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年末年始の１週間、D.Speed様からGTウィングとカーボントランクをお借りして、
サーキットでテストさせて頂きました。
GTウィングってこんなことが起きるのかという楽しい体験の数々でした。
いろいろデータの解析をしているところですが、
まずはこんな動画を作ってみました。
ウィングの角度調整をして走ってみて、ウィングの動きを撮影しました。

D.Speed GTウィング　86用　TC1000テスト 立て時


D.Speed GTウィング　86用　TC1000テスト 寝かせ時


立てた時の方が抵抗を受けて、歪みが大きく見えます。
そして驚きは剛性感！
D.Speedさんの力作でもある補強版カーボントランクが効いてますね。
ウィングがしっかり固定されていますし、トランクの動きが少ない！！
これはなかなかの一品じゃないですか！
レギュレーションが許されるなら欲しい一品です。

D.Speedさんのカーボントランク紹介動画

ツインリンクもてぎ
ベスト　2:26.194



こういう片手運転な人のマネはしないように！(^^;

前回はオートサロンで聞いてきた各社のジムカーナ／ダートトライアル全日本選手権のPNクラスで実施されるタイヤのラベリング規制について書きました。

その後、続々と各社の動きがありました。

まずはダンロックさん！

【東京オートサロン15】ダンロップ、競技ユーザーの声に応えてDIREZZA ZIIもラベリング表示を検討
http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20150111-10216741-carview/

やっぱり対応するんですね。
どんな方法でしょうか？
一部で囁かれているある週以降の製造でコンパウンドが変更されている説が裏付けられるのでしょうか？
去年もD契約な競技者さんは必死に製造週チェックしながら走ってたんじゃないでしょうか？（笑）



そして同系列のグッドイヤーさんは、S-SPECなるものを発表！
http://www.goodyear.co.jp/press/2015/01/09-2.html

オートサロンで何度もブースには行きましたが、
SHOWTIMEと騒ぎながらお姐さんが踊ってて、周りをカメラが囲んでる感じで、
展示もエコタイヤが中心だったので、こんな発表してたことすら気づきませんでした。
オートサロンも駐車場にはワンボックスとエコカーが大半でしたので、
エコタイヤを押すのも時代の流れなんでしょうか？

って話は置いといて、このS-SPECの記事を見て、
僕は性能アップと言う印象ではなく「ストリート」をやけにアピールしてるなという印象です。
これもラベリング対応の布石か？

ついにJAFから
2015年 全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則
というものが公示されました。
http://www.jaf.or.jp/msports/msinfo/image/kouji_201501.pdf

特に注目は、PNクラスのタイヤのラベリング規制です。

「日本自動車タイヤ協会(JATMA)の定めるJAT MAラべリング規格における転がり抵抗 C 以上、ウェ ットグリップ d 以上であること、または欧州のグレー ディング規格における転がり抵抗 F 以上、ウェットグ リップ E 以上のタイヤであること。」

これについて、金曜のオートサロンでBS、YH、DLの対応を調べてきました。

まずはYHさん！
こちらはAD08Rが全サイズ欧州規格であるE4に対応だそうです。
そして説明員さんはこんなことも。
「○社さんのタイヤは転がり抵抗が基準を満たさないので、下げるしかなくなりますよ！うちのは大丈夫です。」
ん〜、YHさんのタイヤは2014年に買った人は間違いでしたとも取れる発言ですね(^^;;

↓E4のマーク


BSさん！
こちらはRE-71Rが国内規格でドライCとウェットbに対応。
しかし、一部のサイズしか対応できていません。
これはAD08Rの全サイズ対応に対抗してくるのではないかと思うので、今後に期待です。
しかし！RE-71Rって他社も含めて最高のグリップを提供するタイヤなのかという疑問は残りませんか？
規制の中では最強という表現が現状の評価と言えるかと思います。
過度な期待はしない方が(^^;;

GRMN86が使ったと思われるRE-71Rの表面！！
↓溶けてないwww


最後にDLさん。
何も対応してません！
タイヤサイドの刻印を必死に見ましたが欧州規格は明記なし。
国内規格への対応もカタログには明記なし。
タイヤの近くにお姉さんしかいなくて聞けませんでした(^^;;
というか、対応できるタイヤはDZ102なんでしょうか？www
DZ102の一部のサイズは国内規格に対応ですが、
Z2星は国内規格でいうとドライはC以上になるというのは、
事前に聞いてました。
つまり、Z2星よりグリップ下げた新商品を発売するか、Z2星のコンパウンドを下げて、規格を取得するかしかありません。
なんだか巷で話題の最近のコンパウンドが初期と変わったっていうウワサとリンクしますよねwww
ただ、僕はDLさんを応援したいです。
Z2という素晴らしいタイヤのおかげでサーキットの楽しさを知りました。
値段も安く、グリップも抜群で寿命も素晴らしい！！！
素晴らしい商品を世に送り出し、楽しさを提供してくれたDLさんが、なぜか追い込まれつつある状況に違和感すら感じました。

↓いつの新コンパウンド？（≧∇≦）


という感じで、今年の混乱は避けられないとは思いますが、業界内で未来のモータースポーツを守るために何か動いているようです。
僕もこの動きには大賛成です。
支障はいろいろ出るでしょうが、みんなが幸せな形でまとまってくれることを期待したいです。
さてさて、自分が参戦する競技にどんな影響が出るか今後も注目しなくては！！！

と、土日のオートサロンでの説明員さんたちを困らせるような情報を流してしまった僕の今年は大丈夫なんだろうか？（≧∇≦）