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うにこそにかのブログ一覧

2012年11月30日 イイね!

トントン・ズドン!

薄氷が張る頃、トントントンというエンジン音を響かせながら、
それはやってくる。

エンジン音の正体は「テーラー(小型耕耘機)」だ。
テーラーが引っ張る荷車には、大きな筒状の装置や、
小型のプロパンガス、鍋などが満載されていた。

「♪ぽんぽん菓子~ぽんぽん菓子いらんか~」と村中を一回りして、
定位置である、お寺の本堂近くの空き地に機材を並べ始める。
地域によって呼び名は違うが、私の田舎では「ぽんぽん菓子」と呼ばれていた。

学校帰りに菓子屋を見つけると一目散に家に帰り、母(または祖母)に頼んで米と砂糖、
お金を貰って一目散に駆けつけた。
早く行かないと、プロパンガスが無くなると店仕舞いするからだ。

菓子屋の主人に材料と手間賃を渡すと、すぐさま作業に取りかかる。
米を圧力釜に入れくるくると回しながら加熱し、圧力が一定値になると圧力釜のバルブを
ハンマーで叩いて解放する。

「ズドーン!!!!!」という破裂音と共に釜から米がはじけ飛び、バルブ前にセットされた
網かごの中が出来たてホヤホヤのぽんぽん菓子でいっぱいになった。
なぜだかわからないが、集まったみんなが「お~」っと歓声を上げ、拍手した。
釜の傍らでは小さなガスコンロで砂糖蜜が作られていて、金だらいに移された
「素」のぽんぽん菓子に絡められ、ようやく完成だ。

気が付くと菓子屋の周囲には大人、子供2~30人程が集まり、
さながら祭りのようだった。

できたての、まだ温かなぽんぽん菓子の食感は格別だ。
大きなポリ袋に詰めて持ち帰り、家族みんなで頬張った。
大きな固まりばかりを選んで食べて、母に叱られたものだ。
祖母は大豆を持っていき、加工して貰っていた。

村に響く爆音は、これからやってくる冬の始まりを告げるサインでもあった。
Posted at 2012/11/30 18:14:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 懐かしい話題 | 日記
2012年11月29日 イイね!

もしもし、大丈夫ですか?

先日見かけたその車は、明らかに挙動が不審だった。
危険なので十分な車間を空け、後ろを走っていくと、
赤信号で停車した。

「やっぱり」と、思わず口を衝いて出た。

そのドライバーは携帯電話で通話中だった。
ルームミラーは明後日の方向を向いていたのでハッキリとは分からなかったが、
サイドミラーに映る容姿は、40歳前後の女性だった。
あまり広くない県道で、途中通学路もあり、ちょうど児童が下校している時間帯、
それでも通話はやめない。
約15分、ずっと話しっぱなしだった。

その後別の道路を走っていると、今度は後ろから来る車の挙動がおかしい。
また、携帯電話で通話中の車だ。
名前は伏せておくが、車体には「○○介護サービス」の文字が書かれていた。
ニコニコしている表情から、業務に必要な通話ではなさそうだった。
20歳代だろうか、今風な化粧をした若い女性だった。

どちらのドライバーも、信号待ちからの発進が異常に遅いうえ、なかなか加速しない。
中央に寄ったり、対向車が来ると歩道側に寄ったりで、ふらふらとして、まっすぐ走らない。

AT車が増えて片手が自由になると、つい携帯電話に手が伸びるのだろうか、
通話ならまだしも、スマホでメール操作をしていると思われるドライバーまでいる。

さらに、信号待ちをしていると、交差点を曲がってくる運送業者のドライバー、
左肩に携帯電話を挟んだまま、ニヤニヤしながら両手でハンドルを回している。 

停車さえすれば、どこで通話しても構わないと勘違いしているドライバーもいる。

歩道を占拠して、悠々としゃべり続けるドライバーや、見通しの悪いカーブや、
道幅が狭い道路の脇に停め、渋滞を引き起こしているドライバーもいる。

携帯電話が普及して、いつでもどこでも通話が出来るようになり、便利になった。
しかしそれを使う「人」がルールを守らなければ、車を「走る凶器」へと変えてしまう。

連日、陰惨な交通事故のニュースが流れても、なぜこういったドライバーは無くならないのだろう。
禁止されると、かえってその行為をやってみたくなる、それが人のサガなのだろうか。
Posted at 2012/11/29 21:27:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 安全運転 | 日記
2012年11月28日 イイね!

安全運転できない人

所用の帰り、後ろから来たYRV(NA車)に煽られた。

かつては国道だった片側1車線の対面通行道路で、
最近は道路沿いに運送会社のターミナルなどが出来、大型車の通行量も多い。

私の前には宅配業者の大型車が2台も走っている。追い越しは無理だ。

しかし煽ってくる。

ルームミラー越しに運転者を確認すると、60歳は優に越えているであろう男性だ。
いまどきシートベルトをしていない。左手にタバコを持ち、悠然とふかしている。
歌でも唄っているのか、左手を大きく動かしながら大きな声を出している様子だった。

対向車線に車体が半分近くはみ出る様な動作を繰り返し、
制限速度で走る私の車の後ろに張り付いてくる。

しばらく走ると信号待ちの車列が見えた。
するとそのドライバーは極端にスピードダウンして車間をとる。
同時に停車すると「仕返し」されると思っての事だろう。

信号が青になり車が流れ出すと、また猛追してくるのだ。
車内に居る限り、彼は無敵なのだろう。

太陽が沈み、辺りは徐々に暗くなり始めたにもかかわらず、
スモールランプさえ点灯させていない。

その先で私は右折車線に入ったのだが、
YRVは猛烈なエンジン音と共に直進していった。

何をそんなに急いでいたのか、理由は分からないが、
いかなる場合も危険な運転は許されない。

安全運転が出来ないのなら、せめて危険運転はやめてもらいたい。

余談だが、今日は半日でYRVを2台も目撃した。
Posted at 2012/11/28 21:57:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | 安全運転 | 日記
2012年11月27日 イイね!

