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ミラネーゼのブログ一覧

2013年06月17日 イイね!

ルパンの小ネタ、その1

先週末あたりからイタリアも暑くなりまして、我が家の小さな扇風機もフル稼働なのですが、PCの前にじっとしていることが苦痛で、ブログも書けません...

などと、イタリア人ばりのいい訳が平気で言えるようになった、ミラネーゼでございます。

一回、イタリアの世界遺産ネタをお休み致しまして、本日はルパンの小ネタを一つ。








ルパン好き、そしてギター好きの私にはたまらない動画が、アップされておりました!

イベリア半島ティック、地中海の夕暮れ的ルパンではないでしょうか。
褐色の肌に滴る汗、扇風機が似合います(笑)


ん~、寝てみたい...  (暑さでおかしくなってます、笑)


Posted at 2013/06/17 20:04:35 | コメント(10) | トラックバック(0) | ルパン | 日記
2013年03月16日 イイね!

カリオストロの城ツアー(フランス激走編)、その6

おはようございます。何故か土曜の朝から「北の国から」を見て泣いているミラネーゼでございます。


「神は細部に宿る」 - ミース・ファン・デル・ローエ(ドイツ人建築家)


よくわからない始まり方ですが、気にしないでください(笑)。さて、本日はカリオストロの城ツアー(フランス激走編)の最終日(H地点~J地点)の模様をお伝えいたします!



最終日まで、移動中は雨に降られながらも要所ではなんとか天候に恵まれてきましたが、天気予報では最終日もなんとか持ちこたえてくれそうです。夜からの雨も出発前には上がりまして、薄日もさしてきました。



ホテルの目の前のマンションですが、日本っぽいですよね。

朝7時にホテルを出発しまして、本日の目的地、140km先のI地点に向かいます。フランスとは本日でお別れ、途中80km先でスイスに入国します。



一般道ですが、道幅も広く非常に快適でした。穴ぼこだらけの車線もいい加減なイタリアは少しフランスを見習ってほしいものです(笑)。



「いくぜっ」な風景(笑)、朝日ってヤバイですよね。入らなくてもいい気合が入ってしまいます。バイクだったらかっ飛んでいたかも(笑)。


「今日は俺のSOULも回転数高めだぜっ、何人たりとも俺の前を走らせねえ、国境までノンストップだっつ!」


そして立ち寄ったローカル線の駅(笑)、おお~、癒されるぅ~ふ。



だって、だって、鉄ちゃんなんですもの(笑)。素敵な駅を見つけたら停まる、これ基本です。



出発から凡そ1時間半で国境に到着しました。

いつもでしたらスイス国境ではパスポートを提示するのですが、トランクに収めたリュックの中で、取りに降りるのもおっくうでしたので財布に入っているIDカードを見せたところ(私の知っている限り、イタリア人はこれでOK)、何故かご不満の様子。先ずトランクを見せなさいと言われ、トランクにある荷物をチェックし始めたところで

「車を横に停めて、荷物をすべて持ってオフィスに来なさい」

な、なんだとう、どこがあやしいってんだ。つーか、その言い方ちょー気にいらね~つんだ!トランク内に荷物をまき散らす前に、最初からオフィスでやればいいじゃねんかいっ!

私の悪い癖で、こういう方達にも対応によっては「プチ(petit)」切れて(笑)しまうことがあり、以前イタリアの白バイ隊員に横柄な態度をとっていたら、「貴様、俺を誰だと思ってるんだ!」と怒られ危うかったことがありました(笑)。

こういうときは兎に角しゃべらないのが一番ですね、しゃべり始めると頭に血が上り始めるので...



壁際に立たされ、提示した身分証の確認中...何か言われるのを覚悟で撮影しました(笑)。

ここからが長かった...2人がかりで確認に凡そ30分もかかってるんです...

確認が終わると、私にオフィスに来いと言った方は何も言わずに別の車両(観光バス)の乗客の検査に行ってしまい、相棒が全ドキュメントを持って渡しに来ましたが無言で受取りその場を去りました。

そして記念撮影(笑)



嫌なことはすぐ忘れて次に行きましょう!



