
先日、子供達をとある公園に連れて行ったら、写真の飛行機が、飾られていた。
私は、ちょっと子供達を放ったらかし、ワクワクしながら、機体に近づいて見た。
・・・とてもシンプルで、小さく、バランスが良い機体だな。と素人目にも解った。
説明書きによれば、自衛隊のT-3練習機と言う機体らしい。
そして、搭載エンジンは・・・・6気筒水平対向エンジン・・!!
製造会社の記載は無かったが、私は、富士重工製なのでは?と思いつつ、
家で、このT-3について調べてみた。
思ったとおり・・・やはり、富士重工製である。
エンジンはライカミング社製ということであるが、まぎれもなく、富士重製なのだ!
しかも驚くべき事に、この機体は製造されてから、一度も墜落事故が無い機体らしい・・。
航空自衛隊員が一番初めに乗る、練習機らしいのだが、とにかく、事故やトラブルが今まで無く、
製造されて、30年間の勤めを終えて、現在は退役してるそうだ。
「凄い」と思う!
素直に富士重工ってこんなに凄いモノ創ってるんだって、嬉しくなり、
また、同社の車に乗っている事に誇りを感じたのだ。
ここのとこ、富士重工=スバルはイマイチ、雰囲気が良くないというか、トヨタとの提携以来、
ファン離れが確実に起きていると思う。
WRCの撤退や、軽自動車からの撤退、新型車がOEM供給される・・・等など・・。
かくゆう私もそうだ。
皆さんのブログを見ても、スバルに対する落胆の言葉は、書き綴れない位に多い。
とどめは新型レガシィに対してだった。
私は、デビュー時に見に行って、落胆した。
「デカイ」「変だ」「レガシィではない」。
・・・「フザケルナ」。
この時、見た感想をブログに書こうかと思ったが、やめた。
悪口しか書けないと、思ったから。なんか、嫌だったんだ。
「レガシイ」の悪口を書くのはね。
私の部屋には、この時、もらったカタログがある。
新型の情報がたくさん載っている雑誌もあるが、
まともに読んではいなかった。
改めて読んでみる。写真を見てみる。
「良いぢゃん♪」
凄く、びっくりした。改めて見ると悪くないと思う。
デカくなったのにも、排気量UPにも理由がある。
北米に目を向けたってイイぢゃん!
どっかのバカ編集者が雑誌で書いてた。「日本を忘れてる」と。
・・・忘れてる?忘れてたら、わざわざ北米仕様とサイズ変えないだろ?
かつてBE/BHがD型になった時、各雑誌は、べた褒めしてた。
そして、最後の文末に必ず「世界を目指せる」「世界基準の尾が見えた」
等と、囃し立てた。
だが、いざ世界へ、グローバルな基準にしたら、ファンもメディアも叩きまくる。
現在のDセグメントの中で勝負させるのに「デカイ」と「ブサイク」と抜かしやがる。
そもそも、レガシィのライバルとして、BMWやAudi、VW等を引き合いに出したのは、
各雑誌や、私達ファンではなかったか?、レガシィやスバルはそんなつもりではなかったのに、
周囲が「プレミアムメーカー」「プレミアムカー」として、追いこんじまったんでは無いのか?
せっかく、今、会社として厳しい状況下にある富士重工が、
厳しい制約の中で創った「BM/BR レガシィ」
は、もう少し評価されても良いと思う。
確かに甘い点は多い。批判の対象になる点も多い。
・・・でもね。
T-3のような、飛行機を作れる、ましてや今ままで歴代の「レガシイ」を創った会社の新しいレガシィを
私は、長い目で暖かく見ようと思う。
・・・あ、そうそう。
マイチェンでメーターをBP/BLみたくして、ボンネットをアルミ製にして、
お目々の角度をもう少しユルクして、グリルをスマートにしたら・・・
ほらね?ちょっと欲しくなるぢゃん♪
まぁ・・・私はしばらくBEで行くけどネ♪
Posted at 2009/10/26 01:24:59 | |
トラックバック(0) |
クルマ | 日記