2013年07月09日
個人的に、馬鹿っ速いスポーツモデルや、高級車は所有したことはありませんが、クルマはこうあって欲しいという思いも、実は曖昧なものです。
このクルマを所有したらどうなるか。
先が見えるものばかり。
愛用していくにつれて、驚きや感動をチラチラと見せつけてくれるクルマは無いのか。
加速性能だって慣れる。
高級でも慣れる。
コーナリング性能も、そのうち当たり前のものになる。
やはり、これは「あまり走っていない希少なクルマに乗り続けていることに対する優越感」ではないかと、個人的には思います。
クルマなんてものは、当たり前に走って快適であれば、それ以上でも以下でもなく。単なるツールに過ぎない。
大衆車を買う
↓
みんな乗ってる
↓
個性を出すために弄ったりする
馬鹿らしく思います。
今すぐにでも高級車に乗り換えても良いのです。
が、しかし
飽きると分かっていて、なかなか所有に踏み切れません。
時代はクルマに反映されます。
ブームというものがあり、今は言うまでもなく1リットルの燃料でどれだけの距離を走れるかが、最重要項目です。
クルマを操ることに対してはスポイルされ
自動ブレーキなんかがないと商品力が劣って見える始末。
クルマなんてものは、自分が最高の運転能力を持っていると誤解しながら乗るようなステイタスの固まりです。
どうすれば、このクルマの燃費は良くなるのか
はたまた、速くなるか。
クルマにブレーキかけてもらわなくても、大丈夫。
そう考えて自然なものです。
クルマは、
どんどんつまらないものになっていきます。
燃費がよいから、多少質感が悪くても売れる。
そう考えているトヨタは、親の世代から代々受けてきたトヨタ党への愛着が一気に薄れる原因にもなっています。
70点主義なんて昔の話。
誰が乗っても70点を与えられるクルマはトヨタにしか作れなかった。
今は、ハイブリッドに頼り切って開き直ったような車しか無いように思います。
そんなクルマを何百万を出して買い、ずっと飽きずに乗り続ける自信がありますか?
弄ってオリジナリティ出しても無駄です。
結局は、クルマのつまらさなを誤魔化してるにすぎません。
そういう不満をあちこちで受け、個人的に国産で最も優れている新車がマツダアテンザだと思います。
馬鹿デカいボディに、マツダらしいお買い得感、ディーゼルのワゴンが再び流行しうる、革新的なイメージ、性能。
マニュアルもちゃんとあって分かってます感満載。
レガシィ独自の雰囲気をアテンザが勝ち取ってしまっている。
タイプRの無いホンダ
ハイブリッドで何とかなると思っているトヨタ
ハイブリッドや電気、小排気量ターボ、何もかも中途半端な日産
お話にならない三菱
トヨタ化されて迷走しているスバル
なにげに、一番グッと来るのがマツダだったりします。
スズキのめざましい品質向上も、見ていてすごいと思う。
まぁ、そんなことを言っていては、買うクルマなんて見つからないかもしれませんが…
中古車もいずれは乗れなくなるものだし、その辺は常に考えています。
Posted at 2013/07/09 00:45:30 | |
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2013年07月04日
職場のアルバイトの子と愛知へ行ったので、トヨタ会館へ足を運んでみました。
そういえば、トヨタの車なんて最近興味もなくてディーラーにも行ってなかった。
触ってない車があったのでザックリと。
今更ながら二代目オーリス。
たぶん1800ccのグレード。
デザインだけは、今でもどうも好きになれませんが、なかなか質感は高いですね。
ゴルフがやっていて初代オーリスがやっていなかったことのうち半分くらいは出来るようになったでしょうか。
が、ゴルフを見た後ではオーリスはまだ30万円くらい安くないと説明が付かないと思うのは、結局のところ一緒かな?
内装の仕上げに関しては、結構勉強してますね。
レクサスIS
ハイブリッドのFスポーツでしょうか。
良い雰囲気は、出てます。BMの3、MBのC、アウディの4と迷うには…少々ISは子供っぽい気もしますが、セダンの実用性をある程度無視してるのは前と同じ。
値段なりに仕上げてありますが、やはり確立された特徴というものが見えにくく感じる車です。
それはハイブリッドを設定したことによって、何がしたい車か分からなくしているのもあります。
後部座席の居住性は、まともなレベルになっていますよ。
レクサスRX
後期は初めてです。
毎度思うことですが、ハリアーの同じような仕様の車からコンパクトカー一台分以上高いのに、それに見合う品質を感じない所か、内装でケチってる部分があるほど。硬化プラスティックにしても誰も触らんか、と、ハリアーに比べて確信犯的。
レクサスLSロング
これも後期は初めて。
良くないわけが無いんですが、セルシオを知っていると、特に変わったのは電気仕掛けの機能が増えました、という感覚ですかね。
こういう車って、エンジニアは1mmでも広くしようとか、ここはエグってやればつま先が入って快適だね、とか、そういう工夫が全くない。
こんだけ車体が大きければ、これくらいのスペースがあっても当たり前。
もっと言えば、高いのだから何でもあって当たり前。
非常にツマらない車ですね…。
レクサスって、やっぱりくだらない…。
オーリスのほうが勉強になりました。
Posted at 2013/07/04 23:33:41 | |
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