2012年12月18日
全国どこにでもある、こんな状況の道路。
用水路と民家に挟まれた、道幅約4m程度の市道で、
お互いに気を付ければ、すれ違いは十分可能である。
しかし何カ所か電柱が設置されている場所があり、
そこではどちらか一方が停止するなどし、道をゆずりあう必要がある。

一時停止しなくても、対向車の速度などから予測して、
減速するだけで、電柱を避けてすれ違うことが出来る。
まさに「阿吽の呼吸」というべきか、運転経験が長いと、
自然と身に付く技量であると、私は思っている。
しかしドライバー全員がそうであるとは限らない。
今風にいうなら、「空気が読めない」ドライバーもいる。
前方に障害物がある方が減速するのが一般的だろうが、
どうもそれが出来ない、せっかちなドライバーも少なくない。
特に相手が軽自動車だと、そんな一般論は無視して猛進してくる。
結果的に、お互いの車のミラーをかすめながらすれ違うことになる。
対向車が大手飲料水メーカーや宅配業者の場合は、
さすがに所作を心得ているドライバーが多く、
ナイスなタイミングですれ違うことが出来るが、
大型箱バンなど、道路の中央を猛進してくるのドライバーも居る。
もし、ただ単に威嚇が目的なら、あまりに危険な考えだ。
しかし一方でダンプカーなど大型車ドライバーの話では、
自車が最初から左いっぱいに寄せて走っていると、
対向車が油断して左に寄り切れず、すれ違いに困る事もあるそうだ。
それに対する「警告」の意味もあるという。
どちらが先に電柱を通り過ぎることが出来るのか、
そんなことを競うつもりは、毛頭ない。
ただスムーズかつスマートに運転がしたいだけだ。
歩行者、自転車が居る場合でも同様で、
それは交通弱者を危険にさらす愚行だ。
すれ違いなどは、時間にすればほんの数秒である。
その程度の余裕を持って、運転できないものだろうか。
Posted at 2012/12/18 17:23:35 | |
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安全運転 | 日記