86純正キャリパーとの死闘

ついに正式に8Beat JP-3クラスにもキャリパー交換OKなレギュレーション変更が行われました。
去年までに
2013年の真夏のエキシビジョン
2014年の真夏の本戦２レース＆エキシビジョン
の計４戦レースを純正キャリパーで戦いました。

世間では純正キャリパーは危険だとかいろいろ言う人もいますが、
危険って何？ってくらいパッド交換とプロミューのダクトキットでレースでも十分な戦闘力があります。
しかし、その代わりに頻繁に交換しないといけないものがあります。
パッドとローターそしてキャリパーwww

え？って感じですよね。
僕は純正ローターを４セット、純正キャリパー３セットをヤフオクで買い漁りました。
上記のように純正ローターや純正キャリパーが危険だと勘違いしている方が、
新車状態でブレーキキットを購入し、
ほとんど新車外しのようなものが数千円でヤフオクに出ているんです。
そんなものを見つけたら買う。買う。買う。
そうやってレースごとに交換することで対応したのです。
おかげで格安で安全に純正キャリパーと純正ローターで長く楽しむことができました。

ローターは使うとこんな感じになってしまいます。



キャリパーも大量に金属磨きが得意なお友達の工場に持ち込んでキュキュと磨いてました。
こんな感じでwww


キャリパーキットを購入すると安いものでも１０万円、高いものなら１００万円ほどかかります。
その費用を定期的に純正パーツ新古品パーツに交換するのに当てるという方法でした。

そしてパッドも頻繁に交換しないと危険でした。
少し粘りすぎてこんなことに！（＾＾；


そこで試したのがD.Speedさんの激安パッドＧ２メタル８６スペシャルでした。
だって、値段が１万円！
以前からD.Speed店長さんが８６レース用に面白いパッド作ったんだよ。
使ってよと言われてたんです。
でも１万円パッドってどうなのよと疑ってました。
しかし使ったら止められない！

そのスペシャルパッドの解説は店長の動画をどうぞ！


しかし、さすがに新古品の流通量も少なくなってきたところでのレギュレーション変更！
助かった！！

去年、8Beat技術責任者さんから、純正キャリパーとローターって持たないから、
反対にコスト上がりませんか？と聞かれて、
上記のような対応を話したらビックリされました。
たしかにまともにやったら莫大な費用がかかっていたでしょう。

今回のレギュレーション変更は、速さを求めた変更ではなく、
参加者のコストダウンと安全に対する意識を高めることが狙いなんだと思います。
ナイスな変更です！

それに対して、僕が出す答えは、コスト最小限での安全確保！
それについては、また後日。