今晩は~
BE/BHのブースト不調、俗に言う0.5病や0.7病について考えてみました。
自分は0.5病が気になり昨年ブースト計を付けたのですが、とりあえずブーストが0.9まで掛かり安心していました。
が、今年になり後述しますがプライマリー領域での0.5病ではありませんが気になる症状がありました。
最近、BE/BHのターボシステムの全体図をネットで拾ってきましたので0.5病について書いてみたいと思います。
まずはターボシステム図
0.5病が起こる原因を
プライマリー領域で考えますと、
<原因1> ~ 配管からのリーク
まず、ブースト計はアプライドに関わらず、インマニからの配管を分岐していると思いますので・・・
・インタークーラー(スロットル、プライマリー、セカンダリ)のパイプからの漏れ
・エアバイパスバルブ(ブローオフバルブ)が閉じきらない
・インマニからのホースを交換した際のオリフィスの入れ忘れ。 図1, 写真1
図1 ~ オリフィスがないとせっかく加給された圧力が逃げてしまうと思われる。
写真1 ~ オリフィスの位置はココ
<原因2> ~ Prタービンのウェストゲート動作不良
・デューティソレノイドバルブの故障
・アクチュエータの固着
・23番ホースのオリフィス欠品~アクチュエータの動作圧力不足になる?
オリフィスについては
tsukatanさんを参考にして下さい
<原因3> ~ センサー不具合
・差圧センサーまたは21番・22番ホースの詰まりや損傷
・絶対圧センサーまたは11番ホースの詰まりや損傷
次にツインターボ領域では・・・
予回転領域で考えますと、セカンダリーの予回転領域では排気制御バルブを正圧室から駆動しバルブを半開するので、
・2ndアクチュエータの固着
・2番ホースの損傷、ブラックボックス内の2番ホースのオリフィスの詰まり
・5番ホースの詰まりや損傷
ツインターボ領域で考えますとツインターボ領域では吸気制御バルブと排気制御バルブを負圧室から駆動しバルブを全開となるので、
・吸気制御バルブ(負圧でバルブ開となる)の固着及び1番ホースの詰まりや損傷
・排気制御バルブを負圧室を駆動させる6番ホース(負圧でバルブ開となる)
上記2つのバルブを駆動させる空圧源は助手席フェンダーのサージタンクからです。
ブラックボックスはこんな感じでした。
では、自分の不具合について。
(1) SS-ATのマニュアルで2速で回し、3速にシフト後のオナラ音
(2) 春先に登りで
4千回転で回転が引っ掛かかる現象
~ 訳も分からずブラックボックス接続口の1, 2番ホースの抜き差しで解決
※2番ホースは非常に抜くのが困難で詰まっていた可能性大
(3) プライマリで0.9までブーストが掛かり予回転領域に入り0.5まで落ち込んだ後ブーストが下がる・・・
~ ブースト計のホースが緩かったのでホース交換及びインマニ中央の10, 11, 12番のホース外し及びパーツクリーナーで詰まりがない事を確認。
※何番ホースか忘れましたが非常に抜くのが困難なホースありで詰まっていた可能性大
最近、2速のツインターボ領域で回してみたら、0.9から一旦0.5まで下がった後の
加給の落ち込みがなくなりました! 今週、「おっ!?」と感じましたが、今日は予想外にセカンダリーでのGを味わいました!
非常に気まぐれなマイレガが好きです(笑)
そう言えば一ヶ月位前から停車時の発進で【ゴゴッ】って音がします・・・
でわ~
Posted at 2013/11/29 19:18:05 | |
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