秋の気分を味わおうと、日本から持ち帰りました乾燥シイタケを使って朝から炊き込みご飯なんぞ作ってみましたが、冷蔵庫におかずとなるものが全くないことに気づき、「フォークソングの詩でも書いてみようかしら」などと考えておりましたミラネーゼでございます。
さて、本日は、続カリオストロの城ツアー(暫定)2日目の模様をお伝えいたします。
2日目は、上の地図にあるC→D→E地点と進んでまいります。昨夜の宿はブンデスリーガのチーム、シュツットガルトのホームとなる競技場近くだったのですが、中学時代サッカー部に所属していたにもかかわらず、ヨーロッパのクラブチームにそこまで関心のない私は、日本人選手が2人も所属しているなど露知らず、大酒を食らって爆睡しておりました(涙)...トホホ....
この日はあいにくの雨模様、これも次元のせいだな(笑)などと思いつつ宿を出たのですが、駐車場がドイツ車で埋め尽くされているのにびっくり!ってドイツですので不自然ではないとは思いますが(笑)。
今回の相棒「FASSINAパンダ号」、ラテンな雄姿をゲルマン民族に見せつけております(笑)。ん?今気づきましたが、カリオストロ家はゴート族の末裔、ゴート族はゲルマン系の民族なので、つまりゲルマン民族のドイツ人男性はロリコン伯爵(笑)。そしてクラリスはドイツ人女性の中に見つけられる可能性が高かったのかっ!ん~それを知っていれば....
このツアーはあくまでも「暫定」、と再度自分に言い聞かせてみる(笑)。
さてさて、ホテルを出発しこの日最初の目的地、ローテンブルクを目指したのですが、この町はドイツの観光道路「ロマンティック街道」沿いに位置しておりまして、「ロマンティック街道の宝石」と言われる程美しい街だということで訪れてみることにしたのです。また私の実家がある長野県上田市にも「日本ロマンティック街道」と呼ばれる広域観光ルートがありまして、将来地域活性化のお手伝いなどをする機会があれば参考になるかな、という考えもありました。お断り致しておきますが、CCBの「ロマンティックが止まらない♪」は今回の訪問には全く関係がございません(笑)。
途中ベンツのタクシーを発見、ん~ちょっと乗ってみたい(笑)。
広大なブドウ畑、ドイツは麦ジュース以外にぶどうジュースも有名ですね(笑)。
宿を出発して凡そ2時間、ローテンブルクに到着いたしました。
ザ、ドイツ(笑)
お友達発見!
お友達ではありませんが(笑)
ドイツ車
ドイツ車
ドイツ車(笑)、ドイツポスト、センスあるな~
1時ほど観光したところでちょうどお昼となりましたので、昼食をとることに致しました。
ソーセージとザワークラフト、そして地場のぶどうジュース(笑)。20年近く前に頂いたドイツのぶどうジュースが非常に甘口で、ドイツワインはすべてそうなのかと思っておりましたが、そんなことはなくイタリアで飲むワインに似ておりました。
お腹も満たされましたところで、次の目的地、「ほにゃらら」(笑)に向けて出発!ロマンティック街道を南下しまして、オーストリア国境を目指します。
オーストリアに近づくとともにアルプスの山並みが迫ってきます。
オーストリアとの国境です。あっさりと通過。
途中、美しい渓谷が待ち構えておりました。
国境を過ぎて凡そ30分ほどで、本日第二の目的地「ほにゃらら」に到着です。連想ゲームなどで「ほにゃらら」と良く言いますが、どなたがお考えになったのか非常に興味があります(笑)。
「で、どこやねん!」とおしかりを受けそうですのでそろそろお答えを。それは
じゃん、
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなったと言われる、ノイシュヴァンシュタイン城!!
か~ら~の、まさかの修復工事中!!
のっつ、のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっつ!!
「酒だ酒だっつ、酒もってこいっ!」「あなた、もうお酒はやめて!」「うるさい、だまって酒もってこいっつ!バシッツ」.....
絶対に次元のせいだ(笑)。今回のツアーのメインといってもいい、ノイシュヴァンシュタイン城を見に来たというのに、ゲルマン源さんが足場組んじゃってるとは...
次元のほうを振りむくと彼も肩を落としてる、そうだ、そういえば彼はディズニーランド好きだった。
忘れもしない、私が二十歳の時に、一つ下の彼が「せんちゃん(彼だけが使う、私に対しての呼称)、俺狙っている子がいるんだけど、一緒にディズニーランド行ってくれない?」と頼まれ、当時ディズニーランドアレルギーだった私はそのことを告げ他のプランにできないのかと尋ねてみても、「どーしてもディズニーランド!」と言い張る程のディズニーランド好きだったことを。
しかし、私が自分の成人式をけってまで彼につきあったのにもかかわらず、一年後の自分の成人式には羽織袴で出席、その写真を私に見せ「せんちゃん、かっこいいべ」と自慢していた最低な奴だということも、私は死ぬまで忘れない(笑)。
「ここまで来たのだから、ともかくお城まで登ってよう」と歩き始めてから凡そ15分、お城に到着。
およよ、修復工事ははお城の半分のようだぞ。
あらら、いいじゃない!ここまで見れればまあ良しとしましょう。
湖の島ではなく山の中に建てられているとはいえ、リヒテンシュタインにも近く私の中ではカリオストロ城の最有力候補なのです。もう一つの候補、北フランスにある「ほにゃらら」(笑)にも行ってみるつもりではおります。
ゴートでは無いのですが
動物が対にあしらわれた紋章は他でもちらほら見かけますが、間違いないような気がしてきます。
お城からの眺めは素晴らしかった!
駐車場に戻ると500のカブリオレが、まさか....
天候もいまいち、足場もかかった状態ではありましたが、「暫定」(笑)ツアーで、ここまで見れたのですから良しということに致しましょう。ちなみに次元は大喜びでした(笑)。帰ったら子供に自慢するそうです...
少し気分が晴れ、ここから30km先の今晩の宿に向けて出発したのですが、走り始めてすぐに運命としか思えないシーンに遭遇致しました。
ん、なんだありゃ?
えっつ、もしかして?
ご、五ェ門!
みなさん覚えていらっしゃるでしょうか。そう、カリオストロの城で、雨の中馬車に乗って五ェ門が登場するシーンです!
残念ながら五ェ門が降りた後のようでしたが、私はこの偶然に感動をし、ますます「ノイシュヴァンシュタイン城=カリオストロ城」説が私の中で確固たるものとなりました。
もう、「暫定」と呼ぶのはやめようかしら(笑)。
宿に着くとすでに7時近く、ホテルのすぐ横にあるレストランで夕食をとることに致しました。実は夕食でもちょっとしたサプライズがあったのです。
食事にぶどうジュースは欠かせません。だってルパンだって飲んでますし(笑)
ほら、ご覧の通り(笑)。
あれ、ここのウェイトレス、このシーンの娘に恰好が似てるかも?
いかがでしょう?なんとなく似ているような気がしませんか。
国際文化交流に多少緊張している私の顔は、皆様にお見せできるようなものではなく、今回に限りまして♡マークで隠すことに致しましたこと、ご了承下さい。決して女子との写真に喜んでいる酔っ払いおやぢの顔ではございません。そして、ここはオーストリアの山の中のレストランであって、秋葉原のメイド喫茶でもないことも皆様にお伝えいたしまして、「続カリオストロの城ツアー(暫定)、その3」を終わらせて頂きたいと思います。
チャオ!!