
ドイツへ来て3年、やっとマニュアル車の運転にも慣れましたが、まだどうしても”ちゅうちょ”してしまうことがあります・・・
それは、縦列駐車です。実はここドイツでは、縦列駐車のテクは不可欠になります。しかも、後続車がいても気にせず ”ささっ”とスマートに1回で止める必要があります。

ドイツでは、このように道路の両側に、車の出入り口を除いて駐車が可能です。
かなり狭いスペースに(上手く?)駐車している車もあります。

制限のある道路には、必ず標識があります。
この標識は、月から金曜日は9時から19時まで、土曜日は9時から15時まで、2時間駐車が可能という意味です。ただし、何時に止めたかを表示する必要があります。それ以外の時間は制限なく駐車できます。有料でチケット購入が必要なところは、その記載があります。
(たまたま、マセラティのスパイダーが止まっていました。)

これが、時間表示をするもので、ドライバーはみな車に常備しています。

縦列駐車は、免許を取得したときは得意種目でしたが、その後駐車チャンスが少なく、全く忘れてしまいました。なので、YouTubeの”歌って覚える縦列駐車”で何度も復習しました・・・ が、やはり後続車がいると、どうしても止める勇気がありません。
ショッピングセンターなどの、平面駐車場では、ほとんどのドライバーは、このように前向き駐車しています。日本では、ほぼバックで駐車していませんか?後ろはサイドミラーがあるので、隣の車にぶつからないか確認できますが、前は確認できないですよね。勘や慣れで止めるということでしょうか・・・

実は、春にFIATでひとりでショッピングセンターへ出かけた時の嫌な経験があります。立体駐車場で、ここに入れよう!と決め、バックミラーを確認したときは、後ろの車とは、まだかなり距離があったので、ギアを変えバックしました。・・・ガツン!ギアチェンジの間に、彼女は私のすぐ後まで来ていたんですね。バックする前に、ミラーを再度確認しなかった私が悪いのですが・・・(前向き駐車が普通なので)通過した時点で先へ行くと思い、まさかバックしてくると思わなかったそうです。
立体駐車場で先頭になった車は、後続の車が全部駐車するまで、グルグルと走り続け、みんないなくなってから最後に止めないといけない。ってことです。または前向き駐車ですね。 勉強になりました・・・
これは、土日のアウトバーンでよく見かける光景です。ドイツではトラックは、生鮮食品の輸送以外は、土、日曜日の走行が禁止されているので、サービスエリアで月曜日になるまで、数十台のトラックがきれいに並んで待機しています。

土日はトラックが走っていないので、アウトバーンもこのようにとても走りやすいです。
そして、ドイツの歩行者信号”アンペルマン”を紹介します。
ご存知の方もいると思いますが、ベルリン発のアンペルマングッズは日本でも発売されています。この信号は、旧東ドイツで使われていたものですが、この辺でもたまに見かけます。これは、うちの近所の信号です。

ちなみに、こちらがその”アンペルマン”マグカップです。
ドイツでは、信号のない横断歩道に歩行者がいれば、ドライバーは必ず止まり歩行者を優先します。日本では、横断歩道は車優先になっていますよね。こちら側が止まっても対向車が止まらないと意味がありませんが、できるだけ止まるように心がけたいですね。
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2013/08/05 02:25:03