2012年12月07日
我が家の近所では、86(またはBRZ)をあまり見掛けない。
メーカー発表によると、86は相当な販売台数なのだが.....
マイナー車(私見)であるソニカのほうが目に着く。
やはり「保守王国」と言われる土地柄だろうか?
やたらHV車は走り回っているのに、なぜ86は見掛けないのか?
販売終了後10年以上経過した、34GT-Rのほうが多いような.....
白と赤、何度か見掛けたが、おそらく同じ車。
BRZに関しては、未だ見たことがない。(展示車を除く)
FA20エンジンもかなりの完成度で、ハンドリングも秀逸だそうだが、
そんな格別な車が、どうして私の周囲に存在しないのか?
例えば今から25年ほど前、その当時をご存じの方は思い出して欲しい。
街がシビックやCR-Xで溢れたことがあった。(大袈裟か?)
シルビアやプレリュード、パジェロやハイラックス・サーフ、テラノ、
車種や形状は違えど、皆が先を競って新型を購入し乗り回し、
またそれを見るのも楽しみのひとつだった。
「若者の車離れ」が深刻だと言われ始めて久しいが、
ひょっとして、日本人の「車離れ」が始まっているのでは?
軽自動車や、高級車は有る程度の販売台数は見込めても、
本来一番売れて欲しいクラスの車の需要が落ち込んでいるのだろう。
86(BRZ)に限ったことではないが、こういうし好性の強い車を、
いざ購入するとなると、「何か」がそれをためらわせる。
それは大型化した車体なのか、高額化した車両価格なのか、
それとも今の経済事情が関係しているのだろうか。
いずれにせよ、メーカーと消費者ニーズとのギャップは明らかだ。
軽自動車界もしかりだ。箱形ばかりで、個性がない。
CVTやATも、運転が楽チンで助かるが、面白みがない。
ターボ&MTで駆る楽しみを味わえる車がめっきり減ってしまったことは、
私の世代にとっては、何とも悲しく思うと共に、先を憂う。
Posted at 2012/12/07 23:52:52 | |
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車の話題 | 日記