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ミラネーゼのブログ一覧

2012年07月14日 イイね!

おにぎり in イタリア 後篇

今回宿泊した、一泊45ユーロのホテルですが、部屋はせまかったものの夕食は地元の料理でとても美味しく、また早朝からプールで30分ほど泳ぐことができ、とても満足致しました。

実は会計の時に、「お客さん、夕食で赤ワイン(500ml)飲まれましたよね。こちらは別料金となります」と言われ、ハウスワインにしては美味しかったですし、まあそれは覚悟していましたので「おいくらですか?」と聞いたところ、「追加で3ユーロ(約300円)頂きます」と。
さっ、さんびゃくえんですよ奥さん!ミラノでしたら、ここまで美味しくないワインで、およそ倍は取られているでしょう。

こんな素敵な宿ですので、また秋にでも来ようと思っています。




さて、その宿(D地点)を朝8時には出発し、昨日通った街道を戻るようにしてポンテ・ディ・レーニョ(木の橋)という町まで向かいました。

昨日通ったばかりですが、景色の良いところは時間帯によって変わる表情を楽しめますので、飽きることがありません。



朝日のあたる美しい山々を堪能しつつ、約十キロほど峠道を登り、ポンテ・ディ・レーニョのひとつ前にある峠の町、パッソ・デル・トナーレに到着するとなんとそこには...


「おえっ、みんな見てみろよっ、昨日のクラシックカー野郎どもがいるじゃねーか!」(誰も同乗してませんが...)


これは見るしかないだろうと、ちょっと遠くに500を停めて(間違っても混ざったらいかんだろうと、笑)早速見学をすることに。



左奥に見えるのが私の500です(小心者、笑)。







くっ、くるじ~い(笑)、わんちゃんは飼い主に似ると言いますが...車も?(笑)





初ディーノ君でした。









いや~、クラシックカーはいいですね!!、乗ってる方々もとても自然体で、肩肘張ることなく楽しんでいらっしゃる姿が、見ていてとても心地よかったですね。(おなかの張ってるご婦人はいらっしゃいましたが、笑)

なんて時間を忘れ楽しいでおりましたが、ふと私の愛車に目をやるとちょっと大変な事態が。






うぉー、私の500がクラシックカーに挟まれてる-----------っつ!!

見学している間も、続々とクラシックカーが登場し、私の駐車した辺りまでびっしり。
「ちょっと~、この500、そこ停めちゃう?」なんて陰で言われそう....



しかしながら、なにか有名人たちに挟まれているようでひじょーに嬉しい-------っつ!
また、グリーンのアルファロメオ、かっこうぃ--------!

こんなチャンスもそうないだろうと、アルファーのオーナーに「かっこいいねー、隣の500、私のなんだけど写真撮ってくれる?」とずうずうしくもカメラを渡し、撮ってもらったのがこの一枚。



間に立っているのはコスパな私です。よく考えますと、わが愛車500と一緒に撮ったのはこれが初めてです。

あ、なんのイベントか聞くのを忘れましたが、今調べましたところ、ASI - Automotoclub storico italiano (イタリアクラシックカー協会と訳せばいいかな)の1支部で、ブレーシアにある、Musica Watch Veteran Car Clubというところが主宰したイベントのようです。

「俺もこれでこのクラブの仲間だぜ」的な大きな勘違いをし、非常に気分を良くしながらこの地を後にしまして、ポンテ・ディ・レーニョ経由でイタリアのリゾート地、ボルミオを目指しました。


ところで皆さんは、地図でドライブルートを選ぶときに意識することってありますか?これは昔バイクに乗っていた頃からの私の癖?なのですが、地図上で「細い道」を選んでしまうのです。大きい幹線道路などはそこそこ走りやすいですし、スタンドの心配もないのですが、風景に満足できないことが多々あったからです。

このポンテ・ディ・レーニョ~ボルミオルートも「Google Map」で細かったので選んだのですが、実は「細すぎ」たのです(笑)。画像が無くこの車道の狭さをお伝えできないのが残念なのですが(動画がるのでいずれアップします)、私の500とバイクがすれ違うのもぎりぎりのような所もありありました。横はすばらしい「崖」ですので、落ちたら「Ciao(バイバイ) !」です(笑)。この時に思いましたが、欧州の峠道を堪能するには間違いなくバイク(自転車含む)か小型車ですね。小さな500で良かった~(笑)。



峠の頂上からの眺めです。左の奥に崖崩れ防止のトンネルが見えるかと思いますが、そのトンネルの先が非常に細かったか所です。



頂上はバイクだらけ、自転車で上ってくる強者もわんさかいました。実はこの峠、ジーロディタリアでよく使われているそうです。看板を見て頂くとお分かりになるかと思いますが、標高「2652m」!
看板の「PASSO GAVIA」でググると画像なども出てきますよ。



