2012年12月04日
とあるショッピングセンターの駐車場で、偶然目撃した出来事。

駐車枠線状に、ポツリと置かれた缶コーヒー。
どこかの無粋な輩が、残していった遺物である。
コンビニなどでもたまに見かけるが、
きちんとゴミも捨てられないとは情けない。
そう思いながら、私は車の中でラジオを聴いていた。
そこへ1台の車が矢印の向きに入ってきて、缶を踏んだ。
すると「パシュッ!!」っという音と共に、缶の中身が飛び散った。
缶を踏んだ車は、少し離れた別の駐車枠へ停め、
異音に気付いたのか、下回りなどを見回していたが、
幸いタイヤ等には異常はなさそうだった。
しかし本当の被害者は、隣の軽トラだ。
缶から吹き出したコーヒーが、助手席ドア・ガラス一面に飛び散っていた。
暫くすると軽トラのオーナーが戻ってきて、茶色の液体が付着した愛車を見て、
何が起きたのか、理解できずに呆然としていた。
そのうちティッシュで拭き始めたが、ネバネバしてなかなか落ちない様子。
仕方なく、ウエットティシュを何枚か渡して、事の次第を伝えた。
缶を踏んだ車も、コーヒーまみれになった車も、どちらも被害者だ。
しかしいったい誰が缶コーヒーを置いたのか。
悪意がなかったにしろ、その行為は不道徳極まりない。
自分さえよければ、他人のことはどうでもイイ、それが今の風潮なのだろうか。
Posted at 2012/12/04 18:25:33 | |
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