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のーこんのブログ一覧

2005年12月29日 イイね!

広島(呉限定)訪問 その4

広島(呉限定)訪問 その4一通りの展示物を見終え、最上階の展望スペースへ。
そこからは、呉が臨む瀬戸内海と大和が生まれた造船ドックを
含めた港が一望できる。
厚い雲の隙を縫って、夕日が海に差し込む風景は、
寒さにやられて両手の感覚を失う程度の代償であれば
喜んで差し出せるほど、美しかった。
機能を求めた結果である人工機械的ないびつさと、
そのもの自体には何の意味も無いが、時間の経過だけが刻まれている自然が作り出した島のいびつな造形。
それらが織り成す光と影と単一な色彩の描写は、
とても写真には写らない、別世界のオブジェにも見えた。

極度の寒さにより、そんな幻想的な世界から現実的な世界へ引き戻される。
更には空腹という、更に現実的な欲求も加わることに。
タクシーに乗り、アーケードのある商店街へ。
そのはずれに、和食が食べられそうなお洒落なたたずまいの店の
重い木でできた引き戸を開ける。
店の名前は「KAKU-UTI」。
その店は、カウンター席が大部分を占める小さなお店。
雰囲気は抜群に好みにヒット。
お酒の種類も豊富で、メニューにない各種銘柄のお酒も
ランダムに用意されているようであった。
出される料理も、量も多く味も良い。
食べたいと思っていたカキも、メニューには無かったが
試しに聞いてみると、有るとの事であった。
それがまた、旨い。
それ以上の言葉が冒涜になるくらい、賞賛の言葉が見つからない。
更には、私以外のお客さんのほとんどが女性ってのも気に入った。
いつもそーなのかは知らないが。
それにしても、呉の女性は綺麗な人が多かった(萌)。
で、良く食べ、良く飲む(笑)。
傍から眺めていた感想である。

外に出てみると、雪国だった(汗)。
雪が降るところまでは理解できても、
それが道路に積もることがあるなんて(驚)。
駐車している車にはちゃんと雪が積もっているし、
車が通った後には、タイヤの痕が綺麗に残っている。
ノーマルタイヤのタクシーはすべて戻されたとの事で、
タクシーがつかまらない事態に。
もう一軒店に入って、タクシーを呼んでもらって何とかホテルに戻ることができた。
タクシーを待つ約1時間の間に口にした、「ホット赤ワイン」は
お酒に疎い私にも美味しいもので、冷えた体を十二分に温めてくれた。
それにしても、雪である。
店の人の話しでは、十数年ぶりのような口ぶりであった。
そんな瞬間に立ち会えた事を喜ぶべきか、
悪天候をもたらしたのは自分であることを本気で心配すべきか(笑)。
そんなことを考えながら、一日は過ぎていった。
Posted at 2005/12/30 00:01:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2005年12月28日 イイね!

広島(呉限定)訪問 その3

広島(呉限定)訪問  その3そんな歓迎を受けながらも、まずは目的の場所である
「大和ミュージアム」へ向かう。
中に入ると、まずは10分の1スケールの戦艦大和の模型が出迎えてくれる。
その大きさでも十分迫力を感じる。
なじみの深い「宇宙戦艦」に比べると当然ながらディテールが細かく、
実際にそれらの部位がすべて駆動している姿は圧巻だったんだろうなぁと、ちょっとだけ鳥肌が立つ。
波動砲の発射位置に「菊の御紋」があったのは、新たな発見であった。
船体の周りを一周し、
上から見下ろせる通路も一周して文字通りなめまわすように観察する。
もちろん、手にもったカメラで全体をフレームに入れられるポイントを探しながらではあったが。
残念ながら、広角レンズを持ち合わせていなかった事もあり、
全体を捉えることはできなかった。
その後は、戦時中の兵器製造拠点としての呉の歴史を、
さまざまな資料と共に紹介する展示コーナー。
正直、重い展示が続く。
そこには「被害者としての日本」の姿が強調されているように感じられた。
それはそれで、本当の姿だと思う。
約5年間暮らしていた国では、
常に「加害者としての日本」という視線を感じて生活し仕事をしてきた私としては、
ちょっと複雑な気持ちでもあった。
これもまた、本当の姿だと思う。
いろいろと考えさせてくれるものが、そこにはあった。

同時に、いろいろな兵器が展示されている。
次々と新機能を搭載した兵器が作られたと、資料では説明されている。
それは、当時に限らず現在も同じだと思う。
新しく出来上がったものは使ってみたい。
そんな、日常的な欲求が、当時の状況を悪化させたという想像は
すべてではないにしろ、理由の一つであるように思う。
大人も子供も持つ、基本的な欲求。
自分を省みても、新しい物への興味や執着が、
いつか自分の身を滅ぼす危うさも感じなくは無い。
Posted at 2005/12/28 01:46:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2005年12月27日 イイね!

