2012年11月30日
質問をいただきました
・サーキットは沢山あるのになぜ南千葉サーキットが突出して問題になっているか?
・なぜサーキットが作られてから問題となっているのか?
といった趣旨の質問を頂いております。
ありがとうございます。
他のサーキットでの騒音がどの程度で、被害を訴えている方がどれだけいらっしゃるか
わかりかねますので、我々には比較はできませんが
住民が泣き寝入りしている事も少なくないのではないでしょうか?
南千葉サーキットはショートコースとラジコンサーキット(現在駐車場になっているところ)だけの小規模な施設であったものを、三年ほど前に経営者が変わり、コースを倍以上に拡張し四輪車のドリフト走行を売りにするような施設になったという経緯があります。
設立当初から騒音をはじめ様々な問題はあったようですが、
騒音は今の半分以下だったでしょう。
経営者が変わり、コースを拡張しましたが、
小規模な開発のため行政から監視、指導を受けずに作られ、
事前に近隣住民に説明や相談などなく、四輪車のドリフト走行がある日突然始まったのです。
ご存じのようにサーキットとしては狭く、走り出すと低いスピードにも関わらず排気音とスキール音が鳴りっぱなしになります。
敷地ギリギリまで走行部分となっていながら特別な防音対策もありませんので
境界でのドリフト音は軒並100dBを超えます。
その爆音に耐えながら、時には堪え切れず避難しながら畑を耕す方もいらっしゃいます。
300mも離れれば人家もあります。
騒音防止法や条例の規制地域外である為、何ら違法性が無いとする経営者に対して
繰り返し苦情を言い、何度も行政にお願いし、団結して会をつくり、署名を提出し、新聞の記事になり
このように問題を広く認識して貰うまで数年掛かってしまったという事です。
ある程度の数の人間が、まとまって会を作り、被害に対して声をあげるには
相当の時間が必要でした。個人で被害を訴えても相手にされず、愚痴をこぼしていたら
俺も、私もという方が結構いてというのがスタートですから。
現在、排気音の規制があるという看板はあるものの、測定している様子は見られず、
走行中も音を測定しないので、オレンジボールで走行中止にする事も無いようです。
これは皆さんへのお願いですが
通常のサーキットでは、近隣への配慮、社会的な責任を最低限考えるものではないでしょうか?
もしご存知でしたら、そういった事例など教えていただけますと大変助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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Posted at
2012/11/30 01:07:48
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