
その後、電車を乗り継いで西日暮里へ。
そこから、谷中ぎんざへ向かう。
その途中にあった、「富士見坂」というナローな隙間から、
本当に富士山の頂上が見渡せたのには、こっとした感動を覚えた。
途中いろいろな物が凍りついているのを携帯のカメラで撮りながら、谷中ぎんざへ到着。
明らかに時間の流れが、六本木ヒルズとは違う。
目測で8分の1ぐらいだろうか(適当)。
日陰の部分に一度凍りに変わった雪が道路にへばりついており、
不注意な歩行者の足をかっさらっていた。
「八百屋」「魚屋」「金物屋」といった言葉からイメージできる
そのままの店構えの建物が立ち並ぶ。
体の芯まで達するような寒さのせいもあってか、
すごく遠くの見知らぬ国へ来たような気持ちになった。
かろうじて前へ進んでいる程度の歩みを止める事無く、
8分の1の時間を感じながら、谷中ぎんざを通り抜けた。
その後に続くよみせ通りを経由し、
青看板に書かれた「根津」を目指すことに。
この地名も、何度も耳にはしているが、
初めて訪れる場所である。
目的の地を「根津神社」に絞り、とにかく歩く。
ちらほらと白人さんの観光客が目に付くようになる。
境内の石の通路も氷ついていた。
思いの他ビビッドな色使いの趣のある建物であった。
今年初の神社である。
こういうタイミングでも初詣と呼ぶのであろーか?なんていう、
つまらない疑問を感じながら、賽銭を投げ入れお参りを済ませる。
何をお願いしたかは内緒ぉ(できるだけ可愛い声で)。
Posted at 2006/01/28 23:30:22 | |
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