
かの名ベーシスト、ジャック ブルースが亡くなってしまった。いつかはこういう日が来るとは思っていたが、実際頭では納得していても感情的にはやはりショックを受けているとしか言いようが無い。
ジャック ブルースという人の存在がなかっらワタシは今のようにギター、いやむしろ楽器にハマっていなかったかもしれない。初めて聴いたのがクリームのグッドバイだったというのがポイントかもしれない。あのアルバムの一曲目「I'm so glad」のライブバージョンは衝撃的だった。正直クラプトンよりジャックのベースプレイに耳が行った。後にジャズにハマったのもこの時の体験が作用しているかもしれない。常に活動をフォローしているわけでは無いけど、頭の片隅には名前が必ず残っている人、それがワタシにとってのジャック ブルースだ。
確かジャック ブルースってジャズ好きの筈なんだけれど、アルバムとしてきちんと残っているのはこれとトニーウィリアムスのライフタイムのと「THIS THAT(?だったか)」ぐらいしかジャズ音源が残っていない筈(もしかしたらワタシが知らないだけかもしれんが、もしそうならむしろ教えて欲しい)。しかも、この音源例えるなら日本の一般人のビル エバンスが好きな人なら敬遠しそうな音で結構尖ったジャズをしていた印象。でもまあクリームのライブ盤のあのプレイを聴いていれば予想内ではあるか(笑)。
1960年代のイギリスはどうもジャズもブルースもロックも一緒くたにプレイされていたようでこの人以外にもジョン マクラフリンとかジョン ハイズマンとか意外な所ではリッチー ブラックモア(ジャンゴ好きなのは有名だろうし、IN ROCKのBLOODSUCKERでは若干ジャズっぽいソロを披露している)もほぼ同世代じゃないだろうか。ワタシもこの頃のプレイヤーを目指して精進しているつもりであるが、如何せん目標に達しているかは自分ではわからない(笑)。
金銭的には成功しているとは言い難いと思うが、ソロアルバムもいい曲が多い。ましてや彼から影響を受けてベーシストになった人は多いはず。そんな偉大なるベーシストに乾杯‼︎‼︎
R.I.P Mr.Jack Bruce…
Posted at 2014/10/26 21:33:01 | |
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