で、いきなりのこの景色。やっぱりスイスは一味違う。



国境から凡そ一時間程で、本日の目的地Iに到着しました。さてこの目的地Iですが、「アヴァンシュ」という町でヌーシャテル湖とムルテン湖という2つの湖のすぐ近くにあります。







ここまでですと、なんてことないスイスにある小さな村と思われるかもしれませんが、実はすごい村なのです。





ここアヴァンシュはローマ帝国時代のスイスの主要都市で、ぬあんとローマ時代の遺跡を見ることが出来るのです!現在でもほぼ完全な形で保存されている円形闘技場ではオペラフェスティバルが催されています。

このあたりは5世紀末まで西ローマ帝国の影響が及んでいた地域で、その後東ゴート王国に支配されているようです(ウィキペディア、東ゴート王国の領域図参照)。

映画では、ルパン、クラリスがこのように言っています。

ルパン:「隠された財宝か」

クラリス:「湖の底にローマの町が眠っていたなんて」

ルパン:「ローマ人がこの地を追われるとき、水門を築いて沈めたのを、あんたのご先祖様がひそ 
      かに受け継いだんだ」



つまり西ローマ帝国が東ゴート族(カリオストロ一族)にこの地を追われ、その後東ゴート王国が築かれた、その時に残された「ローマの町-隠された財宝」がアヴァンシュではないかと思うのです。



前述しましたが、この町が2つの湖のすぐ近くであることもその理由の一つです。

























共同浴場の跡もしっかりありました。

これまでカリオストロの城ツアーとして色々な地を訪れてまいりましたが、舞台として設定されているのは、リヒテンシュタイン(カリオストロ公国)-マイエンフェルト(ハイジの故郷)-アヴァンシュ(ローマ遺跡)というスイス北部一帯なのかな、と言う大まかな結論に今回達しました。





さて、6回にわたってお送りしましたカリオストロの城ツアー(フランス激走編)、これにておしまいとなります。まだまだこれからもカリオストロの城の謎を解明すべく奔走いたしますので、どうぞお楽しみに!


「Clarissa abbi cura di te arrivederci ! 」(クラリス、達者でな、さいなら~)


チャオ!
Posted at 2013/03/16 18:13:34 | コメント(19) | トラックバック(0) | ルパン | 日記
2013年02月19日 イイね!

カリオストロの城ツアー(フランス激走編)、その5

昨夜のテニス後の食事の際に、「森繁久彌さん好きなんですよ、竹脇無我さんと共演の『だいこんの花』は良かったですよね~、昨夜は知床旅情をYOU TUBEで聞きながらワイン飲んでましたよ」という私の発言に対しての皆さん(40~50代)の反応が薄かったことに、「なるほど、AKB世代におニャン子クラブの五味岡たまきの話をした時と同じ反応だ」と一人頷いたミラネーゼでございます。


さて本日はツアー3日目、G地点のパリからH地点ブザンソンまでの模様をお伝えいたします!



昨夜は若い女性陣と「どうなる日本経済2013」というテーマで激論を交わし(ウソです、笑)、ほろ酔い加減でホテルに戻ったのが深夜三時近くになったのですが、朝7時には目が覚めまして8時過ぎにホテルを出発致しました。

昨夜は暗くて気付きませんでしたが、カリオストロ号を停めた目の前が何とイタリア料理店!



「RISTORANTE」とイタリア語の看板が。カリオストロ号、そこまでフランスを毛嫌いしなくても(笑)。



メニューを見ると「SPAGHETTI ALLA BOLOGNESE」の文字が。もう食べませんよ(笑)。


今日の走行距離は凡そ400km、道中とくに見るべきスポットは無いため、お昼過ぎにパリを出発すれば夕方には目的地に到着しますので、午前中はパリを散策することに致しました。

パリの街をカリオストロ号で走っているとあるCMを思い出しました。恐らく40~60代の方々は覚えていらっしゃるのではないでしょうか。いえいえ、森繁久彌さんは登場しません(笑)。