広島(呉限定)訪問 その2

広島(呉限定)訪問  その2店を出た後再度広島駅に戻り、JRのローカル線で呉へ向かう。
快速に乗れなかったので、各駅で行くことに。
この電車がまた東京に住む私からは異次元の世界。
これほどゆっくりと流れる時間があったなんて。
途中から単線となる線路の為、すれ違いの時間調整で
かなりの間、人気の無い駅に停車を続ける。
その間、社内の乗客は文句の一言も言わず、
黙ってその止まってしまった時間の中に溶け込んでいる。
私も何も考えずに窓の外を眺めたり、他の乗客を眺めたりする。
時間を電車に委ねるしかない潔い諦めが、
心地よい時間をもたらしてくれる。
厳格なスケジュールに沿って動いていないのんきな旅行って事もあったが、
そんなことを気づかせてくれたことが嬉しい。

海に近づくにつれ、車窓の風景から目が離せなくなる。
最初は海と山と空という、シンプルな組み合わせによる
複雑な風景。
複雑さの要因は、光によって変わる海の色、無秩序な稜線を持った山の形
点在する大小の島々、そして時折雪を降らせる厚い雲とその合間に見えるかろうじて青さを抱えた空。
それらが、電車がトンネルを抜けるたびに別の存在として私の目に訴えかけてくる。
更には呉に近づくにつれ、人工的なクレーンのアームが空に突き出す姿が加わる。
世界最大のクレーンを含め、見るからに人工的なその存在は
違和感無く、自然の中に調和を許されているように感じられる。
ノスタルジックな風味を効かせた近未来SFアニメの1シーンなどという、陳腐な表現が思わず頭に浮かぶ。
「大和ミュージアム」という小さく俗っぽい目的を携えて訪れた私を、鼻であしらうかのような出迎えの瞬間であった。
Posted at 2005/12/27 00:26:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2005年12月26日 イイね!

広島(呉限定)訪問

広島(呉限定)訪問印象に残る風景は、何の前触れも無く私の目の前に広がっていた。


今回も前回に続き、我が愛車A3の出番は無い。
みんカラに有るまじき暴挙??
しかし近いうちに、愛車を伴って再度訪れたてみたいと思わせる動機の対照は、幾つも発見できた。
その辺も含めて、訪問記を続けてみる。

今回の訪問先は、広島県の呉である。
ピンポイントで訪問先を選定。
勘の良い人であればピンと来ていることであろう。
そう、呉とは今まさに旬の「戦艦大和」が建造された場所である。
そして、その生涯の最後を迎える前日に最後に日本から出港した街でもある。
映画を見る前に、どーしてもその地域へ足を踏み入れたい。
入れたいと思うと、もー止まらない(何の話だぁ?)。

ちなみに、その程度の基礎知識だけで、呉を目指す私。
かすかな記憶では私が日本を離れた5年前くらいに、沈没した大和を発見というニュースだかテレビの特番があったように記憶していた。
で、当地にある「大和ミュージアム」には、
引き上げられた大和が有るもんだと勝手に信じてそこに向かってしまうという、
自分がいかにお気楽もいいところな奴であるかも再確認できた。

新幹線で約4時間で広島駅へ。
そこで昼食をとる。
広島といえば、広島焼き。
広島焼きの発祥の店であるという「みっちゃん」へ向かう。
路面電車の割には近代的な雰囲気の電車に揺られ、目的の店へ。
どー言う訳か、外には白いものがちらついている。
長野、札幌であれば雪もそれほど不思議ではない。
が、ここは広島である。
3週連続で雪に出迎えられた私は、完全に悪天候男の称号を与えられたようだ。
帰国後、連続で行く先々に雨に迎えられてきた男の接待役は、
雪に変わってしまったよーだ。
嫌いぢゃ無いからいいけど。

夢でも見ているかのように頭に積もった雪と共に、
目的の店に到着する。
発祥の地はこんなにも普通の店構えなんだぁ、
と写真を撮る欲求すら感じない入り口を好意的に受け入れつつ中へ。
昼時を少し回っていたのであるが、席の8割はお客で埋まっていた。
食欲をそそる独特の匂いが漂った店内の一角に陣取る。
で、魅力的でジャンキッシュなメニューから、
当然そば入りのスペシャルミックス焼き(うる覚え)を注文。
そばの代わりに「うどん」という、ミラクルなメニューもあったが
ここは王道を進む。
数分後、かなり大き目でこれこそ広島風お好み焼きのだと主張しているかのようなものが
出てきた。
かなりの空腹だったことを差し引いても、今まで食べてきたお好み焼きの中で、
間違いなく上位のプライズを与えられる旨さである。
キャベツやもやしがふんだんに使われた具沢山に加え、
生地にもしつこさが無く歯ざわりも良い。
大抵こーいう食べ物は、食べ始めは美味しく感じられても
どんどんと味に飽きてくるのが世の常である。
が、最後まで美味しく食べることができた。
さすが、発祥の地。
大満足のまま、店を後に。
Posted at 2005/12/26 00:43:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | other | 日記
2005年12月25日 イイね!

虹を見たかい?

虹を見たかい?真夜中の首都高は結構気持ちいいですよね。
走行中に写真を撮るのはもう止めます(汗)。
最初で最後の作品。
真夜中のレインボーブリッジです。

そうそう、メリークリスマス!
Posted at 2005/12/25 02:36:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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とにかく楽しい事が大好きです。 本当に、呆れるくらいそれだけです。 色んなところに行きたいです。 それこそ、日本中あらゆるところに。 お声をかけていただ...
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