
ほんの数分進んだだけであったが、温泉地に近づくにつれ
路面に雪が残り始めた。
ノーマルタイヤで進むのはこれ以上無理って所に、
丁度目的の宿がロケーションしていた。
今回選択した宿は、
「いずみや」。
客間は5部屋で、混浴の露天風呂1、混浴の内風呂1
という小さな宿であった。
混浴とは言っても、5部屋しかない宿なので、
基本的には使っていないときに早い者勝ち形式で
貸切として使用することができる。
外装も内装も比較的新しい感じがするが、
非常に落ち着いた感じで温かみを感じた。
今回宿泊した部屋は、最上階の4階に位置していた。
窓からは川底が美しく透かし見ることができる渓流と、
そこに隣接する公共の混浴露天風呂を眺めることができた。
しかも、かなり大胆に見渡すことが可能であった。
入浴中の方と目が合い、手を振られるくらいに(笑)。
公共風呂はおじさんたちで一杯であったが、
事もあろうにその中に約2名の女性を発見!。
求めていたものがそこにあったのであるが、
すでに入浴のスペースが見当たらない感じでもあったので、
眺めるだけにとどめた。
ちなみにタオルを巻いたままの入浴も大丈夫そうだったので、
興味のある方は是非。
入浴無料ではあるが、結構無防備であることは覚悟が必要。
一応、脱衣所だけは小さな建物が設置されていたので、
気が利いている方だとは思われる。
早速、宿の露天風呂に足を運ぶ。
宿の方が「半露天」なる不思議な表現を使っていたのであるが、
そこに行ってみてそれが理解できた。
寒さ対策か、覗き見対策か不明であるが(多分前者)、
露天風呂が簡易的なプレハブ小屋で囲われているのだ。
が、上半分は窓を全開にできるし、下半分もそこだけ竹で組まれた
扉を横にずらすことができ、そーすることで
外を流れる川を眺めることができるのであった。
当然、川向こうの公共露天風呂の入浴者とも目が合う。
またしても、おじさんに手を振られる。
いるはずのお姉さんは見えず(涙)。
温泉の温度は高め。
源泉に湧き水だけを加えた、調整無しのお湯が
体の芯まで温めてくれる。
窓の外にはこれまた大きな氷柱がぶら下がっている。
思わず一本取ってしまう。
その後、その氷柱で何をしたかは内緒(笑)。
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Posted at
2006/01/21 19:58:09