そのCMとは




こちら、いいすゞジェミニのCMです。パリの風景を現地に行かずともかなり正確にイメージできたのはこのCMのおかげだと思っています。こんなアクロバティックなことは出来ませんが、私もパリの街を動画に収めてみようと車にご興味のある皆さんに喜んで頂けそうな場所、エトワール凱旋門のロータリーに向かいました。

凱旋門のロータリーといえば、いつも大渋滞でクラクションが鳴りっぱなしの無法地帯をイメージ致しますが、土曜日の早朝だったせいか渋滞もなくスムーズに流れておりましてちょっと期待はずれ。石畳のせいで画像がかなりぶれておりますがご興味がお有りの方はぜひご覧下さい。



凱旋門のお次はエッフェル塔に向かうことに致しました。



途中「おにいたま」を発見。



さらに、お友達発見。

少し迷ったものの20分程でエッフェル塔に到着、先程まで小雨がパラついておりましたが、この時だけ青空が見えました。ん~、私ではなくこのカリオストロ号が晴れ男なのだろうか。



それにしてもこの子は良い思いをしてますね。

おっと、そうこうしているうちに、今回のパリ訪問の一番の目的を果たす時が近づいてまいりました。「えっ、カラオケ好きの友人との再会が一番ではないの?」と思われるかもしれませんが、日本男児であればこれからお届けする画像をご覧頂いた瞬間に「うむ、でかした」と私の肩を叩きたくなるはず(笑)。



みなさん、パリですからね、フランスの首都パリですよ。


そう、ここは愛を囁く恋人たちであふれ返る地上の楽園、おお、ジュテ~ム、君への想いは今も変わらない、恐らく永遠に変わることは無いだろう...


「イタリアにも君に似た娘は沢山いるさ、だけど...君じゃなきゃだめなんだ」


さて、ミラネーゼの運命やいかに!











おお



おおおっ



ジュッツテェ~ム(笑)!


これ以上、説明入りませんよね。ん、肩が痛くなってきました(笑)。


真冬にもかかわらず汗が滴る程に激しく永遠の愛を確かめ合った二人でしたが、すでに時刻は1時過ぎ、白磁器の様な彼女の肌に再会を誓う接吻をし、断腸の思いでパリを後にしました。













何シテルにも投稿した写真です。









400km をあっという間に走り切り、今夜の宿泊地ブザンソンに到着したのは午後6時半、パリで贅沢しすぎましたので今晩の夕食は質素にしようとスーパーで買い出し、半分を夕食で頂き残り半分は明日の昼食としました。



ワインとバゲットとチーズ、今晩の夕食が一番フランスらしい食事かもしれませんね。


それでは本日はこの辺で。

チャオ!そしてジュテ~ム(笑)
Posted at 2013/02/19 05:24:48 | コメント(21) | トラックバック(0) | ルパン | 日記
2013年02月09日 イイね!

カリオストロの城ツアー(フランス激走編)、その4

皆様おはようございます。何シテル?にも書いたのですが、昨年末に旅立ったVESPAが先日日本に到着したそうです。この子は50歳以上になりますが、私の知人にこれからもまだまだ愛され続けることでしょう。「私もこんなふうに愛されたいものだ」と人通りの少ない冬晴れの街を眺めながら、暖かい紅茶を飲んでおりますアラフォーのミラネーゼでございます....

さ、さみしい...



な~んておセンチに書き始めましたが(笑)、うっとうしいほど前向きに生きてるイタリア人と共に15年、私の体に流れる血は残念ながら半分以上ラテン系!今日も元気に行っちゃうよ!

ん、今ふと思ったのですが、「寅さん」と「カリオストロの城」のエンディングって似てませんか?
わたくし、寅さんも大好きです。寅さんもラテンの血が入ってるよな~(笑)。


さて本日はE地点のモンサンミッシェルからG地点のパリまでの模様をお伝え致します!