子供の安全を守ることは、大人の責任

定年退職後、私の父は「みどりのおじさん」になった。
毎朝小学生の登校時間になると、自宅近くの横断歩道付近に立ち、
子供たちが安全に横断できるよう、交通ボランティアをしていた。
誰から委託されたわけでもなく、最初は犬の散歩がてらに始めたのだが、
犬が亡くなった後も、母と二人で続けていた。

我が家の愛犬は「人」が大好きで、横断歩道を渡ってくる子供たちに
頭を撫でてもらうのを楽しみにしていた。
散歩コースの途中にあるこの横断歩道は、彼にとってはまさにパラダイスで、
毎朝ここで立ち往生していたのが、いつしか交通ボランティアへと姿を変えた。



片側1車線の対面通行の県道にある、信号のない横断歩道である。
子供が横断中にもかかわらず、平気で前車を追い越す車(図では「X」)がしょっちゅういるそうだ。
また、反対車線や歩道側をすり抜けていく原付や大型バイクも多いらしい。
同じ小学生でも体格差が大きく、高学年の児童は素早く渡れても、低学年の児童はそうできない。
どうしても一団で渡ることは難しい。とり残された児童が事故に遭いやすいそうだ。
何度か事故が起こりかけたが、子供は被害に遭ったことは一度もなかった。

実家の辺りは、20年ほど前から農地が住宅開発されるようになり、かつての田園風景は、
すっかり様変わりしてしまった。
ベッドタウン化が進み、通勤や、近くの鉄道駅へ向かう車が増え、交通量が急増した。

ある日、父の合図で停ってくれた車に後続車2台が追突する事故が起きた。
幸い大きな被害はなかったが、その際、加害車両のドライバーから「お巡りでもないのに、
余計な事するな!!」と、責められたそうだ。
現場検証に来た警官からも「無理なことはしないように」と諫められたそうである。

それがきっかけで、両親はボランティアを引退した。
様々な理由があるのだろうが、後継者は未だいないそうだ。

両親曰く、平日ほぼ毎日立ち続けたが、PTAや学校関係者が来たことはない。
近くに交番があるが、ただの一度も警官が来たこともない。
誰かに褒めてもらいたい、認めてもらいたいと思って続けていたわけでは無いが、
当事者がまるで、どこか他人事のように思ってはいないだろうか?

かつての小学生は中学生になり、今はその子供たちが下級生の介添えをしているそうだ。

今でも雨の日などは子供たちを心配して、父の足はそこへ向くという。
父の上着のポケットには、今も愛犬の写真が入っている。

家族のために会社へ急ぐ気持ちも分かるが、子供の安全を守ることは大人の責任だ。
ハンドルを握る我々一人一人、子を持つ人も持たない人も、個々それぞれが社会の安全を守る努力が必要だと、父の背中は教えてくれた。

ボランティアをやめた今では、子どもを犯罪から守り保護する「きしゅう君の家」(*1)
のおっちゃんとして、地域の子供たちを見守っている。
本当のところは、お菓子をねだられているだけなのだが・・・

以上が、約10年間交通ボランティアを続けていた両親の体験談である。

 (*1)きしゅう君の家
  和歌山県では、子どもを犯罪から守り保護するため、主旨に賛同した一般家庭と
  事業所を「きしゅう君の家」として防犯ポスターを貼り、子どもの安全を確保するようにしている。
Posted at 2012/11/27 17:24:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 安全運転 | 日記
2012年11月26日 イイね!

再販ソニカのエンジンスペックを発表

 (有)日本爽快軽自動車工業(本社:大阪市)代表取締役社長・荒間蒼海氏(86)は、入所先の老健施設にて取材に応じ、来春再販されるソニカのエンジンスペックなどを公表した。

  駆動方式・・・・・・・インホイール式4WD
  搭載エンジン・・・・・4サイクル・50CC(スーパーカブ用)
  使用燃料・・・・・・・無鉛レギュラー
  搭載モーター・・・・・マブチ130
  トランスミッション・・電気式無段変速機
  ブレーキ・前・・・・・セラミック・ディスク(念力式増幅装置付)
  ブレーキ・後・・・・・セラミック・ディスク
  サスペンション・・・・前後・リーフスプリング・リジッドアクスル
  動力用主電池・・・・・ニッケル・カドミウム蓄電池

 システム出力などは未公表であるが、汎用部品を多数使用することで、コストダウン、部品調達の利便性に考慮した構造となっている。

 サスペンション形式は原点回帰とも言うべきリーフ式で、構造がシンプルで頑丈なうえ、今後予想されるオフロード仕様などへの展開も容易である。「シャックル」は鍛造式を採用している。

 ブレーキは前・後セラミックディスク式(信楽焼、有田焼、会津本郷焼から選択可)を採用し、特に前輪部には「念力式増幅装置」を採用し、ニュータイプ(新人類)にも対応可能としている。
                                                 (白日夢記者)
Posted at 2012/11/26 19:59:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 虚言記事 | 日記

プロフィール

後期型ソニカRSリミテッド(FF)と 初期型ネイキッド ターボX(FF)の マイナー車2台?1台持ちです。
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