私の地元富山県は、冬の季節風から常に能登半島の庇護を受けている立場で、珍しく晴れた日は能登半島の先端まで見えるのですが、遠いし。。。
ぶっちゃけほぼ行ったことはございませんでした。
房総半島とか伊豆半島とか知多半島夜中こっそり一周とか大隅半島命がけ一周とかしたけど能登半島は記憶にありません。
それで生まれて初めてお正月に家族旅行をするというので、冬の奥能登まで行ってまいりました。
1月1日に大雪が降ったのでさてどうしたものかと思っていましたが2日3日はそんな酷くなくてよかったです。

こんな雪が降ったら輪島までたどり着けませんw
かといってやっぱり途中、高速道路が高いところを通っているので雪道です。
おかげさまで僕の好きなナンバー雪隠しw
途中、初めて見る能登空港によって

飛行機は羽田便1日2便のほか、
日本航空学園という学校が併設されて訓練機が飛んでいる模様。
だがなにも見えませんwww
3時間弱で輪島のお宿「八汐」に到着。

てか、昔のイメージよりぜんぜん近いです。
高速無いときは輪島といえば4時間はかかるイメージでしたよ。
お部屋からの景色。雪の屋根が良く見えてうれしいです。

ついでに日本海沿いを若干ドライブ。

荒れ狂う日本海は初めて。さすが石川県の日本海。
富山湾西部は能登半島の影なので波もそんな高くないです。
えせ日本海側、えせ雪国育ちですwww

ナンバー隠さなくていいから楽w
車は潮まみれで真っ白です。
潮まみれじゃなくても白いけど・・・
2日目朝・・・

あっ、窓からの景色は港だったのね・・・雪で見えなかったw
てな具合の写真。
朝風呂はいって、朝ごはん食べてのんびりしてたらチェックアウト時間の勘違いで急いで退出w
ちなみに父親は支払いを慌てて、フロントに財布を置き忘れ、車のエンジンかけて待ってると仲居さんが母親のケータイ持って走ってきて、僕は、部屋の鍵をお持ち帰りそうになってましたが、いつものどたばたです。
祖母が一番しっかりしています。
さてさて、お宿を出て数百m、おーーーー

波の花だー。初めて見た。
激しい波と激しい風と岩場で波が泡立って、風で舞い上がる現象で、決して洗剤の泡ではありません。
こんな風にまいあがります。
お正月なので朝市はやっていない輪島の朝市通りを車で通り抜けなんだかんだで、千枚田。
夜はライトアップされてきれいだそう。でも寒いのに夜にはいかない。
途中の景色

寒い・・・冬の日本海は強風です。
ここの公衆トイレでトイレを利用してしまった祖母は、便器の中の水が凍っていたとかなんとか・・・
92年間で一番寒いトイレだったそうです。
とうとう能登半島最先端、狼煙灯台ですよー。
最先端って言うとなんかイメージが違うけどやっぱり最先端です。
せっかくなので灯台に登ります。

まじ急坂・・・スキー場の中級コースの平均斜度くらいの急坂です。

やめときゃよかった。
登りきると灯台・・・っ寒いw

東京までは意外と近いですね。

見えない看板はウラジオストク772kmです。これも結構近い?

反対から見れば青空なんですけどw寒風ふきすさんでます。
能登半島最先端からすぐ隣の岬には、秘湯中の秘湯「
らんぷの宿(高級)」があるそうなので
ちょっといってみました。
普通に駐車場から見下ろせます。秘湯感はとくにありません。
ただし、下のハイエースが上に上ってくるときUターンスペースが無いのでスイッチバック(バックと前進を繰り返し九十九折を上ってくる方式)で上の駐車場までくるのが若干の秘湯らしさを感じさせるところです。
上の駐車場には展望台と売店があります。
展望台も金とるのけー。
それと、なんかこんな施設が。

個室展望スペースです。夕焼けの雪を見ながら邪魔されずいちゃいちゃできます。

もちろん有料です。
能登半島の風下側、高波集落を過ぎると急に波が穏やかになりますが、

見にくいけど、サーファーの皆様方です。さむいっす。
蛸島付近には能登鉄道(廃線区間)に鉄道車両(NT100型)が放置されてます。

レールも1km位残っていて、以前は誰か走らせて楽しんでたみたいですw

軍艦島です。軍艦に見えるかな。
途中でお昼ご飯、能登牛丼です。
民宿&和風グリル瀬戸
0768-82-0544
石川県珠洲市上戸町寺社2-81
おいしいです。
レアに焼き上げられた能登牛が薄切りでたくさんのっかってます。
小鉢もおいしかったですよー。
祖母は昨日食べたすきやの方がうまいといっていましたがこっちの方が4倍高いです。
飯田湾です。荒波を避けてお船がぷかり。

あれ?なんかへん。
よく見てみると

おー、これは蜃気楼です。
なんかのびたりひっくり返ったりしてます。
魚津でしか見れないと思ってたけど、ラッキーです。はじめてみました。
そして、能都町の、昔父親がお世話になったという下宿(まだあった)の前を通り
祖母の友達がお嫁に行ったいう、能登天領庄屋中谷家(県文化財、雪に埋もれてた)
の前を通過し、

中谷さんちの前でほぼ日没。

潮風浴びまくりで真っ白なプラドは、後ろは真っ黒です。
そして能登空港あたりから里山街道(高速道路)にのって富山まで2時間弱で帰宅。
はやいなー。
もはや奥能登とか言う言葉はなくなったかな?
Posted at 2015/01/13 21:32:58 | |
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