ヒゲオヤジの学校では来週から学年末考査になるため通常の授業は昨日で最後でした。3月で定年退職される国語の先生がいます。ある意味昔気質な方で、本を読んでいる姿しか浮かばないほどのものすごく知識豊富な方です。最後の授業をみんなが見に行くという計画を立てていたところ、どうも気付かれたようで「自習のつもりだったけど授業をやる」とのこと。特に教材を準備しなくて、講義形式。テーマは 「人間とは、自分たちの住む世界について、 その成り立ちなどを、説明しないではいられない生き物だ」 高校と言うよりはむしろ大学教授(それも哲学)の最終講義、といった雰囲気。最後に生徒から花束を渡されて照れくさそうな笑顔。いろいろなところでご意見番としてお世話になりました。これからもお元気で過ごしてください。