天候が回復したモンサンミッシェルを午後1時過ぎに出発いたしまして、次の目的地F地点に向かいます。今晩はパリで友人の「オヤヂ」との夕食(居酒屋、笑)を予定しており、待ち合わせが夜の7時、ん~なんとか間に合うかな。まあ私「イタリア人」混ざってますから、遅れたら適当な言い訳をしましょう(笑)。

次の目的地F地点ですが、実は今回のツアーで一番感動した場所なのです、「感動した場所なのです!」。

と小学校の卒業式で発表される在校生の「送る言葉」のように「シャウト」してみる(笑)。ちょっと気になっちゃいましたよね(笑)。気にして頂いて損は決して御座いません、本当に素晴らしいところだったのです、「素晴らしいところだったのです!」(笑)

出発して20分たったころから雲行きが怪しくなり始めました。





僕はできる子なんだ、神様などに頼まなくたって...頼まなくたって...頼まなくたって...

「竜~! お前の運をオヤジにくれやわしにくれや のぉ~、竜~!!」、いかん、雑音が入りました(笑)


をりゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっつ、!


「あンた...背中が煤けてるぜ」、だからそっちぢゃない(笑) !



よし来た! 上の雑音の解説はご存知の方にお任せ致します(笑)







いや~、雨上がりで空が綺麗です!ほんと次元(前回ツアーに登場)を連れてこなくてよかった。

走ること凡そ2時間、目的地付近に到着です。





さてそろそろ目的地Fの説明を致しましょう。その目的地の名はジュミエージュ大修道院といい、建造は7世紀だそうです。その後フランス革命時に崩壊し、修道院全体が競売にかけられ買収人の一人がここを石切り場にしようと教会内部を爆破してしまうのです。その後破壊は食い止められますが既に修復不能な状態、その状態のまま現在まで保存されております。「修復不能な状態」、つまりこの修道院は「廃墟」という形で保存されているのです。

「廃墟」でピンときた「カリオストロの城」のファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。何故私がここを訪れたのか...



これはカリオストロの城で登場する太閤殿下の廃墟と化した館です。こちらは火事でこのような状態になっております。石材の組積造なのに火事?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、昔は外壁だけ組積造で2階部以上の桁や梁、屋根となる垂木部分を木造としている建物が多かったのです。

このジュミエージュ大修道院もそのような作りだったようで、朽ちた状態が太閤殿下の館に非常にに似ていたのです。ちなみにジュミエージュ大修道院、フランスで最も感嘆すべき廃墟と言われているそうです。

それではその修道院をどうぞご覧ください!



























この写真、iPhoneで撮ったのですが、絵画のような一枚で非常に気に入っております。


皆さんいかがでしたでしょうか?太閤殿下の館のモデルになったと考えられる程、雰囲気が似ていると思いませんか?モンサンイッシェルとこのジュミエージュ大修道院は200km程度しか離れておらず両方ノルマンディ地方です。宮崎駿氏が制作前にもしノルマンディ辺りの資料や写真集を読んでいたとしたら.....


なんて考えていたら5時近くなってしまいました。「急ぎなさい」と半分の日本人がささやきます。って私はあしゅら男爵か!(笑)。





急ぎ足で周辺を散策



低すぎません?





こういうのとても好きです。



15分程散策して、カリオストロ号に火を入れパリに向けて出発!こちらは有名なセーヌ川です。
この先10km程の細い峠道を走りましたが、気づくと一人WRCしてました(笑)。



6時50分ごろパリ市内になんとか辿りつくも、渋滞!!



バックミラー越しの赤いランプ、と、とっつあん!かと思ったらタクシーでした。写真撮ってる余裕ないだろ!(笑)

結局20分遅れでパリの友人に会うことが出来ました。夕食は居酒屋ティックなところを予定していたのですがそこが満席で急遽お洒落な日本食屋に変更、非常に美味しかったのですが,非常にしびれるお値段!友人はお偉いさんの単身ですからへでもないのでしょうが、あたくしは来週はパンと水だけの生活になってしまう...(笑)。まあ数年に一度しか会えないのですから致し方ないでしょう。