目の前の集団はアフリカツインのオーナーズクラブですね。



頂上の喫茶店にはジーロディタリアの記事が。ここまで自転車で上がってきた写真のお二人、チョコレートケーキ食べてました(笑)。


さてさて、この峠を後にしてリゾート地ボルミオを通過、今回2度目の「細い道」となりましたが、こちらは先程の峠よりも道幅は広く、快適なドライブでした。




この後、リヴィーニョという町を通り過ぎるといったんスイスに入ることになります。
スイスに入りますとある鉄道と並走することになるのですが、実はこの鉄道、ベルニナエクスプレスといい世界遺産に指定されているのです。鉄ちゃんの私としては、今乗りたい鉄道N01ですね。



この湖はイタリア語でLago Bianco、「白い湖」といいます。名の通り白濁色の湖ですね。



これが噂の「ベルニナエクスプレス」、そういえば、寺尾聡が「ハバナエクスプレス」という歌を歌っていましたが、恐らく関係はないと思います(そっとしておいてください、笑)。



ということで今回のツアーは終わりとなります。

来週末、もし時間が取れればカリオストロツアー第二弾に出かけようと思っています。



それではまた、Ciao Ciao !









Posted at 2012/07/14 22:36:23 | コメント(18) | トラックバック(0) | 日記
2012年07月07日 イイね!

おにぎり in イタリア 前篇

最近、山に出かける機会が多くなり、非常に心地の良い時間を過ごしておりますが、何か物足りないと感じることがしばしばあります。

長野育ちの私は中学時代よく山に登りましたが、その時楽しみにしていたのが、山の中で食べるお弁当です。お弁当といっても、おにぎり、それとほんのちょっとのおかずですが、あのうまさは格別!、一流シェフの作るフレンチのフルコース以上でしょう。(食べたことはありませんが...)

「この物足りなさは、きっと、きっと昼食のせいだ~っ!」と考えた私は早速おにぎりを持って出かけてみることにしました。


今回のルートはこんな感じです



宿泊先はDの場所、ラッビという村ですが、何故ここに決めたかといいますと宿泊代が安い(笑)!
宿泊先を探すのに、いつもBooking.com(お勧めです)というホテル検索サイトを使うのですが、週一回「格安ホテル特集」なるオファーを送ってくるのです。その中には約1000円で泊まれるものまで!

コスパな私ですので(コスパってコストパフォーマンスの略ですよね?)、この手の検索は2時間やっていても飽きません(爆)!ちなみに今回の宿ですが、プール、サウナの設備もあって夕食込でなんと約4500円(45ユーロ)!よ、よんせんごひゃくえんですよ、奥さん!


さて、出発前日におにぎり(中身は何ですか?等のご質問は受け付けておりません、笑)を仕込んだ私は朝9時半に家を出発、一路ベルガモ方面に向かいます。

ベルガモに行く途中には、皆さんご存知のブレーキメーカー「ブレンボ」があります。亡くなった父が日本の某ブレーキメーカーに勤めていたので、私にとって色々な意味で「気になるあいつ」なのです。この文章を書きながら、ブレンボに勤めている知り合いに「展示室などないか」メールで問い合わせてしまいました(笑)。もしあった場合は、今度レポートしますね。

ベルガモまではミラノから40分ぐらいで到着します。この町からブレーシアにかけてはシャツメーカー、またクラシック家具メーカーなどが点在しており、私たちの取引先も数社あります。


ベルガモの街を過ぎると次第に山の中へと入っていきます。







くねくねと見えるチューブをそりで滑り降りていました。やってみたかったのですが、家族連れが多くおじさん一人で行く勇気がありませんでした...



峠の頂上は牧草地になってました。冬はスキー場です。

そろそろ時間もお昼近くになり、峠の頂上付近ですので景色のいいところでおにぎりを頂こうとゆっくりと車を走らせ、峠を少し下り始めたその時、こんな景色に遭遇しました。



車を止め、峠の下をのぞくと木製のベンチがあり、そこで昼食をとることに。



おにぎりがアルミホイルで見えませんが、わざと隠して撮ったわけではありません(笑)。
いや~、やっぱり山の中で頂くおにぎりは最高です!日本人に生まれてよかった(笑)。4つ握っていきましたが、見事完食。欲を言うと、冷たいお茶と、つけもの、卵焼き、唐あげがあれば..

この峠は良いドライブコースのようで、クラシックカーもちらほら通り過ぎていきました。景色もさることながら、通り過ぎるクラシックカーを眺めながらのおにぎりも、私にとっては贅沢の極みです。




さて、贅沢な時間を堪能し今夜の宿泊地であるラッビに向かい始めたのですが、非常に気になることが起こり始めます。



お、いいねえ~



素敵!



