
2月22日はネコの日だそうで(^^;
ネコが大好きなので、せっかくだからネコの病気について紹介してみます♪
実家で飼ってるニャー子ちゃんは、今年で11歳になるおばあちゃんです♪
生後半年ほどで迷い込んできて(捨てられて?)、あんまり可愛いのでうちで面倒を見ることになりました。(結婚前の話なので私は実家にいました)
小学生の頃からずっと猫を飼っていましたが、最後に飼っていた同じキジトラ模様のネコが行方不明になってから2年後くらいの出来事です。
模様までそっくりだから、生まれ変わりかもしれないなぁなんて思いながら家族みんなで可愛がってます♪
そんなニャー子ちゃんですが先週、お隣のおばちゃんが「咳をしてる」と教えてくださいました。
そのおばちゃんは20歳になるネコを飼ってるベテランなので、吐き気と間違ってるとかではないな~・・・
年とった犬猫が咳をするのって、「ただの風邪」より心臓病を疑います。
それでもただの気管支炎とかであってほしいな~と淡い期待をいだきつつ、動物病院へ連れて行きました。
ネコの咳ってすごく珍しいんです。担当してくださったのが30代の若い先生ですが一回も聞いたことないって・・そういう私もないかも・・・(^^;
まず聴診で、心雑音も肺炎もなし。なので心エコー・腹部エコー(一応毛玉の疑いで)・胸部X線・血液検査一般をやって頂きました。(おとなしい子なので検査のリスクは少ないと判断)
レントゲンにひとつ気になるところが・・・肺動脈だったかな?太くなってるという典型的な症状だそうです。
「犬糸状虫症(フィラリア症)」の疑いが・・・
血液検査ではっきり陽性が出ました。 →
こんな病気です。 こちらもわかりやすいです。
簡単に言うと心臓に寄生虫が住み着いちゃってる状態です。
がび~ん・・・
よくある、「まさかうちの子に限って」なんてベタなセリフを言いたくなってしまいました。
動物病院ではそれくらい珍しい病気ですが・・・
ネコちゃんが感染した場合、症状が出にくくある日突然死する場合があります。なので気がつかなくて来院数が少ないだけなのかもしれませんね・・・
本来は犬の病気なのですが、九州など暖かい地域では蚊も多いし、しかも田舎では予防率が低いのでフィラリア症の犬も多く、うっかり猫に感染してしまう確率も意外と高いのでは?と言えますね。
うちのニャー子にフィラリアをうつしたフィラリア症に感染してる犬が近所にいるはず!!
その子もかわいそうですけどね・・・犬飼ってるならフィラリア予防くらいしてやれ~!と言いたいです・・
私も、猫の感染率は低いから・・・と安心してまさか感染するなんて思ってなかったからいけないんですが。これからはまさかの可能性もあるのでしっかり予防します。
長くなりましたが、猫を飼ってる皆さん、うちの子に限って・・・と思わず予防しましょう(^^;
月一回の飲み薬(or首のうしろにつける薬)で予防できますので4月以降くらいの蚊の発生時期になったら動物病院に相談しましょう♪
医者の不養生じゃないですが、元プロとしてはあるまじきことなので肝に銘じてこれからはしっかりニャー子ちゃんのケアして行きたいと思います。
まじめなお話でした~。
Posted at 2010/02/22 23:32:57 | |
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