1年以上更新してないなので久々に。
毎度のことながら車ネタじゃないけどね(笑)
家を建てる時に予算の関係で断念した小屋裏収納なんだけど・・・
物が溢れてきたので・・・
昨年、DIYで1から作ってみた( ̄ー ̄)ノ
↑まだ扉の仕上げのクロスを貼ってないけど・・・
実用上問題ないので放置中(笑)
作った小屋裏収納の広さは8帖。
そのうち1帖弱は梯子ユニットの面積なので実質は7帖ほどになる。
製作期間は、2021年7月末から12月末の約5カ月。
作業自体は休日の午前中がほとんどで、平日は作業せずにのんびり作ってたので、けっこう長くかかってしまった感じ。
製作費用は、14万円ぴったりくらい。
ウッドショックで値段が高騰し始めてたけど、近場にホームセンターが4つもあるので、全店舗の価格をリサーチし、部材ごとに一番安い店舗で買い溜めしておいたので、通常時+1万円くらいで作ることができた。
以下に簡単にはなるけど、製作過程を時系列順にまとめてみた。
1.作業前の小屋裏の状況
まず初めに、点検口から小屋裏へ入り、写真を撮ったり寸法を測定したり。
電気配線、雲筋交い、吊り木などが入り組んでるので、「さてどうしようか?」と家の図面を見ながら計画を練った。
2.天井収納はしご「YM-790」を購入
コスト優先で木製のものを購入した。
そのため、ずっしりと重い重量。
ユニットのままだと、脚立に乗りながらの持ち上げは不可だったので、2分割に分解した。
3.天井穴あけ
取説を見ながら、小屋裏内で補強枠を作って位置決めし、ノコギリでサクッと穴を開けた。
もう後戻りは不可能!(笑)
4.梯子の取り付け
分割したユニットの梯子の方を開口した穴から小屋裏へ上げておき、扉を固定してから梯子を取り付け。
これで狭い点検口からのアクセスから解放され、以降の作業のほとんどは梯子からのアクセスになる。
5.根太組み
梁の高さがまちまちだったので、水準器を使いながら2x4材で高さを揃えて、その上に根太を組んだ。
底上げした影響で、小屋裏収納の天井高が90mmほど低くなってしまうが、仕方なし。
配線もこれで回避することができた。
6.床下に断熱材施工
屋根直下で夏は灼熱のため、断熱材の効果があるかは不明だけど、ないよりはマシかなと思い、根太の間にグラスウールを入れた。
写真にはないけど、グラスウールの上には防湿シートも敷いた。
本当は断熱材はスタイロフォームにしたかったけど、予算的に断念(汗)
7.床の捨て貼り
フロア材の下地として針葉樹合板を捨て貼り。
910x1820のままだと作業が大変なので、910x910にカットして施工。
床が出来ると移動や作業がものすごく楽に(^^)
8.天井の断熱材とボード貼り
野地板や垂木はなるべく触りたくなかったので、母屋を利用して野縁を組んだ。
次に、野縁との間に断熱材を入れて防湿シートを貼り、その下にプラスターボードを施工。
湿気で野地板が腐るのは勘弁なので、断熱材との間の通気層は約60~70mm確保しておいた。
(ちなみに、通気層を簡単に確保できる「風通し銀次郎」と言う建材は、通気層が30mmになってる。)
断熱材の上に透湿防水シートを貼ると良いみたいだけど、コストの兼ね合いで省いた。
9.壁側に断熱材施工
天井部の作り込みで上を向いての作業が続いてたので、この辺は気楽に作業ができた。
途中で断熱材が足りなくなったので買い足し。
10.梯子ユニット周辺の仕上げ
before
after
梯子から床までの段差が高かったので、2x4で踏板を一段作っておいた。
11.フロア材の施工
無垢材は予算的に無理なため、複合材のフローリングをチョイス。
調べた中で一番値段の安いものをホームセンターで購入。
乱尺貼りなどで見た目をきれいにしようとすると、柱の部分の加工難易度が若干上がってしまうので、作業効率重視で柱の位置に合わせてカットして施工した。
そのため、繋ぎ目が直線になってしまったが、妻は気にならないということなので・・・まあいいかって(笑)
床が完成したら、一気に部屋っぽい感じになってきた♪
12.壁面のボード貼り
切妻の傾斜部分は、角度を測る専用の道具を持っていなかったので、さしがねで角度を求め、ダンボールで型を作りながらカットしたんだけど・・・
これがなかなかピタッとはいかず(^^;)
苦戦しながらも、なんとかボードが貼れた感じ。
ちなみに、スマホアプリの水準器などをいくつかDLして、角度を測定したりしてみたけど、個人的にはどれも使い物にならなかった(^^;)
それから、最初に施工した傾斜部は、微妙に角度計算にミスがあり隙間が10mmほど出来てしまったが、最終的にはバックアップ材を詰め込んでパテで塞いだ。
13.ボードへのパテ塗り
パテ塗りは、とりあえずYouTubeで手の動きなどを勉強してから取り掛かった(笑)
パテヘラの使い方に慣れてくるとけっこう楽しい作業だった。
ただし、素人なので、厚く盛りすぎたりした箇所が多く、削るのが大変だったけどね(^^;)
最初は手動で丁寧にヤスリ掛けしてたけど、面倒になって途中からサンダーで仕上げちゃった(笑)
14.塗装仕上げ
最初はクロスで仕上げる予定だったけど、クロスだと天井や雲筋交い周辺が難易度高そうだったので、無難に塗装にした。
15.一先ずの完成
照明はバータイプのLEDで10Wのものを2灯取り付け、スイッチは梯子の最上部付近に設けた。
柱や雲筋交いの表面がガサガサだったのでケガをしない程度までヤスリをかけて、それから目隠しの巾木を取付け。
最後に収納棚を作って、とりあえず完成した。
写真は、梯子を上ったところから撮影した正面と右手側のものになる。
左側にも高さはないけど2帖ほどのスペースがあり、ここには現在、アウトドア用品やクリスマスツリー、スーツケースなどを収納してる。
夏休みの工作程度のノリで作ってみたんだけど、今までDIYでいろいろと作ってきた中では、一番の大作になったかなと思う(^^)