
モデナでの日程も終えて、トスカーナ地方へ向うグループ(休暇がたくさんあるグループ)と、ドイツ方面へ帰るグループに分かれました。
私達は、3日かけてドイツへ帰ることにしました。
下記のコースでモデナからミュンヘンまで660k走りました。

帰る前に、滞在したホテルのオーナーのマセラティのバイクコレクションを拝見。


ここにバイクが展示してあります。

プライベートのコレクションですが、一般にも公開されています。

駐車場入り口の門に、マセラティのトライデントマークがついてました。

駐車場は広々。門があるので安心です。

モデナを出て、ブレッシェロ Brescello(地図B) という街に向かいます。

この辺りは、こういう平面な景色が広がっています。

廃墟のような建物もありました。

ブレッシェロは喜劇映画で有名になった街で、”ドン・カミーロ(1960年~)”という映画だそうです。 ネットで調べましたが、日本では全く知られていません。DVDも、日本語訳の本もありません。 小さい街で、15分あれば観光できます。

右端に、ドンカミーロ司祭の銅像が。

ジェラートのもり方がちょっと変わっています。ひとつめを真ん中に、もうひとつは外側にぐるっと巻き付けるんです。お花みたいでキュートですね。モデナのジェラートもそうでした。本場のジェラートのもり方なのでしょうか。。。?

私達はこの後、高速を使ってドロミテ山塊に向います。他の3台は、直接ドイツへ帰りました。ちなみにイタリアの高速道路の制限速度は130kmです。

山が近づくと、雲が多くなってきました。

この日は、ピンツォロ Pinzolo(地図C)に泊まりました。

この辺りはスキーリゾートです。

部屋からの朝の景色。

ピンツォロを過ぎてトレント方面に。

マドンナ.ディ.カンピリオはイタリア屈指の有名なスキーリゾートだそうです。

この辺りはリンゴ畑だらけです。

ドロミテを象徴するのが、独特の突き出した形と灰色の岩肌。スイスアルプスとは異なる景観です。この色は山並みを構成するドロマイト(苦灰石)の成分によるもので、イタリアでは”青白い山々 モンティ.パッリディ”とも呼ばれているそうです。

ボルザーノ.ボーツェン Bolzano Bosen(地図D)を目指します。

途中でリンゴをひと袋買ってみました。美味しかったです。

ボルツァーノに到着。ちょっと街を歩いてみます。

ここは”イタリア”というより”南チロル地方”色が濃く、建物もカラフル、花も多くて綺麗です。 そしてみなドイツ語も話します。イタリアらしさがなくてちょっと残念。

ボルツァーノを出発。

(A)オーストリア方面へ。Reschenpass を越えて、ドイツ、ガルミッシュ.パルテンキルヒェンへ向います。

夕方になって天気が悪くなってきました。

オーストリアのランデック Landeck
この後真っ暗+雨のなか山を越えドイツへ。日中で天気が良ければドイツの最高峰ツークシュピッツェ(2962m)が見えたのですが。。。
オーストリア国境を越えドイツへ入ると道幅も広くなり、道路の状況も良くなりました。
ドイツの道路はやはり走り易いです。
コッヘルゼーKochelseeのホテルに夜9時30分に到着。

次の日は、いいお天気。このオジサンが誰かは分りません。

コッヘル湖(地図E)

ミュンヘンへ。

知人を訪ねてミュンヘンのマセラティディーラーに寄りました。

中国から陸路で来たマセラティ7台も、ここで点検してから帰って行ったそうです。

ミュンヘンのサッカースタジアム アリアンツ.アレーナ 夜はライトアップされます。
ミュンヘンからフランクフルトまでは、440km。ニュルンベルグ経由で帰りました。
天気も良く快走。渋滞が2箇所ありましたが約3時間30分で着きました。
モデナからは1104kmのドライブとなりました。
”イタリアなんて遠すぎ!” と思っていましたが、途中一泊すればなんてことありませんね。 < 私はほぼ運転しませんでしたが(^^;) >
約2000kmの距離を故障もなく快調に走ってくれたうちのマセラティ、ギティ(愛称)。
家に到着して主人と、感謝の気持ちを伝えました。
100周年イベントに関しては、ちょっと失敗もありましたが、おかげで楽しいイタリアドライブ旅行が出来ました。
また来年が楽しみです。
Posted at 2014/11/11 08:26:02 | |
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