オープンカーもいいな



ここまで来ると維持が大変だぞ



ていうか



クラシックカーが



多すぎや



しませんか~っつ!


そうなんです。すれ違う車のクラシックカー率が異常に高いのです!なんだなんだ、何かあるのか?聞いてませんよ、そんなこと。

この日は対向車としてすれ違うだけだったのですが、翌日彼らと再会することになるとはこの時想像だにしておりませんでした。



ということで、この続きは後編で!!






Posted at 2012/07/07 16:50:02 | コメント(13) | トラックバック(0) | 500 | 日記
2012年07月01日 イイね!

Compleanno di Fiat500 後編

Compleanno di Fiat500 後編カリオストロの城、好きですよ。でも、パンクは嫌いです。

只今、ふてくされて車で寝てます...
Posted at 2012/07/01 15:28:30 | コメント(9) | トラックバック(0) | 500 | 日記
2012年07月01日 イイね!

Compleanno di Fiat 500 前編

Compleanno di Fiat 500 前編本日、日本ではFiat500の誕生日を祝うフェスタをやっているとの事で、私もそれに便乗し、葛西=海という事でポルトフィーノという海辺の街に来ています。

と、ここまではよかったのですが...

iPhoneからの投稿で画像が1つだけしかアップできない様なので、次のブログに続きます。
Posted at 2012/07/01 15:20:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 500 | 日記
2012年06月25日 イイね!

ラリーを見に行ってみよう、その4(最終章)

皆様にご報告を。

最近ラリーの記事などを読み始めて、セバスチャンローブの存在を知ったのですが、なんとこのラリーで走っていたのです(DS3)!



サイドウィンドにしっかり「S.LOEB」、そしてコ・ドライバーで「D.ELENA」と入っているではないですか!

もう少し勉強してから行くべきでした(涙)...

だんだん悔しくなってきまして、10月ひフランスのアルザスで開催されるWRCを見に行こうと画策いたしております(笑)。


さてさて旅の続きですが、翌日はツェルマットに向かいました。実はこの町、一般車両が入れずひとつ前の街より鉄道で向かわなければなりません。「向わなければなりません」とちょっと面倒くさそうななニュアンスで書きましたが、鉄ちゃんの私ですので面倒くさいはずありません。むしろ「喜んで!」(笑)。

ツェルマットに近づくにつれて谷間も狭くなり、並設する線路が見え始めてきました。「もしかして運よく列車とすれ違うのでは?」なんて考えておりましたところ、ちょうど車と停めておける所でツェルマットより下ってくる列車を発見、すかさず激写(笑)!






お気づきの方もおられるかと思いますが、「勾配がかなりきつい」のです。実はこの路線、ラック式鉄道(アプト式のようです)で二本のレール内に歯型のレールを敷設し、車両から出る歯車が噛み合って推進力となる方式なのです。

撮影地点近くには昔の車両が展示されておりました。




更に進むと、道路と線路の距離がとても近づきましたので「ひょっとして列車と並走するシーンが撮れるかも」と思い、フロントガラスにiPhoneをセットし動画を撮影してみました。

その時の動画はこちらです。


偶然にも少しだけですが列車を動画に収めることが出来ました(笑)。


この後、ティシュという町に到着しそこから念願の鉄道に乗りツェルマットの町へ。ツェルマットに到着すると思わぬものが待ち構えておりました。それは、



電気自動車です。なんかかわいらしいですよね。





パトカーも電気自動車。逃げ切れそうな気がします(笑)。

彼ら電気自動車が活躍する町中はこじんまりしていて、古い建物が多く残されていましたので観光地でありながらも落ち着いた雰囲気を醸し出しておりました。

ちなみにこれはマクドナルド







食糧を保存する倉庫でしょうか。




2階からの出入りを考慮した造りになっていますね。この地域の雪深さを物語っています。



レストランに掲げてある木彫り面(というのかな)は、日本のなまはげに似てるような気がします。



雲に隠れてしまったマッターホルン、あの山の向こうはイタリアのチェルビニアという町です。
スキーで国境越えもできます。


さてこれで「ラリーを見に行ってみよう」は終わりとなります。
次回は、おにぎりをもってドライブに行った話を致します。

Posted at 2012/06/25 00:28:29 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@かのん28+♪ さん、ご無沙汰してます。落ち着いたら参上します!」
何シテル?   07/27 08:09
イタリアでFiat500に乗っているミラネーゼです。 ルパン好きが高じて、小学生の頃から凡そ30年近く思いを募らせていた「Fiat500」、やっと所有する...
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