そしてそのあとはカラオケに行くことに。友人、この為に昨夜選曲して練習してきたそうです(笑)。どんだけカラオケ好きなんでしょう。彼は十曲近く歌ったのに対して、私は若い女子と楽しいトーク(笑)、一曲しか歌いませんでした(キリッ)。自分は歌わずにマイクを友人に渡すなんてほんといいやつだよ俺は、と自画自賛(笑)。



ホテル近くでの一枚、先程までの楽しい夜会の余韻に浸っております(笑)。


それでは本日はこの辺で。

チャオ!
Posted at 2013/02/09 17:52:26 | コメント(22) | トラックバック(0) | ルパン | 日記
2013年02月03日 イイね!

カリオストロの城ツアー(フランス激走編)、その3

昨夜グラッパを大量摂取してしまい、ひじょーーーーーに頭が痛いミラネーゼでございます。ううっ、こんな時はどうすればいいのだ...


さて、本日はツアー2日目D地点シュヴィルからG地点パリまでの模様をお伝えいたします!が、この日は非常に内容の濃い一日となりましたので、本日は半日分をお伝えいたします。



昨日約900kmを走破した割には疲れもなく、朝6時にはバシッと目が覚め朝の新鮮な空気を吸いこもうと雨戸をあけると、外は雨....。昨日、雪の件で神頼みを致しておりますが、今日こそ神様にこの雨を何とかして貰わないと非常にまずい。今日はカリオストロの城ツアーでとても重要なポイント2ヶ所に向かう予定なのです!

神頼みの前に現状把握ということで、朝食を食べつつ何を言っているかわからないフランス語のニュースにかじりつき天気予報のコーナーになるまで待つこと15分、やっと私にも理解できる天気予報図が出てまいりました(笑)。「よしゃ、来いっ!」と勝ち馬投票券を握りしめレースを見守るオヤヂと化し天気予報図に見入りますと.....

「もらったーーーーっつ、北西から天候が回復!」

なんと、フランスほぼ全土1日中雨の予報なのですが、お昼ごろから私が向かう北フランスだけ天候が回復するではないですか!良かった~、次元(前回のツアーに登場)連れてこなくて(笑)。

善は急げと行きたいところですが、最初の目的地E地点までは160km程度、天候回復前に着いてしまってもいけませんので、9時頃に出発することに致しました。ちなみの本日の走行距離は凡そ550kmとなりますが、昨日に比べましたらコンビニに煙草を買いに行く程度です(笑)。



ホテルの部屋からの風景です。今回気付いたのですが、イタリアや南フランスは屋根がオレンジ色で北上するに従って屋根が徐々に黒くなっていくのです。このような変化を楽しめるのは陸路ならではですね。



ホテルを出発して数キロの住宅街です。



更に30分ぐらい走ったところの町、おっとここで問題です。上下ふたつの町に、ある違いがあるのですがそれはいったい何でしょうか??

お、ここでスーパーひとしくんが~(笑)

さて、正解はこちら!



じゃん、これ、電柱です!上の町はイタリアでもおなじみ電線を埋設した町、下は電柱で電線を引いた町なのです。しかし、何故このあたりは埋設ではないのかな。

この電柱のある街を過ぎますと田園風景の中をひたすら走ります。農道としても使われており大型トラクターなども走っておりましたが、彼らが泥を道に残していくお陰でカリオストロ号が大変なことに。後でその写真が出てまいりますが、ここまで車を汚したことは今までありません。



どことなく北海道の風景に似ていますね。







出発してから凡そ2時間で本日最初の目的地E地点に到着。前回のブログのコメントに「モン〇〇〇〇〇〇ル」などという聞いたこともない地名が散見されましたが、実はここに来たのでした!



おーーーーーーい、これじゃ分がんね!



な、なんだ、ちみは!

こ、これに乗っていくのか。お、俺を何処に連れて行こうというのだ!



カリオストロ城、からの~



モンサンミッッシェル! お見事、全員正解です(笑)!



