先程、お客様から頂いた田舎団子(草団子にきな粉がかかったもの)を堪能しておりましたところ、大量のきな粉を口に含んだ途端、口が開かなくなるという非常に奇怪な現象を体験し、「マ、マトリックス、キター」などと喜んでしまいましたミラネーゼでございます。
さて本日は、「伊太利旧車愛好家的日耳曼民族小移動会場」後の模様をお伝え致します!
「伊太利旧車愛好家的日耳曼民族小移動会場」(しつこい、笑)を出発いたしまして、凡そ30分程でオーストリアとリヒテンシュタインの国境に到着。(あっ、リヒテンシュタインの国境の写真ありましたね)
実はここでパスポートチェックをされることになり、その際警備員に「お仕事ですか?」と尋ねられ、鬼ラフな格好をしている東洋人に対して、何故そんなことを訪ねるのか理解できなかったのですが、30秒後、その謎が解けました。
これだ(笑)。
とはいってもですよ、後部座席には次元から日本から持参したガイドブックが散乱してるのですから
「見ればわかるだろ、旅行だよ!」(Special thanks to CKB )
と言いたいところですが、「はい、旅行です、ニコッ」とお答えいたしました(笑)。
入国するとすぐにリヒテンシュタイン公国の元首・リヒテンシュタイン家の居城となるファドゥーズ城がお出迎え。
実は最近知ったのですが、リヒテンシュタイン侯爵家の創始者、初代リヒテンシュタイン公は「カール一世」というのです。「カール」といえば...
そう、この子の名前、「カール」ですよね!「パトラッシュ」でもなく、「ジョリィ」でもなく、「カール」なのです!!カリオストロ家=リヒテンシュタイン家、すなわちカリオストロ公国=リヒテンシュタイン公国
でもういいでしょ(笑)。
お城の麓からは小道を歩いて登ることにしたのですが、次元の歩くスピードが志村けんのひとみ婆さん並みに遅いので「大丈夫か」と声をかけると、「いやー、腹減ってパワーが出ない」と子供のような返答が(笑)。次元、燃費悪すぎです...
リヒテンシュタインの景色
麓から凡そ15分程でファドゥーズ城に到着。ノイシュヴァンシュタイン城のような壮麗さはありませんが、小国にふさわしい趣のあるお城だと思います。人口3500のカリオストロ公国のお城は大きすぎるのです(笑)。
実はリヒテンシュタインもノイシュヴァンシュタイン城も10年前に訪れたことがあります。その時はホンダHR-Vで車中泊をしながら周りました。当時新しいチンクエチェントはまだ発売されておらず、チンクエチェントで周る「カリオストロの城ツアー」でまたこの地に来ようなど考えもしませんでした。
今年5月、2007年の発売から5年ほど経ちましたが、念願のチンクエチェントをを購入し、真っ先に思いついたのが「カリオストロの城ツアー」です。しかし、リヒテンシュタインとノイシュヴァンシュタイン城を周るには最低4日はかかる距離、土日の2日で周ることはできません。はやる気持ちを抑え、夏季休暇に照準を合わせて着々と準備をしてきたにもかかわらず....
ま、まずい、悪い発作が....
のっつ、のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
(Special thanks to E,YOSHIDA)
私はリヒテンシュタインで誓いました、「カリオストロ号でまた必ず来る」と。
しばらくすると発作も治まり(笑)、精神状態も安定してきましたので、次の目的地に向けて出発いたしました。
ファドゥーズ城を後にして凡そ15分程で、スイスとの国境に到着。非常にシンプルですね(笑)。
ここから更に1時間弱走ったところが次の目的地になるのですが、宮崎駿氏に関係の深い場所になります。それはどこかと申しますと、
駅?鉄ちゃん?(笑)、なになに、駅名はマイエンフェルト
マイエンフェルトと言えば、
はい、ハイジの故郷です!
それにしても日本語で迎えられるとは。ハイジファンは相当多いのでしょうね。
調べてみますとハイジを制作するに当たり、テレビアニメ史上初といわれる海外現地調査が行われているそうで、その調査に宮崎駿氏も参加したそうなのです。宮崎駿氏が実際に見たこの辺りの風景が、カリオストロの城にも少なからず影響していると考えられますね。
ここからは、ハイジに詳しい方に色々コメントを頂ければと思いますので、画像のみアップでいきますね。
残念ながら超巨大ブランコはありませんでした。ある資料によりますと、ハイジのブランコは時速68kmに達していたそうです(笑)。
それではどうぞ!
この日は少し肌寒いくらいだったのですが、ハイジの家の中は意外と暖かくて驚きました。次元とも話したのですが、今でも十分住めそうです。
この箱型のベットなんか、上の写真のものとそっくりですね。
この民家も、ひょっとするとハイジの家がベースなっているのかもしれませんね。
さて次回は、ツアー4日目に突入いたします!
それではまた、チャオ!!
Posted at 2012/11/24 09:35:01 | |
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ルパン | 日記