ブレーキパッドを純正の新品に(スズキ EC22S型 スマイルツイン)
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
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ブレーキパッドは、相変わらず、まだちょっぴり残った状態。
学生時代に染み付いた「まだ使えるじゃん」という貧乏性と、いい年した大人になってからの「いい加減、そろそろ交換したら?」という、毎度の葛藤。
今回は「この薄っぺらいヤツは、今後に備えてスペアとして保管しておこう」で折り合いをつけました。
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下側のボルトだけ抜いて、キャリパーを上に持ち上げるのは毎度のこと。
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内側も似たような状態でした。
そして、内側は、上のほうが減りが進んでます。
なんでだろう?
もしかして、ピストンの動きが悪くなってる?
前回、ピストンを抜いてゴム製シールを新品に交換したの、いつだっけ?
(みんカラをサボっていた時期なので不明)←
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薄っぺらくなったパッドと、新品パッドを並べてみた。
よくわからないんだけど、「パッドが減る」って具体的にどこが減るの?
そんな疑問は、この画像1枚で解決。
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SNS全盛の今となっては、とても有名で初歩的な話かもだけど。
ローター(ブレーキディスク)がベンチレーテッドだとか、スリットが入ってるとか、大口径だ、とか。
キャリパーに色が塗ってあってカッコイイとか、ピストンの数がいくつだとか。
クルマが好きな人達がブレーキに関して熱く語るそれらのどんなことよりももっと大切な、最優先で見るべきポイント。
それは、この金具、通称パッドスプリング。
なんでか、わかる?
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右側(運転席側)のキャリパーを開けて、パッドを取り付ける場所の上下にある金具を取り外したところ。
Beforeです。
Beforeと言っても、片側半分は(撮る前に)汚れをこすり落としちゃったけど。
ブレーキグリスを塗った状態で、パッドが動くから、どうしても汚れがこびり付きます。
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その汚れを(ざっと簡単に)落としたところ。
私は自分のクルマだから、この程度で簡単に済ましちゃったけど。
お客さまからお金をいただいて作業するプロの整備士さん達は、ワイヤーブラシ等々を駆使して、もっと丁寧に、とてもキレイに仕上げる……人もいるみたい。
「少しでも安く」とか、機会あるごとに「ボッタクリでは?」とか、そういう系統の客には(バカらしくて)ここまでやらないだろうけど。
===
あるいは、新品で買って交換しちゃう人もいるみたい。
ツイン用のこの部品番号、モノタロウでも1個500円(左右4個で2千円)ぐらい、Amazonだと1個1200円(左右4個で4800円)ぐらいするけど。
プロの整備士さんの時間工賃を5千円とか6千円と考えれば、金具4つの掃除に1時間もかけるぐらいなら、という判断になるのかな。
あ。
生産完了になる前に買い貯めしておくべき消耗品の1つ、ではあるかも。
1つというか、片側2個ずつ、左右で4個だけど。
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まだ、話が見えてこない人は、それなりの数いるかも。
もうちょっと付き合ってね。
新品パッドの「ここ」に、パッドグリスをちょっと塗ります。
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これは塗りすぎ?
余分なグリスで、金具に大量の汚れがこびり付いちゃう?
それとも、もっと塗ったほうがいい?
あなたのジャッジは、どっち?
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さっきから何を言いたいか、というとですね。
ブレーキペダルの操作に応じて、パッドはこの金具の上を行ったり戻ったりする。
タッチとかフィールとか呼ばれる、ブレーキ操作に関するフィーリングは、ここが滑らかに動くことが大前提。
ここがまっ黒く、汚れがこびり付いた状態で、やれローターだピストンだ、ブレーキホースだと語っても、意味がないわけですよ。
いや、日本の経済を回すという意味はあるかもだけど。
(この人、本当にわかってるのかなぁ?)
(その前にやるべきことがあるのでは?)
タイヤを外した状態で、あるいはホイールの隙間から、チラッとブレーキを見る時に注目すべきは、この金具ですよ。
……と、今回はそんな話を書いてみました。
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閑話休題。
パッドがあそこまで減っていると、ピストンもかなり出ています。
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そして、ピストンが出た分だけ、ブレーキフルードも減っています。
いや、ブレーキフルードは減ってない。
ブレーキフルードの総量は変わらないまま、リザーブタンクの液面は下がっています。
ここまで下がっているから、赤い警告灯が光るわけです。
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でね。
ここで「あ、減ってる」と思って、ブレーキフルードを追加してはいけないのです。
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ピストンを押し戻す専用工具、色々あるけどね。
私のお気に入りは、KTCの型番「ABX105」です。
手でハンドルを握ると、油圧でグイッと押し戻してくれる。
ラクチンです。
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ほら、簡単に戻った。
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そして、ピストンが戻った分だけ、リザーブタンク内の液面が上がりました。
ブレーキフルードを追加しなくても、パッドを新品に交換すれば(ピストンを押し戻せば)液面は上がる。
これ、とても大事。
それを知らずにブレーキフルードを追加しちゃってると、ピストンを戻した時にあふれ出ます。
そして、ブレーキフルードは塗装への攻撃性がとても強いので、狭くてキレイに洗い流しにくいエンジンルームの中で惨事となります。
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ピストンを押し戻したら、パッドの上からキャリパーをかぶせる。
そして、最初に抜いたボルトを規定トルク26Nmで締める。
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窓から見える、内側のパッドの厚さも、この通り。
すげぇ、新品だぁ。
それも、自動車メーカーの純正品だぁ。
(自動車メーカー純正のパッドの新品を買ったの、私の人生で通算何回目だろう?)
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ここまでは、右側(運転席側)前輪のパッド交換でした。
まったく同じ作業を、左側(助手席側)の前輪でも。
そして、ピストンを戻した結果が、この画像。
ね?
ブレーキフルードを補充していたら、完全にあふれていたでしょ?
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スズキ EC22S型 スマイルツイン
2026年5月26日(火)15万3345km時
・ブレーキパッドを新品交換(スズキ純正 55810-76G20)
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