カリオストロの城の有力候補として、前回のツアーで訪れたノイシュヴァンシュタイン城と双璧をなす
このモンサンミッシェル、これを見ずしてすでにノイシュヴァンシュタイン城に軍配があがったかと思いきや、いやいやこれは甲乙つけがたい!立地条件などは、圧倒的にノイシュヴァンシュタイン城の方が秀でておりますが、この雰囲気や町が存在するあたりはモンサンミッシェルの方が上ですね。

まだ雨雲に覆われてはいるものの遠くに青空がのぞき始めましたので、朝の予報通りこれから天候は回復していくでしょう。

それではさっそく町に潜入いたします。







おお、この町の賑わい、そして雰囲気、これはまさにあの時のシーン!





おお、もしやこのレストランは!



だ、だめだ、町の雰囲気を見れば見るほど、ここがカリオストロ城のモデルになったのではと思えてくる...









分からない、俺にはもう何が何だかさっぱり分からなくなってきた。いかん、例の発作がまた....



NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!

本当に困りました。カリオストロ城はどちらがモデルなでしょう。ん~、もうこう考えるしかなさそうです。カリオストロ城はノイシュヴァンシュタイン城とモンサンミッシェルのハイブリッドなのだと。

ただ、宮崎駿氏は制作前にモンサンミッシェルは訪れていないはず、これだけははっきり言えます。何故はっきり言えるのか、それはある実験結果によるものなのです。その結果によっては、イタリア人であれば発狂して死んでしまうかもしれない、非常に恐ろしい実験なのです。





カリオストロの城のファンならご存知、ルパンと次元がスパゲッティを頬張るシーンですが、この美味しそうなスパゲッティを食べられるレストランはこのモンサンミッシェルに存在するのか?

つまり、モンサンミッシェルの名物、ガレットやオムレツ、そしてこの地で採れるであろう新鮮な魚介を差し置いて、14年以上本国で食べてきたスパゲッティを食すという実験なのです!

まずはお店探しからスタートです。上の画像のような雰囲気のお店でかつスパゲッティが食べられる店、スパゲッッティといってもルパンたちが食べたミートボール入りは無いにしろ、せめてボロニェーゼでなくてはなりません。小さな町を行ったり来たり、恐らく3往復はしたと思います。するとメニューにボロニェーゼがあるお店を発見!雰囲気も近い!





どうでしょうか、雰囲気は似てますよね?

さて、覚悟を決め「ボロニェーゼを一つ下さい」と30年前はお嬢さんだったであろう方に注文し、待つこと15分、覚悟が出来ていたとはいえ、自分の目を疑いました...




「アー、ユー、キディング、ミー?」





キターーーーーー、フランソワーズボロニェーゼ神、降臨

このトマトと全くからんでいない,日本のミートソーススパゲッティと同種の食べ物をあなた達はボロニェーゼと呼ぶのですかっ!お隣の国の食べ物ですよ、せめてナポリタン風であればまだ許せるのに...そして何故チーズが先にかかっちゃっているのですか~っ?

という訳で、この実験結果によりまして映画で全く違うスパゲッティを描かれた宮崎駿氏はここモンサンミッシェルに来られてはいないと断言させて頂きます(笑)。

しかし、カリオストロの城のファンとしてこの実験が出来たことが非常に嬉しい!ありがとうモンサンミッシェル!



いつしか天候は回復しモンサンミッシェルの上空も青空となっておりました。おお神よ、スパゲッティのことは忘れます(笑)。







恐らくみんカラ史上最も汚ないチンクエチェントをご覧いただいたところで、本日はお別れをしたいと思います。

おっと、10分程度の動画もアップいたしましたのでお時間のある方は是非どうぞ。




それではまた


チャオ!
Posted at 2013/02/03 15:53:50 | コメント(13) | トラックバック(0) | ルパン | 旅行/地域

プロフィール

「@かのん28+♪ さん、ご無沙汰してます。落ち着いたら参上します!」
何シテル?   07/27 08:09
イタリアでFiat500に乗っているミラネーゼです。 ルパン好きが高じて、小学生の頃から凡そ30年近く思いを募らせていた「Fiat500」、やっと所有する...
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