
印象に残る風景は、何の前触れも無く私の目の前に広がっていた。
今回も前回に続き、我が愛車A3の出番は無い。
みんカラに有るまじき暴挙??
しかし近いうちに、愛車を伴って再度訪れたてみたいと思わせる動機の対照は、幾つも発見できた。
その辺も含めて、訪問記を続けてみる。
今回の訪問先は、広島県の呉である。
ピンポイントで訪問先を選定。
勘の良い人であればピンと来ていることであろう。
そう、呉とは今まさに旬の「戦艦大和」が建造された場所である。
そして、その生涯の最後を迎える前日に最後に日本から出港した街でもある。
映画を見る前に、どーしてもその地域へ足を踏み入れたい。
入れたいと思うと、もー止まらない(何の話だぁ?)。
ちなみに、その程度の基礎知識だけで、呉を目指す私。
かすかな記憶では私が日本を離れた5年前くらいに、沈没した大和を発見というニュースだかテレビの特番があったように記憶していた。
で、当地にある「大和ミュージアム」には、
引き上げられた大和が有るもんだと勝手に信じてそこに向かってしまうという、
自分がいかにお気楽もいいところな奴であるかも再確認できた。
新幹線で約4時間で広島駅へ。
そこで昼食をとる。
広島といえば、広島焼き。
広島焼きの発祥の店であるという
「みっちゃん」へ向かう。
路面電車の割には近代的な雰囲気の電車に揺られ、目的の店へ。
どー言う訳か、外には白いものがちらついている。
長野、札幌であれば雪もそれほど不思議ではない。
が、ここは広島である。
3週連続で雪に出迎えられた私は、完全に悪天候男の称号を与えられたようだ。
帰国後、連続で行く先々に雨に迎えられてきた男の接待役は、
雪に変わってしまったよーだ。
嫌いぢゃ無いからいいけど。
夢でも見ているかのように頭に積もった雪と共に、
目的の店に到着する。
発祥の地はこんなにも普通の店構えなんだぁ、
と写真を撮る欲求すら感じない入り口を好意的に受け入れつつ中へ。
昼時を少し回っていたのであるが、席の8割はお客で埋まっていた。
食欲をそそる独特の匂いが漂った店内の一角に陣取る。
で、魅力的でジャンキッシュなメニューから、
当然そば入りのスペシャルミックス焼き(うる覚え)を注文。
そばの代わりに「うどん」という、ミラクルなメニューもあったが
ここは王道を進む。
数分後、かなり大き目でこれこそ広島風お好み焼きのだと主張しているかのようなものが
出てきた。
かなりの空腹だったことを差し引いても、今まで食べてきたお好み焼きの中で、
間違いなく上位のプライズを与えられる旨さである。
キャベツやもやしがふんだんに使われた具沢山に加え、
生地にもしつこさが無く歯ざわりも良い。
大抵こーいう食べ物は、食べ始めは美味しく感じられても
どんどんと味に飽きてくるのが世の常である。
が、最後まで美味しく食べることができた。
さすが、発祥の地。
大満足のまま、店を後に。
Posted at 2005/12/26 00:43:06 | |
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