
久々の土日連休である。
気合を入れて遠出を試みる。
本日の目的地は「静岡県」。
目指すものを断片的に上げると、
「富士山」
「ペンギン」
「温泉」
「うなぎ」
となる。
今回は、これらのキーワードにチェックマークがつけられれば満足となる。
朝、今回も雨の中のスタートとなった。
車で走ること自体は大きく区切ると3度目となるのであるが、
見事に3回とも雨にあたっている。
5年前日本にいた頃は、どちらかと言うと晴れ男だったはずなのであるが、
ここ数年の行いの悪さの影響だろうか・・・。
それほど酷い雨ではないので、気にせず車を走らせる。
今回は、東名高速である。
東北自動車道に比べれば、以前に何度も走っているので
大まかなコースはつかんでいたので、走りやすかった。
相変わらずの、加速の良さで無理なく追い越し車線を走りぬけることができる。
そもそも、それほどのスピード狂ではないのだが、
この加速感を感じたいがために、必要以上にアクセルを踏み込んでしまった事はここで白状しておく。
今後は、いろんな意味で注意が必要だ。
5年以上前に訪れた事があるはずの富士川SAは、
改装されたのであろか。
以前あったはずの階段が無くなっていたように思う。
そこから、大きく見えるはずの富士山は
真っ白なもやに覆われて、首筋だけがかすかに見えるだけであった。
とりあえず、「富士山」にチェックマークをつけることができずにその場を立ち去る。
その後も、細かい雨が降り注ぐいやな天気が続いていたが、
第一の目的地に近づくにつれて、晴天とまではいかないが雨は上がってきた。
第一の目的地は、掛川にある「花鳥園」。
基本的にはいろいろな鳥と触れ合いができるのが売りの、一種のテーマパークである。
どうやらそこでは、「ペンギン」が放し飼いにされており、
触り放題だということである。
これはいかずにはいられない。
今まで、いくつかの水族館や動物園で、
ペンギンに触れるたびに飼育係に怒られてきた私としては、
楽園のような場所だ。
「花鳥園」
入場券が必要無い場所にも、
沢山の種類のフクロウを見ることができる。
フクロウも、不思議な生き物だ。
この機械的な首の動きには、
ロボットアニメ好きなイイ大人の心をくすぐるものがある。
よーく見ると、結構かわいい顔した奴もいる。
昼間は眠いらしく、半開きの目のフクロウが多い。
そんなところに親近感が沸いたりする。
入場券(大人¥1100)を購入し、中へ。
入って直ぐの池に、沢山のカモと一緒に
ペンギンが泳いでいるではないですか(興奮)。
手を伸ばせば触れる距離。
直ぐに手で触れる。
思ったよりも滑らかな手触り。
無理やり水の中から引き上げて抱きしめたい衝動に駆られるが、
何事も両者の同意の元が基本である。
相手がその気になるまで待ってみるが、
一向に相手をしてくれる気配が無い。
ここは、ちょっと時間を置くのがいいと判断し、奥へ進む。
まずは、エミューのところへ。
餌を購入し、エミュが飼育されている柵の中へ進入。
即座に、餌に気づいたエミュ数羽に取り囲まれる。
背の高さ的には同じぐらいの生き物なので、
それら3、4羽に囲まれると、結構迫力がある。
くちばしはそれほど鋭くはないので、多少つつかれても痛くは無い。
特に気性は荒くも無く、多少からかっても怒ることは無く
ひたすら餌だけに目が行っているようであった。
写真1
次に、インコやオウムのいる温室内へと入っていく。
ここでも、餌を与えることができる。
その際に、インコが腕や肩に止まってくれるってのが売り。
私もそー言うのが大好きなので、早速挑戦。
最大7羽の鳥が寄ってきてくれた。
自分が心のきれいな人間になって、動物に慕われているという
勘違いをしてしまいそうなくらい、モテモテ状態。
(実際は餌で釣っている)
写真2
鳥好きにはたまらない場所ですね、ここは。
そのほかにも、トキのような鳥に必要くちばしで突かれたり、
フラミンゴに微妙な場所を突かれたりと、
鳥には案外人気者?な自分を再発見できて、ニヤニヤしてしまう。
で、最後にもう一度ペンギンのいる池へ行ってみる。
丁度、池から上がってきた、まだ小さいペンギンが
目の前をよたよたと歩いている。
後ろから近寄ると振り向きもせず、その歩みを止めた。
チャンスとばかりに、ペンギンとツーショットの写真撮影に成功!!
生涯初の快挙(号泣)!
写真3
撮影が終わると、他の客の要望にこたえるそぶりは見せず
自分の住処のある建物の奥へと姿を消してしまう。
自分だけが特別扱いを受けたようで、これまたニヤニヤ。
私の愛が通じた瞬間だったのかもしれない。
その後、外のダンボール箱の中で寝ているペンギンを起こしたところ、
かなりの形相でにらまれたのが、冒頭の写真(笑)。
安眠は妨害しちゃいけないってことです。
例え相手がペンギンでも。
勉強になりました。
大満足のまま、その場を後に。
そこで見かけたチラシを元に、袋井にある日帰り温泉へと足を向ける。
Posted at 2005/10/31 00:53:14 | |
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