2012年12月06日
その昔、街中を走る自動車のほとんどが、手動で変速するMT車だった。
窓も手動で、パワーステアリングなどといったものも装備されていなかった。
それがいまや、MT車は絶滅しつつあり、よほど特殊なグレードでない限り、
パワーウインドウ&ステアリングも装備されている。
ドアロックに関してもそうだ。
集中ドアロックでも驚いていた時代もあったのが、
キーレスやスマートキーが当たり前になっている。
車に近付いてもロックが解除できず、故障と勘違いする。
キーレスすら無い社有車に、とまどっている若い社員もいるらしい。
TVを見ても、CMでの謳い文句は「低燃費」「快適」「税金免除」などで、
馬力やトルクを競うような演出は見られない。
それが時代に潮流だろうか。
車自体のパフォーマンスと関係ない部分が一人歩きしているのではないか。
それはまるで、新機能を売り物にする家電品の様だ。
Posted at 2012/12/06 20:36:26 | |
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車の話題 | 日記