2012年11月11日
我が家の初めての愛車は初代マツダ・キャロルだそうだ。
父の話によると母と結婚後に購入し、それで色々なところに出掛け、
軽自動車ながら、ある時は他車を後目に、高野山へ続く坂道をグイグイと上り、
ある時は県境の峠道をスイスイと走り抜けたそうだ。
休日にはよく車で家族で出掛けたらしいが、残念ながら、私は幼すぎて
全く覚えていない。
次に2代目トヨタ・カローラが我が家の愛車となった。
残念ながら、これもあまりよく覚えていない。
この頃父は仕事が忙しく、車庫はいつもカラだった。
自動車整備などの仕事をしていた父が次に選んだ車が、
スバル・REX 550 4ドアAⅡGだ。
水冷2気筒エンジン・RRレイアウトで4MT・4ドア仕様だった。
父の転職ともに我が家にやってきた。
軽自動車ながら室内が広く、フル乗車で出掛けても不自由することは無かった。
スパーカーブームの頃には、RRレイアウトだったので、それがポルシェなどと
同じだと自慢したことがあった。
私が免許取得後、運転を練習したのもこの車だった。
ハンドリングが独特で、峠道やカーブでは異常なほどリアの粘りが強かった。
パワステではなかったが、停車低速時でも容易くハンドルを切ることが出来た。
ミッション操作にもコツが必要で、1→2ではいつもギヤを鳴らしてしまった。
初ドライブでは信号で停まるたびに発進エンストを起こし、
後続車からクラクションを浴びせられ、半泣きで帰宅した。
父の許可を得ずに勝手に乗ったのだが、上手く車庫に入れられなくて、
案の定バレて叱られた。
「親父=怖い」という時代だった。
Posted at 2012/11/11 21:36:00 | |
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