2014年08月31日
埼玉県で7月、全盲の男性が連れていた盲導犬が何者かに刺されてケガをしたそうだ。
弱者に対し酷い仕打ちをする奴は、軽自動車を煽ってくるドライバーと同じだなと感じた。
今、皆が気持ちに余裕がない「不寛容社会」になりつつあるという。
些細なことにも過剰に反応してしまい、結果的に弱者に対してその不満の矛先が向く、なんとも悲しい社会だ。
人は生まれながらにして善の心を持つという「性善説」と、それとは真逆に、悪の心を持った「性悪説」があるが、社会的弱者と呼ばれる人はその両方を理解している。だからその強さも悲しさも全て受け止めてしまうんだと思う。
話は変わるが、バスや電車内で見かける優先席を我が物顔で陣取っている奴らよ、君らもいつかその立場になったときに、己の愚行を知るがいい。
利己の本能に従えば、人は悪に染まってしまう。
これが人間に与えられた「弱さ」だとしたら、人はそれに抗いながら、人の道を歩いて行かなければならない。
今回の事件、単に犬が傷つけられた器物損壊罪といよりも、人はもっと大きな罪を犯してしまったとこを悔いて懺悔すべきだ。
黙っていても、絶対に救われない。
それをしっかり頭に刻み込んでおくがいい。
改心しなけれは、この先悲しい人生しか待っていないはずた。
Posted at 2014/08/31 23:37:31 | |
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TV | 日記
2013年01月28日
新年より放送が始まったTVドラマ「とんび」。
高度経済成長時代を全力で駆け抜けた父と子供の物語だ。
東京オリンピックの頃から始まるドラマの内容は、
当時を生きた人々の哀愁を誘うのだろう。
私の父もその一人で、普段は毎夜9時には就寝するのだが、
このドラマだけは続けて見ているようだ。
時代は少し前だが、ドラマの舞台となっている海岸沿いの風景は、
父が幼少期を過ごした街に似ている。
中学を卒業後住み込みでモータース屋(二輪車販売店)に就職し、
あの時代をリアルに生きてきたのだ。
裕福な家庭の子供は親にバイクを買ってもらい、乗り回すが、
一度トラブルに見舞われると、モータース屋にやってきて、
修理を依頼する。
その時ばかりは立場が逆転し、技術を身につけた父が優位に立つ。
密かにそんな優越感に浸りながら、日々を過ごしていたらしい。
当時は、エンジンを分解し、再度組み上げられれば一人前、
それが与えられた最大の課題だったそうだ。
その後何度か転職をし、60歳で定年退職を迎えるまで、
仕事一筋の人生を送ってきた。
そんな父は云う。
当時は皆が貧しかったが、そんなことは気にせずに、
寝る間も惜しんでただひたすら働いた。
働けばそれだけ、目に見えて暮らしぶりが好転する、
そんな社会のシステムだった、と。
劇中の車両が時代にそぐわないと、車好きには気になるところだが、
背景である40年以上前の車両は、現存するものも少ないだろうし、
オート三輪も、ボンネットバスも、見たことも乗ったこともある。
そのあたりは大目に見るとして、今後のドラマ展開に期待したい。
*ドラマに登場する車両に関して、ネット上での情報によると、
ある「事件」がもとで大手自動車メーカーが番組スポンサーを
降板したことが理由らしい。
事の真偽は不明であるが、メーカーの協力無しにあの時代の車を
揃えるのは、相当辛いだろう。
Posted at 2013/01/28 20:27:40 | |
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TV | 音楽/映画/テレビ
2012年10月26日
月9といえば、言わずと知れたTVドラマの黄金枠で、今までたくさんのスターを輩出し、
ストーリはその時世を映す鏡の様な存在だった。
その黄金枠に木村拓哉が帰ってくると聞いて、久々に腰を据えて見ることにした。
キムタクが主演だからといって、ドラマの内容が面白くなることはないし、
この時世、大きく視聴率が上がるとも限らないが、話題性は十分だ。
初回視聴率はイマイチで、評判も様々だが、30代最後の彼の演技に期待しよう。
ドラマの展開はこれからのお楽しみだ。こちらも大いに期待をしたい。
ちなみに私の中ではキムタクといえば「LongVacation」。共演は山口智子。
久保田利伸 with Naomi Campbellの「LA・LA・LA LOVESONG」が頭から離れない。
今回の主題歌The Rolling Stonesの「Jumpin'Jack Flash(1968)」もカッコイイ。
キースのギターがキレキレのシンプルなロックで、そのチープさこそ、あの時代のサウンドだ。
よく比較対象とされるTHE BEATLESの初期の作品も、非常にシンプルな作りの曲が多い。
ところで、このドラマ、主人公キムタクの役名が金田一二三男(キンダイチ フミオ)。
別枠の香取慎吾主演「モンスターズ」に金田一(カネダ ハジメ)という人物(遠藤憲一)が登場する。
偶然だろうか?
Posted at 2012/10/26 00:24:31 | |
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TV | 日記
2012年10月20日
TVドラマ、「相棒」はseason11に突入し、主役の相棒も3人目となったそう。
水谷豊扮する杉下右京は冷静沈着で、淡々と推理し、狡猾な犯人を巧みな話術や
時に大胆なハッタリで追い詰めていく。そのプロセスにはまるファンが多いらしい。
これだけ続いたドラマなので、設定や登場人物はあらかた知っているし、
何度かチラ見をしたことはあるのだが、恥ずかしながら、再放送を含め、
今までにたった一話もじっくりと視聴したことが無かった。
なぜだろう?と、ふと考えた。
私の世代で水谷豊といえば、熱血教師やおどけた刑事というキャラ設定が刷り込まれている。
自分の中でのイメージとのギャップが大きすぎて、受け入れ難かったのかも知れない。
ところがあることが気掛かりで、season11の第2話を最初から見た。相棒「初」体験である。
私が気になったのは、右京の愛車だ。
これだけ続いたドラマにも「初」はある。右京が車のハンドルを握るのはこのseason11が「初」らしい。
予告編にもそのシーンが折り込まれていて、ファンの間ではちょっとした話題になっていたそうだ。
今回は黒の日産FIGARO。内装はオフホワイトのキャンバストップ仕様で、国産車ながらどことなく
英国風で、ドラマのキャラとマッチしている。
車輌協力がとりつけないのか、最近は自動車のオーナメントが不自然に隠されていたりする。
どこの業界も世知辛い。
自身も車好きだという水谷豊は、過去のドラマではSUBARU360、MINI、Vanden Plas Princessと、
鷹揚ではないが、名だたる車を愛車としていた。
今回も何の制約もなければ、MINI INSPIRED BY GOODWOODあたりを選びたかったんじゃ
ないだろうか?
Posted at 2012/10/20 18:22:54 | |
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TV | 日記