2012年12月23日
クリスマス、雪、車といえば、やはりこの一枚だろう。
今、松任谷由実の「SURF & SNOW ('80)」を聴いている。
アナログリマスタリングなので、時折ノイズが入るが、
それがレコードの「味」のひとつでもある。
原盤のLPは、実家に大切にしまってある。
「サーフ天国、スキー天国」は、原田知世主演の映画、
「私をスキーに連れてって('87)」の主題歌だ。
オープニングに登場する三上博史が駆るオレンジのカローラIIリトラは、
当然のごとくMT車で、さらにオーディオはカセットテープだ。
そしてこの曲に乗せてストーリーが始まる。
何と言ってもこの映画で、一番印象に残っている車は、
原田貴和子が駆るCELICA GT-FOUR(ST165)だろう。
5ナンバーサイズで、こちらもMT車だ。
公道ではあり得ない運転で、車道を飛び越え、
ゲレンデを横切り、雪壁を突破したりで、
挙げ句の果てには横転してしまう。
その流麗なボディーデザインは当時「流面形」と呼ばれ、
駆動方式(4WD)は「4輪でクロールする」と比喩された。
バブル期とはいえ、GT-FOURを街で見掛けることは希で、
劇中同様、特別な一台だった。
近未来的に見えたデザインは、今でも通用しそうだ。
ST16#~20#型は、最新の86などと比べても、全く見劣りしない。
皆がアマチュア無線で交信していのも、当時の流行だ。
言うまでもなく「恋人がサンタクロース」は、この時期の定番曲で、
多くのアーティストにカバーされ、後生歌い続けられるだろう名曲だ。
映画に登場する全てが、古き良き時代の産物だ。
Posted at 2012/12/23 20:19:57 | |
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