので試しに作ってみることにしました。
用意したものは
・300Ω・1kΩ・2.2kΩ・100kΩの抵抗
・汎用3ピンコネクタ
・リード線
・テスター・半田ごて・ペンチなどの工具
あとはスイッチとケース。
スイッチはチャンネル2個、ボリューム2個、ソース切替に1個が必要となります。
スイッチ自体はカー用品や電子部品として売ってますが、それを収めるケースをどうしようか悩んだところ、
いいものがありました。
娘のおもちゃを奪い取って・・・って、かわいそうなので新品をもう一個買って古い方をもらうことにします。
これは380円で買ったものですが、買ったお店には在庫が無くなってしまったそうなので、他のお店で中身は同じ別メーカーのものを購入。(中身同じなのにこっちは1,580円・・・高い!)
買った2日後に買ったお店で働いている妻の友人が他の店舗の在庫を調べてくれて、同じものも手に入りました。
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早速分解してみると、さすが中国製。ものすごい雑な作りです。
基板ってネジで止めてあると思っていましたが、半田ごてでケースの一部を溶かして無理やりくっつけてあります。
基板を取り外すのは無理なので、そのまま作業しました。
ナビ裏20ピンコネクタの6~8ピンからスイッチまで3本の線がつながるようにし、各スイッチを押したときに下記の抵抗となるように配線を行います。
基板上の必要ない配線をカッターで削りカットし、抵抗とリード線をハンダ付けしました。
左上:チャンネルアップ:6-7間 0Ω
左下:チャンネルダウン:6-7間 300Ω
右上:ボリュームアップ:6-7間 1kΩ
右下:ボリュームダウン:6-7間 3.2kΩ
真中:ソース切替:6-8間 0Ω
何も押されていない時は6-7および6-8に100kΩ
車内配線を行う都合上、ナビ~運転席下と運転席下~スイッチまでのケーブルを分け、3ピンの汎用コネクタで接続するようにします。
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ナビ裏の20ピンコネクタに挿すカプラーは汎用品ではありませんので、余った汎用コネクタのメス端子を使い、ナビ側の端子に直接接続できるようにしました。
で、完成。
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取り付けはまた次回に書きます。
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