川瀞庵の庵主のブログ一覧

室町時代中期頃の文明年間（1469～1487）に延徳元年（1489年）入寂の阿闍梨によって、大日如来を本尊として開基され、往時は護摩堂があり、さかんに大護摩が焚かれたという。

また、境内外の仏堂の薬師堂には、有名なとげ抜き薬師様が祀られ、毎年お祀りが行われている。当寺は、津久井湖のすぐ上にあって、四季の眺めは別格。

鎌倉扇ケ谷の大仏師後藤斎宮藤原義貞の作といわれる弘法大師像や、不動明王像など数多く安置されている。

この辺りは、2019年の台風で土砂崩れが起きて、まだ通行止め。そんな土地なので、お寺の麓の家も石垣で山側を固めている。

お寺の入口。車では登れない。

石段を半分登るとお寺。残りの半分は、さらに上の蔵王権現まで直線でつながっている。

お寺方に曲がって最初に現れる不動尊の碑のある所。なんだか、郭みたいになっていて、格式が高そうな造り。

不動尊から本堂までは、石畳。

石仏

ここの御詠歌の額は、本殿の中にあるので、ガラス越しに撮影。

このお寺は、他に見てきたお寺とはちょっと違う雰囲気。