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安藤二七美の"赤ツイン" [スズキ ツイン]

整備手帳

作業日:2024年7月23日

点火プラグ交換@2024夏(スズキ EC22S型 福岡ツイン)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
さっきのサーモスタット交換の続き。↓
===
◆サーモスタット交換@2024夏 (スズキ EC22S型 福岡ツイン)
https://minkara.carview.co.jp/userid/1516299/car/3371455/7906543/note.aspx
(2024年7月23日)
===
エアフィルターケースを取り外したついでに、点火プラグも交換することにしました。
わざわざ「ついでに」とか「この機会に」と言うほどの手間ではないんだけど。
点火プラグ交換のためだけに「わざわざ」もう1回、エアフィルターケースを外すの?
……と考えると、それって多分、その時はものすごくめんどくさく感じちゃうよね、と思ったので。
なので、点火プラグを交換しようと思ってこれを見ている方がおられましたら、エアフィルターケースを取り外す手順は、↑のサーモスタット交換の序盤に載ってます。
===
で。
エアフィルターケースを取り外すと、シリンダーヘッドのてっぺんに、細長い黒いフタの全景が見渡せます。
スズキのパーツリストによると、正式名称「シリンダーヘッド アッパーカバー」となっています。
さすがに、これを失くす人はいないだろうけど。
8mmのボルト4本を外して、どこかに失くしてしまったり、うっかり蹴っ飛ばして排水溝に落としてしまう人はいるのかも。
念のために部品番号も書いておくね。
===
【部品番号】
・11180-80HA0 カバー, シリンダーヘッド, アッパ
・09103-06232 ボルト, 6×16
2
黒いフタ(正式名称シリンダーヘッドアッパーカバー)を取り外すと、3気筒エンジンの点火プラグ3本の上に載っかっている、黒いダイレクトコイル(イグニッションコイル)3つが並んでいます。
昔々は、イグニッションコイルは1つだけで、そこからデスビという分配器で、3気筒エンジンなら3つに分配していた。
その後、技術が進んで、小型化したイグニッションコイルを、それぞれの点火プラグの頭に直接、載っけるようになった。
それで、通称「ダイレクトコイル」と呼ぶことが多いんだけど。
スズキのパーツリストを見ると、小型化されて点火プラグ1本1本の上に直接載っかってるタイプも、正式名称「イグニッションコイル」になってますね。
なので、ツインについて書く時は「イグニッションコイル」で統一することにします。
3
撮らなかったけど、イグニッションコイル3本とも、先端部にオイルの付着は皆無。
古いクルマでお約束の、ゴム製Oリングが経年劣化して漏れてきたオイルでベットベト、という状態になるまでは、まだまだ時間がかかりそうです。
===
で。
モノタロウが全品10%OFFの時に大量に買い置きしておいた、スズキの純正プラグ3本を取り付けます。
NGKの品番だと「DCPR7E」になります。
点火プラグをろくに交換しないまま走り続けてると、イグニッションコイルがお亡くなりになる。
それから、古くなったクルマは、カムポジションセンサー(カム角センサー)がダメになるのもお約束。
あと、リレーだよね。
エンジンがかからなくなった時に、まず最初にチェックするやつ。
その辺は、気になったこの機会に予備で買い置きしておくと、これに助けられる時が来るかも、来ないかも。
===
【部品番号】
・09482-00527 スパークプラグ, KR7AI(DCPR7E)
・33400-76G01 コイルアッシ, イグニッション
・33220-76G30 センサアッシ, カムポジション
・38860-76F01 リレーアッシ
===
ちなみに……
この点火系のリレー「38860-76F01」は、エアコンが壊れた?という時にまっ先にチェックすべきリレーと、まったく同じもの。↓
そういう意味でも、1つか2つ、車内に常備しておいたほうがいいと思います。
スズキの純正品、Amazonとかでも買えるよ。
===
◆エアコンDIY【1】壊れた?→まず最初にここを(スズキ EC22S型 福岡ツイン)
https://minkara.carview.co.jp/userid/1516299/car/3371455/7877597/note.aspx
(2024年7月19日)
4
点火プラグの規定トルクは、スズキの整備マニュアル(サービスマニュアル 整備編 2003.1)によると「13〜22Nm」となってます。
15Nmか20Nmでいいとは思うけど。
何よりも大事なのは、3気筒みんな、3本の点火プラグを同じトルクで締めること。
5
エンジンオイルとオイルエレメントを交換した。
ウォーターポンプとサーモスタットも交換した。
点火プラグも交換した。
これでしばらく、エンジンは大丈夫なはず。
あとは、エアコンの修理ですね。
===
スズキ EC22S型 福岡ツイン
2024年7月23日(火)12万2116km時
・点火プラグ3本交換(DCPR7E)

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